水平展開
手持ちの資産を流用するよ
今までとは違う場所で活用するよ
「垂直展開」と対比されるよ
簡単に書くよ
水平展開(読:スイヘイテンカイ)とは
手持ちの武器を使って、より広範囲に攻撃すること。
もう少し真面目っぽく書くと
今持っている知識や技術、ノウハウなどの資産を、今までとは違う場所で活用すること
です。
詳しく書くよ
自分の持っている資産の量や価値を縦軸、資産を活用している場の数を横軸に取ってください。
良い意味で横に移動するのが「水平展開」です。
つまり、現在手元にある資産はそのままに、その資産を活用できる場を増やしていく方向性ですね。
例えば、私は現在「わわわIT用語辞典」を運営しています。
お金が欲しいので、わわわIT用語辞典には広告を貼っています。
この広告収入が、仮に1ヶ月100円だったとしましょう。
残念ながら、100円ではジュースも買えません。
せめて400円くらいのお値段の高級アイスが買えるようになりたいです。
どうすれば良いでしょうね?
簡単です。
わわわIT用語辞典と同じだけ稼げるサービスを、あと3つ作れば良いのです。
でも一から作るのは大変ですよね。
そこで私は、わわわIT用語辞典と裏側のシステムがほとんど同じ
・わわわ拡張子辞典
・わわわWindowsコマンド辞典
・わわわLinuxコマンド辞典
の3つを新たに作りました。
ぶっちゃけ、中身はほとんど、わわわIT用語辞典と一緒です。
ただし、対象としている相手が違います。
「わわわIT用語辞典」は用語の意味を知りたい人向けのサービスでしたが「わわわ拡張子辞典」は「あれ?この拡張子のファイルってどんなファイル?」を、つまりファイルの種類を調べたい人向けのサービスです。
同じように「わわわWindowsコマンド辞典」は、Windowsを使っている技術者の方がコマンドの使い方を調べるときに、「わわわLinuxコマンド辞典」はLinuxを使っている技術者の方がコマンドの使い方を調べたいときに見てもらうことを想定しています。
「わわわ拡張子辞典」「わわわWindowsコマンド辞典」「わわわLinuxコマンド辞典」の3つを作ったからといって、私の手元にあるノウハウは増えていません。
でも、運営しているサービスの数は4倍になりました。
それぞれのサービスがわわわIT用語辞典と同じくらい稼いでくれれば、収入は一気に4倍です。高級アイスも目の前です。
このように、手持ちの武器を強化するのではなく、手持ちの武器で戦える場を増やすのが水平展開です。
いわば、資源の効率的再利用ですね。
一般的に、水平展開の事例でよく挙げられるのは、フランチャイズです。
フランチャイズは、お店のメニューや接客などのノウハウを再利用して、多店舗展開することで利益を増やしていきます。
手持ちの武器はそのままに戦う場所を広げていく、典型的な水平展開戦略です。
ちなみに「わわわIT用語辞典」ですが、暇を見つけて、地味にコツコツ新しい用語を追加しています。
それ以外にも、運営当初は無かった「コラム」や「違いの分かるピヨピヨ」などの新しいコンテンツを追加しました。
これは「わわわIT用語辞典自体をより良いサービスにすれば、それに伴って見てくれる人も増え、広告収入も増えるだろう。ぐへへへへ」という目論見からです。
このように、手持ちの武器自体を強化するやり方は「垂直展開」と言います。
自分の持っている資産の量や価値を縦軸、資産を活用している場の数を横軸に取ったときに、良い意味で縦に移動していく方向性ですね。
「水平展開」と「垂直展開」はセットで覚えてあげてください。
多くの場合は両方を同時に目指し、そして失敗するのがお約束です。しくしく。
一言でまとめるよ
まぁ「水平展開」って単語が出てきたら「手持ちの資産を他の場所で活用するんだな~」と お考えください。






