自己資本比率
総資本に対する自己資本の比率だよ
「自己資本÷総資本」や「自己資本÷総資本×100」の計算式で求められるよ
返済義務のない財産の割合だよ
借金の割合と解釈してもいいよ
簡単に書くよ
自己資本比率(読:ジコシホンヒリツ)とは
会社にある全財産(総資本)に対する「これは自分の物だから誰かに返す必要はないですよ」な財産(自己資本)の割合
であり
「自己資本÷総資本」や「自己資本÷総資本×100」の計算式で求められる値
です。
よく分からない人は
会社の全財産に対する借金の割合(借金ではない財産の割合)
と思ってください。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に出てきたので取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「総資本」と「自己資本」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
総資本は「アレもコレもひっくるめた会社の財産全体」です。
自己資本は、会社にある財産のうち「これは自分の物だから誰かに返す必要はないですよ」な財産です。
例えば、ピヨピヨカンパニーにあるお金が400万円だったとしましょう。
内訳は、社長であるピヨ太君の貯金300万円とピヨ子さんからの借金100万円です。
本当の意味で自分のお金である「ピヨ太君の貯金300万円」が「自己資本」です。
本当は他人のお金である「ピヨ子さんから借りた100万円」は「他人資本」と言います。
自己資本と他人資本を合わせたもの、今現在のピヨピヨカンパニーが持っている全財産「400万円」が「総資本」です。
以上を踏まえて
会社の資本全体(総資本)に対する返済義務のない資本(自己資本)の比率
が「自己資本比率」です。
自己資本比率は
自己資本÷総資本
や
自己資本÷総資本×100
の計算式で求められます。
例えば、そうですね。
総資本と自己資本の説明をしたときと同じ例で恐縮ですが、ピヨ太君がピヨピヨカンパニーを作りました。
事業をするには、お金が必要です。
ピヨ太君は、自分の貯金300万円をピヨピヨカンパニーにつぎ込みました。
この「貯金300万円」が自己資本です。
さらに、ピヨ太君はピヨ子さんから100万円借りました。
もちろん、ピヨ子さんから借りた100万円も全額ピヨピヨカンパニーにつぎ込みました。
さて、この時点でピヨピヨカンパニーが自由に使えるお金は400万円あります。
ピヨ太君の貯金300万円とピヨ子さんから借りた100万円です。
「ピヨピヨカンパニーが自由に使えるお金400万円」が総資本です。
「ピヨ太君の貯金300万円」が自己資本です。
ピヨ太君の貯金300万円は、正真正銘力いっぱいピヨ太君のお金です。
自由に使えます。
仮に全部使い果たしても誰にも文句を言われません。
あと、ついでなので書いておくと「ピヨ子さんから借りた100万円」は他人資本です。
ピヨ子さんから借りた100万円は、本来ピヨ子さんのお金です。
いつかピヨ子さんに返す必要があります。
これで準備が整いました。
ピヨピヨカンパニーの自己資本比率を計算してみましょう。
ピヨピヨカンパニーの自己資本比率は
300万円 ÷ 400万円
もしくは
300万円 ÷ (300万円+100万円)
を計算して
0.75
です。
あるいは
300万円 ÷ 400万円 × 100
や
300万円 ÷ (300万円+100万円) × 100
を計算して
75%
です。
もし「自己資本の比率」とか言われてもピンと来ない場合は
借金の割合
と解釈してください。
自己資本比率が高いということは、借金の割合が少ないということです。
自己資本比率が低いということは、借金の割合が多いということです。
企業経営の場合、借金が悪いとは一概に言えません……が、少ない方が何となく安心できそうな気はしますよね。
よって、自己資本比率は経営の健全性を判断する上での指標のひとつとして使われます。
他の指標と合わせて総合的に判断する必要はありますが、一般的には自己資本比率が高い方が健全だと判断されます。
一言でまとめるよ
まぁ「自己資本比率」って単語が出てきたら「資本全体に対する返済義務のない資本の割合なんだな~」と お考えください。






