フォールバック
機能や性能を制限して動かすよ
何か問題が起きたときにやるよ
「止まるよりは、しょぼい方がマシでしょ?」だよ
「フェイルバック(failback)」と間違えないように気を付けてね
簡単に書くよ
フォールバック(英:fallback)とは
コンピュータの世界における「えっ?風邪引いてるの?それなら今日は、外回りはしなくていいし定時で帰っていいよ」のこと。
用語の中身としては
コンピュータの世界における「無理はしなくていいけど、休むんじゃねーぞ!」のこと
です。
もう少し具体的に書くと
何らかの問題が発生したときに「止まるよりは、しょぼい方がマシでしょ?」な考えに基づいて、機能や性能を制限して動かし続けること
です。
詳しく書くよ
突然ですが、ピヨ太君はデキるビジネスマンです。
そんなピヨ太君ですが風邪を引いてしまいました。
そこでピヨ太君は上司のピヨ子さんに「調子が悪いから帰ります」と言おうとしました……が、ピヨ子さんに先手を打たれてしまいました。
「あら?顔色が悪いわね。今日は無理をしないで定時で帰りなさい」と言われてしまったのです。
結局ピヨ太君は定時になるまでお仕事を続けることになりました。
これをコンピュータの世界でやるのが「フォールバック」です。
1.問題が発生したときに
2.無理をさせない代わりに
3.休ませないで仕事を続けさせる
行為を指します。
鬼ですね。
例えば
・処理がパンクしそうなときに、受け付ける仕事の数を減らす(けど仕事は続ける)
・一部の機能が壊れたときに、その機能を使わせない(けどシステムは動かし続ける)
などの対応です。
フォールバックは「止まるよりは、しょぼい方がマシでしょ?」な考えに基づいて行われます。
実際に何を指して「フォールバック」と呼ぶかは、いろいろです。
極端な話「システムが全壊したので代わりに人手で作業する」などの対応も、捉えようによってはフォールバックと呼べないこともありません。
呼ばないですけどね。
いずれにせよ
1.問題が発生したときに
2.無理をさせない代わりに
3.休ませないで仕事を続けさせる
さえ覚えておけば文脈から意味をつかめると思います。
あと、ついでなので書いておくと、フォールバック(fallback)と見た目が紛らわしい用語に「フェイルバック(failback)」があります。
この2つはパッと見で間違えやすいです。
ご注意ください。
間違いさがしのようですが「fallback(フォールバック)」は3文字目が「l(エル)」です。
「failback(フェイルバック)」は3文字目が「i(アイ)」です。
意味も違います。
フォールバック(fallback)は「機能や性能を制限して動かすこと」です。
日本語では「縮退運転」と表現されます。
それに対して、フェイルバック(failback)は「壊れたときの備えとして予備も一緒に動かしているシステムにおいて、予備から主となる方に戻すこと」です。
日本語では「切り戻し」と表現されます。
まとめると、以下の通りです。
| 英語表記 | fallback | failback |
|---|---|---|
| カタカナ表記 | フォールバック | フェイルバック |
| 表記の違い | 3文字目が「l(エル)」 | 3文字目が「i(アイ)」 |
| 意味 | 機能を制限して動かす | 予備から主に戻す |
| 日本語訳 | 縮退運転 | 切り戻し |
結構、違いますよね?
意識して、区別してください。
一緒くたにして理解してしまうと、混乱します。
一言でまとめるよ
まぁ「フォールバック」って単語が出てきたら「機能や性能を制限して動かすんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「fallback(フォールバック)」の意味は「後退」とか「退却」とか「撤退」とか「頼みの綱」とか「代替品」とか「予備の」とか「後退の」とかです。






