当座資産
流動資産だよ
(流動資産の中でも特に)手っ取り早く現金化できるやつだよ
簡単に書くよ
当座資産(読:トウザシサン 英:liquid assets、quick assets)とは
「やっべー!すぐに支払わなくっちゃ!」となったときに使える財産のこと。
もう少し教科書的な説明をすると
その気になれば短い期間でお金に換えられる財産(流動資産)の中でも、特に「これは手っ取り早く現金化できそうだね」な財産のこと
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に「当座比率」という用語が出てきたので、ついでに取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「流動資産」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
流動資産は「短期間で現金化できる資産」です。
会社の財産というのは、いろいろな形であります。
例えば
・現金
・預金
・株式
・土地や建物
・(作りかけの)製品
・製品の原材料
などです。
これらの財産のうち、その気になれば短期間(1年以内)でお金に換えられそうな物が「流動資産」です。
あと、ついでなので書いておくと、基本的には現金化するつもりがない、もし、その気になっても短期間(1年以内)ではお金に換えられそうにない物は「固定資産」と言います。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
流動資産:短期間で現金化できる財産
固定資産:短期間では現金化できない財産
です。
以上を踏まえて
流動資産の中でも特にお金に換えるのが簡単な財産
が「当座資産」です。
具体的には
・現金
・預金
・受取手形
・売掛金
・(一時的に所有している)有価証券
などが該当します。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が経営するピヨピヨカンパニーでは、ケーキを作って売っています。
また、ピヨピヨカンパニーには300万円の銀行預金と100万円の現金があります。
なんてったって事業をやっていますからね。
それなりにお金を持っているのです。
さらに、ピヨピヨカンパニーは自社ビル「ピヨピヨカンパニービル」を持っています。
ある日のことです。
事件が起きました。
ピヨ子さんのケーキを勝手に食べたのがバレたのです。
ピヨ太君はピヨ子さんから命を狙われることになりました。
身の危険を感じたピヨ太君は、海外へ高跳びすることにしました。
ピヨピヨカンパニーのことは諦めます。
高跳びしてから生活するには先立つものが必要ですね。
そこでピヨ太君は、ピヨピヨカンパニーの物を片っ端から売り払って現金に換えることにしました。
100万円の現金は、そのままバッグに入れます。
300万円の銀行預金も、さっそく引き出しました。
ケーキも特別価格「10円」で売って、少ないながらもお金に換えました。
ピヨピヨカンパニービルは……さすがに、すぐには売ることができませんでした。
のんびりしているとピヨ子さんが来そうです。
仕方がありませんね。
ピヨ太君はピヨピヨカンパニービルをお金に換えるのは諦めました。
ピヨ太君は、お金を持って海外に逃亡しました。
めでたし、めでたし?
この話において、ピヨ太君がお金に換えた
・現金
・預金
・ケーキ(製品)
が流動資産です。
お金に換えることを諦めた
・ピヨピヨカンパニービル(建物)
が固定資産になります。
さて、ここで流動資産に注目してください。
・現金
・預金
・ケーキ(製品)
の3つです。
現金は、そのまんま、お金です。
特に何かする必要ありません。
預金は、銀行に預けているお金です。
銀行から下ろしてくる必要があります。
ケーキは、お金では ありません。
これをお金に換えるには、どこかに売る必要があります。
一口に「流動資産」と言っても、お金への換えやすさは違うのです。
今回の例で登場した3つの流動資産をお金に換えやすい順に並べると
1.現金
2.預金
3.ケーキ(製品)
の順番になります。
この3つの流動資産のうち、特にお金に換えやすい
1.現金
2.預金
が当座資産です。
当座資産は「お金」もしくは「簡単にお金に換えられる物」です。
「やっべー!すぐに支払わなくっちゃ!」となったときに使える財産ですね。
なお、細かく見ていくと、もう少し、あれやこれやがあれやこれやだったりします。
そこら辺の「あれやこれや」については他のところで勉強してください。
一言でまとめるよ
まぁ「当座資産」って単語が出てきたら「流動資産の中でも特に現金化するのが簡単なやつなんだな~」と お考えください。






