公的個人認証サービス
本人確認の手段だよ
電子証明書の仕組みを使うよ
インターネットで行政手続きをやるときに使うよ
簡単に書くよ
公的個人認証サービス(読:コウテキコジンニンショウサービス)とは
電子証明書
(コンピュータの世界における、どこかの誰かが発行した身元証明書)の仕組みを使った身元確認
であり
インターネットを通じて確定申告とかをやるときに使われる「君は申告している人、本人だよね?」を確認する仕組み
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「電子証明書」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
電子証明書は、コンピュータの世界における「どこかの誰かが発行した身元証明書」です。
保証人制度とか印鑑証明みたいなイメージですかね。
「デジタル証明書」とも呼ばれます。
詳細は、用語「電子証明書」の説明を ご覧ください。
以上を踏まえて
インターネットを通じて行政手続きをするときに使われる「電子証明書を使った身元確認」
が「公的個人認証サービス」です。
まず国が国民に対して身元を保証する電子証明書を発行します。
国民は、インターネットを通じて行政手続きをするときに、発行された電子証明書を使って本人だと証明します。
そのような流れで「この手続きをしているのは本人ですよ!」を証明する仕組みです。
あるいは、インターネットを通じて行政手続きをするときに電子証明書を使った身元確認をできるようにするためのサービス全般(電子証明書を発行したり何だり)を指して「公的個人認証サービス」と表現する場合も あります。
こだわり派な人は
公的個人認証:本人証明の仕組み
公的個人認証サービス:本人証明の仕組みを実現するためのサービス全般
と使い分けているかもしれませんが、気にする必要は ありません。
どうせ文脈を見れば何となく分かります。
そこら辺は、ゆるく解釈してください。
それでは次に、公的個人認証サービスの例を何となく見てみましょう。
例えば、そうですね。
ピヨピヨ国では1年間の収入をピヨピヨ国王のピヨ太君に報告しなくてはいけません。
1年間の収入をもとにして、税金の額が決まるからです。
とはいえ、いちいちピヨ太君の元に行って報告するのは面倒くさいです。
そこでピヨ太君は、インターネット経由で報告できるようにしました。
ところが、です。
イタズラっ子のアクマ君が、ピヨ子さんの収入とかピヨ太ママの収入を勝手に報告してしまいました。
しかも、報告した収入額は適当です。
これでは報告された内容が信頼できません。
そこで「報告したのは本人ですよ!」を確認するための仕組みを導入しました。
具体的には、ピヨ子さんには「私はピヨ子です」データが入ったカードを渡します。
このカードはピヨ子さん専用です。
ピヨ子さん以外の人は使えません。
ピヨ太ママには「私はピヨ太ママです」データが入ったカードを渡します。
このカードはピヨ太ママ専用です。
ピヨ太ママ以外の人は使えません。
アクマ君には「私はアクマ君です」データが入ったカードを渡します。
このカードはアクマ君専用です。
アクマ君以外の人は使えません。
収入を報告するときには、このカードをピッ!とやって、中に入っている「私は○○です」なデータを一緒に送ってあげなくてはいけません。
例えば、ピヨ子さんが報告するときは「私はピヨ子です」なデータを一緒に送ります。
ピヨ太君は「私はピヨ子です」なデータがくっついていれば「あぁ、これはピヨ子さんが送ってきた報告だな」と判断します。
「私は○○です」なデータが送られてこない場合は「これはイタズラかもしれないな」と判断して無視します。
これでアクマ君はイタズラができなくなりました。
ピヨ子さんの収入を勝手に報告しようと思っても「私はピヨ子です」なデータを送れないからです。
めでたし、めでたし。
この話における「私は○○です」なデータが電子証明書です。
「私は○○です」なデータが入ったカードは、住民基本台帳カードやマイナンバーカードに相当します。
そして、インターネットを通じた行政手続きをやるときに使われる「身元確認の仕組み」を指す呼び名が公的個人認証サービスです。
特に難しいことは ありません。
やってることは、単なる
電子証明書を使った身元確認
です。
その仕組みが、インターネットを通じた行政手続きで使われるときに「公的個人認証サービス」という偉そうな名前に変わります。
一言でまとめるよ
まぁ「公的個人認証サービス」って単語が出てきたら「インターネットで行政手続きをやるときに使われる電子証明書
(コンピュータの世界における、どこかの誰かが発行した身元証明書)を使った身元確認なんだな~」と お考えください。
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