IEEE 802.1Q
タグVLANの規格だよ
IEEE 802.1ってところが決めたよ
簡単に書くよ
IEEE 802.1Qとは
IEEE 802.1ってところが決めた、タグVLAN
(所属するネットワークを書いた名札をデータにくっつけて、その名札をもとに制御するVLANのやり方)の規格
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「VLAN(ブイラン)」と「タグVLAN」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
VLANは「元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク」です。
スイッチと呼ばれるネットワーク機器にイタズラすることで、物理的な配線とは違うネットワークを作れます。
例えば、そうですね。
とあるネットワークが あったとしましょう。
このネットワークは、スイッチ経由で5台のコンピュータが つながっています。
スイッチにイタズラをして、コンピュータ1は2としか やり取りできないようにしました。
2も1としか やり取りできません。
同じように、3~5は お互い やり取りできるようにしました。
3と4と5の間では やり取りできますが、1や2とは やり取りできません。
そうすると、物理的には1つのネットワークですが、論理的には2つのネットワークがある状態になります。
この「論理的なネットワーク」がVLANです。
実際につながっている線とは別の、意味上のネットワークですね。
タグVLANは「データに名札をくっつけて、その名札によって所属するネットワークを判断する やり方」です。
詳細は、用語「タグVLAN」の説明を ご覧ください。
以上を踏まえて、本題に入ります。
タグVLANを実現するにはルールが必要です。
例えば、そうですね。
データにくっつける名札は日本語で書きましょうか?
それとも英語で書きましょうか?
名札をくっつける位置はどこにします?
頭のところにしますか?
それとも意表をついて足の裏とかにします?
これらのルールがあいまいだと問題が生じます。
例えば、スイッチAが日本語で書いた名札を足の裏に貼りつけたとしましょう。
スイッチBは英語しか読めない上に名札は頭のところに付いているだろうと考えていました。
この状態でスイッチAからスイッチBにデータを送ったら、スイッチBはスイッチAがくっつけた名札を見つけられませんよね。
仮に見つけたとしてもスイッチBは英語しか読めないのです。
日本語で書いてある名札は読めません。
つまり、ルールの違うスイッチAとスイッチBは、やり取りができないわけです。
「事前にルールを合わせておけよ」と思うかもしれませんが、スイッチAとスイッチBを作っている会社が違う場合はルールを合わせるのは難しそうですよね。
そこでIEEE 802.1ってところが「タグVLANをやるときは、こんなルールにすっぺやー」と、みんなで使える共通ルール(規格)を決めました。
この
IEEE 802.1ってところが決めたVLANの規格
が「IEEE 802.1Q」です。
例えば「名札は英語で書くこと!」や「名札は額のところにしっかり貼り付けること!」などのルールが決められています。
IEEE 802.1QはタグVLANにおける共通ルールです。
IEEE 802.1Qに従っている機器同士であれば同じルールを共有しています。
作っている会社が違うスイッチAとスイッチBでもタグVLANを使える理屈です。
一言でまとめるよ
まぁ「IEEE 802.1Q」って単語が出てきたら「タグVLAN
(所属するネットワークを書いた名札をデータにくっつけて、その名札をもとに制御するVLANのやり方)の規格なんだな~」と お考えください。






