ベータ版
「0.9版」だよ
大体できたよ
でも、まだ完成したとは言わないよ
だから、不具合があっても怒らないでね
簡単に書くよ
ベータ版(読:ベータバン 英:beta version)とは
「大体できたけど、まだ完ぺきではないよ。だから不具合があっても怒らないでね」なバージョンのこと
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
完成は目前で最終テスト&調整段階の物
が「ベータ版」です。
「0.9版」とか言う場合も あります。
テスト的に使ってもらって、問題がないことを確認する段階ですね。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がゲームソフト「ピヨピヨクエスト」を作ることにしました。
勇者「ピヨタ丸」が魔王「ピヨーコ」を倒すために冒険するゲームです。
完成したゲームは売っておやつ代にします。
ピヨ太君は一生懸命ピヨクエを作りました。
そして、とりあえず動く物ができました。
ピヨ太君の手元にあるのは「形は、できたよ!動くことは動くよ!」なピヨクエです。
動くことは動きますが、おかしなところもあります。
このまま世に出したのではクレームの嵐でしょう。
そこでピヨ太君は、ピヨクエのテストをして見つかった不具合を直す作業をしました。
いわゆる「品質を上げる」作業です。
ふむ、こんなところでしょうか。
ピヨ太君的にはピヨクエの品質はバッチリです。
……と思ったのですが、なんとなく、まだ不安が残ります。
ピヨ太君は慎重派なのです。
そこでピヨ太君は、ピヨ子さんに「大体できたけど、まだ完ぺきじゃないよ」なピヨクエで遊んでもらうことにしました。
「ボクでは気付かなかった不具合をピヨ子さんなら見つけるかも」と思ったのです。
案の定、ピヨ子さんはピヨクエの不具合を見つけました。
ピヨ太君は、ピヨ子さんに遊んでもらった結果を踏まえてピヨクエを改良しました。
ピヨ子さんが見つけた不具合はバッチリ直っています。
さすがに、そろそろ良さそうですね。
ピヨ子さんのお墨付きももらえました。
これなら世に出せるでしょう。
ピヨクエは「多分バッチリだよ!売っても大丈夫だと思うよ!」なピヨクエになりました。
やったね!
ここまでを振り返ってみましょう。
ピヨクエは、まず「形は、できたよ!動くことは動くよ!」なピヨクエになりました。
次に「大体できたけど、まだ完ぺきじゃないよ」なピヨクエになりました。
最後に「多分バッチリだよ!売っても大丈夫だと思うよ!」なピヨクエになりました。
この話における「大体できたけど、まだ完ぺきじゃないよ」なピヨクエがベータ版です。
ベータ版は、機能的には、ほぼ完成しています。
ただし、最後のダメ押しでテストをしたり細かい部分を調整したりしたいので、まだ「完成したよ!」と言いたくありません。
そんなときに使われる表現です。
ちなみに「形は、できたよ!動くことは動くよ!」なピヨクエは「アルファ版」と言います。
「多分バッチリだよ!売っても大丈夫だと思うよ!」なピヨクエは「製品版」です。
気が向いたら、全部併せて覚えてあげてください。
……というのが本来の意味のベータ版です。
現実的には「できてないとは口が裂けても言えないけど、まだまだ先は長いんだよね」な場合にも使われる表現です。
例えば、まだ完成していないけど納期が来ちゃった場合とかですね。
品質に問題があるけど出さないわけには行かないときとかに「ごめん!不具合があっても広い心で許してね!」な懇願の意味をこめて「ベータ版」と表現したりもします。
「ベータ版」という単語が出てきたら発言者の顔を じーっと見つめてください。
目を逸らしたらピンチかもしれません。
実は、まだ、できあがってないんじゃないですかね。
もちろん冗談ですよ?
冗談です。
冗談ですってば!
一言でまとめるよ
まぁ「ベータ版」って単語が出てきたら「『大体できたけど、まだ完ぺきじゃないよ(だから不具合があっても許してね)』版なんだな~」と お考えください。






