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システムアーキテクト

pointこの用語のポイント

point職業だよ

pointシステム開発の上流工程を主導する人だよ

point私も よく分かってないよ

point「ITストラテジスト試験」という試験があるよ

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簡単に書くよ

システムアーキテクト(英:systems architect)とは

システム開発の上流工程(お客さまからのヒアリングとか設計とか)を主導するのが役目の職業のこと……らしいけど、ベテランのシステムエンジニアがやっている仕事と何が違うのか分からないや。ゴメンね!
です。
あるいは

情報処理技術者試験のひとつである「システムアーキテクト試験」の省略表現
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ウォーターフォール型」と「上流工程」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

ウォーターフォール型は、システム開発のやり方のひとつで「工程を1つずつ順番に終わらせていく やり方」です。
水が高いところから低いところに流れ落ちるように、最初の工程から最後の工程に向かって1つずつ順番に終わらせていきます。

システムアーキテクト

ウォーターフォール型の開発では、全体の作業がいくつかの工程に分けられます。
一般的なのは

1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.プログラム設計
5.プログラミング
6.単体試験
7.結合試験
8.総合試験


のような分け方でしょうか。

システムアーキテクト2

各工程の中身が分からない人は、それぞれの用語の説明を ご覧ください。
また、お仕事現場によっては一部の工程がなかったり工程の呼び名が違ったりします。
そこら辺は、ゆるく捉えてください。

上流工程は「システム開発において前半でやることになる作業」です。
要件定義や設計などの「どんなものを作るか考える作業」が該当します。

先ほどの工程分けを もう一度 見てください。

1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.プログラム設計
5.プログラミング
6.単体試験
7.結合試験
8.総合試験


です。

実は、これらの工程は大きく2つに分けられます。
それは

1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.プログラム設計




5.プログラミング
6.単体試験
7.結合試験
8.総合試験


です。

システムアーキテクト3

開発の前半にやる

1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.プログラム設計


は「考える作業」です。
頭をウンウン悩ませて「何を作る?」や「どう作る?」といった内容を決めます。

システムアーキテクト4

開発の後半にやる

5.プログラミング
6.単体試験
7.結合試験
8.総合試験


は「実際に作る作業」です。
「考える作業」で決まった内容をもとにして、プログラムを作ったり、作った物がおかしくないかテストします。

システムアーキテクト5

この2つに分類した工程のうち、前半の

1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.プログラム設計


が上流工程です。
システム開発の作業工程を川の流れに見立てると、上流の方でやる作業ですよね。

システムアーキテクト6

あと、ついでなので書いておくと、後半の

5.プログラミング
6.単体試験
7.結合試験
8.総合試験


は「下流工程」と呼ばれます。

システムアーキテクト7

お仕事現場によっては、区切り方が違う場合もありますけどね。
基本的には、そんな感じです。

以上を踏まえて

システム開発の上流工程(要件定義とか設計とか)を主導するのがお仕事の職業

が「システムアーキテクト」です。

システムアーキテクト8

……と知ったかぶって書いてみましたけどね。
私も実態を知っているわけでは ありません。
某・資格試験の過去問に出てきちゃったので、仕方なく、付け焼刃の知識で書いています。

システムアーキテクト9

実は、ですね。
(この説明を書いている時点では)経済産業省さんがやっているコンピュータ関係の国家試験である「情報処理技術者試験」の中に「システムアーキテクト試験」というのがあるのです。
そのものズバリな名前ですね。

この説明を書いている時点の状況ですが、情報処理技術者試験のホームページの「システムアーキテクト試験」の説明ページhttps://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sa.htmlには、以下のように書いてありました。

システム開発の上流工程を主導する立場で、豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適です。

1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステム・IoTを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者


2.業務と役割

〔情報システム〕
情報システム戦略を具体化するための情報システムの構造の設計や、開発に必要となる要件の定義、システム方式の設計及び情報システムを開発する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。
 (1) 情報システム戦略を具体化するために、全体最適の観点から、対象とする情報システムの構造を設計する。
 (2) 全体システム化計画及び個別システム化構想・計画を具体化するために、対象とする情報システムの開発に必要となる要件を分析、整理し、取りまとめる。
 (3) 対象とする情報システムの要件を実現し、情報セキュリティを確保できる、最適なシステム方式を設計する。
 (4) 要件及び設計されたシステム方式に基づいて、要求された品質及び情報セキュリティを確保できるソフトウェアの設計・開発、テスト、運用及び保守についての検討を行い、対象とする情報システムを開発する。
なお、ネットワーク、データベース、セキュリティなどの固有技術については、必要に応じて専門家の支援を受ける。
 (5) 対象とする情報システム及びその効果を評価する。

〔組込みシステム・IoTを利用したシステム〕
組込みシステム・IoTを利用したシステムの要件を調査・分析し、機能仕様を決定し、ハードウェアとソフトウェアの要求仕様を取りまとめる業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。
 (1) 組込みシステム・IoTを利用したシステムの企画・開発計画に基づき、対象とするシステムの機能要件、技術的要件、環境条件、品質要件を調査・分析し、機能仕様を決定する。
 (2) 機能仕様を実現するハードウェアとソフトウェアへの機能分担を検討して、最適なシステムアーキテクチャを設計し、ハードウェアとソフトウェアの要求仕様を取りまとめる。
 (3) 汎用的なモジュールの導入の妥当性や開発されたソフトウェア資産の再利用の可能性について方針を策定する。


「ふ~ん(--)」って感じですね。
なんかゴチャゴチャ書いてありますが、分析とか設計とかを主導する人みたいです。

ただ、これって別に「システムエンジニア」と呼ばれる職業の人でも、ある程度の経験を積んでベテランになると同じようなことをやっていますよね。
私も職種としては「プログラマ(PG)」と「システムエンジニア(SE)」しか名乗ったことがありませんが、似たようなことはやっています。

ということで個人的には、病院で前は「内科」しかなかったのが「循環器内科」「呼吸器内科」「消化器内科」とかに分かれたのと似たようなものだと思っています。
昔は「システムエンジニア」で一括りにされていた仕事の一部(上流工程のリーダーっぽい役割)をやる人を「システムアーキテクト」と呼ぶことにしただけじゃないですかね。

IT系の職種というのは、区分けが結構ふわふわしています。
「設計もやるプログラマ」とか「プログラムを組むSE」とか当たり前にいます。

そのため、そこまで厳密な定義を求められることは、ないはずです。
ざっくり

上流工程を主導する人

と覚えておけば、そこまで困ることはないと思います。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「システムアーキテクト」って単語が出てきたら「システム開発の上流工程(お客さまからのヒアリングとか設計とか)を主導するぜ!な職業なんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「system(システム)」はカタカナで「システム」と解釈してください。
「architect(アーキテクト)」の意味は「建築家」とか「建築技師」とか「設計者」とか「企画者」とか「創造者」とかです。
何となく くっつけると

システムの設計者

となります。




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