ローソク足
浮動棒グラフの棒だよ
棒の上端と下端で最大値・最小値を表現するよ
株やFXの話で出てきたときは、始値、高値、安値、終値の4つを表現するよ
簡単に書くよ
ローソク足(読:ローソクアシ 英:candlestick?)とは
浮動棒グラフ
(棒が空中に浮いているように見える棒グラフ)の棒
であり
上端で最大値を、下端で最小値を表現している棒
です。
ただし、株やFXの話で出てきた場合は
最初の値(始値)、最後の値(終値)、最大値(高値)、最小値(安値)の4つを表現している棒
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・グラフ
・棒グラフ
・折れ線グラフ
・浮動棒グラフ
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
グラフは「パッと見でイメージしやすいように、数値を絵で表現したもの」です。
数字同士を比較したり、比率や推移、分布などを表現するときに使います。
棒グラフは「数字を四角い棒の長さで表現するグラフ」です。
棒グラフは直感的に数字の大小関係を把握しやすいグラフです。
数字の大きい・小さいを比較するのに向いています。
折れ線グラフは「点と線で値の推移を表現するグラフ」です。
値そのものは点で表現します。
点同士をつないでいる線を見ることで、値の移り変わり(推移)を把握できます。
浮動棒グラフは「棒が浮いているように見える棒グラフ」です。
浮動棒グラフでは、棒の上端で最大値を、棒の下端で最小値を表現します。
浮動棒グラフは
1.最大値の折れ線グラフ
2.最小値の折れ線グラフ
を、まとめて表現した棒グラフです。
棒の上端を線でつなぐと、最大値の折れ線グラフになります。
棒の下端を線でつなぐと、最小値の折れ線グラフになります。
パッと見では1つの棒グラフですけどね。
実際には2つの折れ線グラフが隠れているのです。
以上を踏まえて
浮動棒グラフの棒
が「ローソク足」です。
先ほども書きましたが、ローソク足は
1.上端で最大値を表現している
2.下端で最小値を表現している
棒です。
……というのが、浮動棒グラフの話で出てくるローソク足の説明です。
実際に「ローソク足」という用語を見かけるのは、株やFXの話が多いでしょう。
株価の推移を表現するグラフ(株価チャート)で出てくる棒を「ローソク足」と呼びます。
株価チャートのローソク足は、浮動棒グラフの棒とは少しだけ見た目や表現している内容が違います。
浮動棒グラフの話で出てくるローソク足の見た目は、ただの棒でした。
株価チャートで出てくるローソク足の見た目は、棒の上下に線が付きます。
ちなみに、この線は「ヒゲ」と呼ばれています。
また、表現している情報が違います。
浮動棒グラフの話で出てくるローソク足が表現している情報は
1.最大値:棒の上端
2.最小値:棒の下端
の2つでした。
それに対して、株価チャートのローソク足では
1.最初の値(始値):棒の上端 or 下端
2.最大値(高値):上に伸びているヒゲの上端
3.最小値(安値):下に伸びているヒゲの下端
4.最後の値(終値):棒の上端 or 下端
の4つを表現します。
浮動棒グラフの話で出てくるローソク足と比較して
1.ヒゲの有無
2.表現している情報量
が違うのです。
次に、株価チャートのローソク足について、見方を説明していきます。
まず、最初の値よりも最後の値が大きい場合は、棒を白抜きで表現します。
その場合は、棒の下端が最初の値です。
棒の上端が最後の値になります。
値上がりしたときに登場する棒です。
逆に最初の値よりも最後の値が小さい場合は、棒を黒色で表現します。
その場合は、棒の上端が最初の値です。
棒の下端が最後の値になります。
値下がりしたときに登場する棒です。
最初の値と最後の値が同じ場合は、棒になりません。
横線です。
線が最初の値でもあり最後の値でもあります。
棒の上端(最初の値 or 最後の値)よりも大きい値が出てきたら、上にヒゲが付きます。
上ヒゲの上端が最大値です。
棒の下端(最初の値 or 最後の値)よりも小さい値が出てきたら、下にヒゲが付きます。
下ヒゲの下端が最小値です。
ここまでを踏まえて、棒の見た目とヒゲの有無の組み合わせを表にまとめると、以下のようになります。
| No. | 棒 | 上ヒゲ | 下ヒゲ |
|---|---|---|---|
| 1 | 白 | × | × |
| 2 | 白 | ○ | × |
| 3 | 白 | × | ○ |
| 4 | 白 | ○ | ○ |
| 5 | 黒 | × | × |
| 6 | 黒 | ○ | × |
| 7 | 黒 | × | ○ |
| 8 | 黒 | ○ | ○ |
| 9 | 横線 | × | × |
| 10 | 横線 | ○ | × |
| 11 | 横線 | × | ○ |
| 12 | 横線 | ○ | ○ |
これが株価チャートで出てくる、すべてのローソク足です。
簡単にですが、上から順番に説明していきます。
かなり長くなりますので、読むのが面倒くさい人は読み飛ばしてください。
「1、白、上ヒゲ×、下ヒゲ×」は
1.最初の値 < 最後の値
2.最小値 = 最初の値
3.最大値 = 最後の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 = 最初の値 < 最後の値 = 最大値
です。
棒の色が白なので、最初の値より最後の値の方が大きいときに登場します。
値上がりしたときです。
ヒゲがないので、値は常に最初の値と最後の値の間で動いています。

「2、白、上ヒゲ○、下ヒゲ×」は
1.最初の値 < 最後の値
2.最小値 = 最初の値
3.最大値 > 最後の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 = 最初の値 < 最後の値 < 最大値
です。
値上がりしたときに登場します。
上ヒゲがあるので、一時的に最後の値よりも大きな値が登場しています。

「3、白、上ヒゲ×、下ヒゲ○」は
1.最初の値 < 最後の値
2.最小値 < 最初の値
3.最大値 = 最後の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 < 最初の値 < 最後の値 = 最大値
です。
値上がりしたときに登場します。
下ヒゲがあるので、一時的に最初の値よりも小さな値が登場しています。

「4、白、上ヒゲ○、下ヒゲ○」は
1.最初の値 < 最後の値
2.最小値 < 最初の値
3.最大値 > 最後の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 < 最初の値 < 最後の値 < 最大値
です。
値上がりしたときに登場します。
上ヒゲがあるので、最後の値よりも大きな値が登場しています。
下ヒゲがあるので、最初の値より小さな値が登場しています。

「5、黒、上ヒゲ×、下ヒゲ×」は
1.最初の値 > 最後の値
2.最小値 = 最後の値
3.最大値 = 最初の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最大値 = 最初の値 > 最後の値 = 最小値
です。
棒の色が黒なので、最初の値より最後の値の方が小さいときに登場します。
値下がりしたときです。
ヒゲがないので、値は常に最初の値と最後の値の間で動いています。

「6、黒、上ヒゲ○、下ヒゲ×」は
1.最初の値 > 最後の値
2.最小値 = 最後の値
3.最大値 > 最初の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最大値 > 最初の値 > 最後の値 = 最小値
です。
値下がりしたときに登場します。
上ヒゲがあるので、一時的に最初の値よりも大きな値が登場しています。

「7、黒、上ヒゲ×、下ヒゲ○」は
1.最初の値 > 最後の値
2.最小値 < 最後の値
3.最大値 = 最初の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最大値 = 最初の値 > 最後の値 > 最小値
です。
値下がりしたときに登場します。
下ヒゲがあるので、一時的に最後の値よりも小さな値が登場しています。

「8、黒、上ヒゲ○、下ヒゲ○」は
1.最初の値 > 最後の値
2.最小値 < 最後の値
3.最大値 > 最初の値
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最大値 > 最初の値 > 最後の値 > 最小値
です。
値下がりしたときに登場します。
上ヒゲがあるので、最初の値よりも大きな値が登場しています。
下ヒゲがあるので、最後の値よりも小さな値が登場しています。

「9、横線、上ヒゲ×、下ヒゲ×」は
1.最初の値 = 最後の値
2.最小値 = 最初の値(最後の値)
3.最大値 = 最初の値(最後の値)
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 = 最初の値 = 最後の値 = 最大値
です。
棒ではなく横線なので、最初の値と最後の値が同じときに登場します。
ヒゲがないので、値は変わっていません。
少しでも変われば、上か下にヒゲが付くからです。

「10、横線、上ヒゲ○、下ヒゲ×」は
1.最初の値 = 最後の値
2.最小値 = 最初の値(最後の値)
3.最大値 > 最初の値(最後の値)
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 = 最初の値 = 最後の値 < 最大値
です。
最初の値と最後の値が同じときに登場します。
上ヒゲがあるので、一時的に最初の値(最後の値)よりも大きな値が登場しています。

「11、横線、上ヒゲ×、下ヒゲ○」は
1.最初の値 = 最後の値
2.最小値 < 最初の値(最後の値)
3.最大値 = 最初の値(最後の値)
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 < 最初の値 = 最後の値 = 最大値
です。
最初の値と最後の値が同じときに登場します。
下ヒゲがあるので、一時的に最初の値(最後の値)よりも小さな値が登場しています。

「12、横線、上ヒゲ○、下ヒゲ○」は
1.最初の値 = 最後の値
2.最小値 < 最初の値(最後の値)
3.最大値 > 最初の値(最後の値)
で出てくるローソク足です。
まとめて書くと
最小値 < 最初の値 = 最後の値 < 最大値
です。
最初の値と最後の値が同じときに登場します。
上ヒゲがあるので、最初の値(最後の値)よりも大きな値が登場しています。
下ヒゲがあるので、最初の値(最後の値)よりも小さな値が登場しています。

以上が、株価チャートで出てくるローソク足の説明です。
一言でまとめるよ
まぁ「ローソク足」って単語が出てきたら「最大値と最小値(と始まりの値と終わりの値)を表現している棒なんだな~」と お考えください。






