「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Project Evaluation and Review Technique

pointこの用語のポイント

point工程管理の やり方だよ

pointアローダイアグラムで表現するよ

pointスケジュールを管理する目的でやるよ

point「PERT」と表現されるのが一般的だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Project Evaluation and Review Technique(読:プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)とは

いわゆる「PERT」のこと。
用語の中身としては

プロジェクト管理というか工程管理というかスケジュール管理の やり方のひとつ
であり

お仕事の内容をアローダイアグラム(作業の工程を丸と矢印と数字で表現した図)で表現して「あー、ここまで終わるには、これくらい時間がかかるんだね~」や「あー、ここは絶対に遅れちゃダメな部分だね~」のような分析をしたり、それをもとにしてスケジュールを管理したりするやり方
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
PERT(パート)」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
PERTの正式名称(?)のひとつが「Project Evaluation and Review Technique」です。
Project Evaluation and Review Technique」の頭文字を取ったのが「PERT」ね。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)

※「Project Evaluation and Review Technique」を何となく日本語にすると「プロジェクトを評価・レビューするテクニック」となります。[詳細]

ちなみに「Program Evaluation and Review Technique(プログラム・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)」の省略とされる場合も あります。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)2

※「Program Evaluation and Review Technique」を何となく日本語にすると「プログラムを評価・レビューするテクニック」となります。[詳細]

気が向いたら、両方とも押さえておいてあげてください。

以上が「PERT」の意味を知っている人向けの説明です。

「PERTって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩5

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「プロジェクト」と「アローダイアグラム」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

プロジェクトは「(計画的に)ゴールがある お仕事」です。
ルーティンワーク(定型業務、日常業務)の反対です。
目標や期間が決まっていて「終わり」のある仕事を指します。
システム開発の現場では「お仕事」くらいの軽いニュアンスですけどね。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)3

一口に「プロジェクト」と言っても、実際にやる作業は いろいろ あります。
例えば、設計、製造、テストなどです。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)4

製造は設計が終わらないと始められません。
無理やり始める場合もありますが、普通は始められません。
製造は必ず設計の後になります。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)5

製造が終わらないとテストは始められません。
テストは必ず製造の後になります。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)6

テストをするには「どんなテストをするか?」を書いたテスト仕様書が必要です。

テスト仕様書はテストを始める前にできている必要があります。
また、テスト仕様書を作り始められるのは設計の後です。
テスト項目は設計した内容をもとにして決めます。

テスト仕様書の作成は設計とテストの間にやることになります。
言い方を変えると、製造と並行してやるわけです。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)7

このように、いろいろな作業が組み合わさって、1つのプロジェクトは成り立っています。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)8

アローダイアグラムは、プロジェクトっぽい仕事における「作業の順番や作業にかかる時間を丸と矢印と数字で表現した図」です。
アローダイアグラムを見ると、なんとなくの全体像が分かります。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)9

先ほど例として挙げたプロジェクトを思い出してください。
設計の後に製造とテスト仕様書作成、それが終わったらテストをやるプロジェクトです。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)10

それぞれの工程にかかる日数は

1.設計:3日
2.製造:2日
3.テスト仕様書作成:1日
4.テスト:1日


だったとします。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)11

これをアローダイアグラムで表現すると以下のようになります。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)12

なんとな~くですが、作業の内容と工数を表現しているように見えなくもないですよね。

その通りです。

アローダイアグラムでは、作業の内容と工数、それぞれの関係性を、なんとなく表現できるのです。

なお、今回はアローダイアグラムの見方や書き方については触れません。
「例示されたアローダイアグラムを見ても、よく分からないんだけど」な人は、用語「アローダイアグラム」の説明を ご覧ください。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)13

以上を踏まえて

「アローダイアグラムを使って、スケジュールが良い感じになるように管理するぜ!」なプロジェクト管理というか工程管理というかスケジュール管理のやり方

が「Project Evaluation and Review Technique」です。
上でも書きましたが、一般的には「PERT」と表現されます。

Project Evaluation and Review Technique(プロジェクト・エバリュエーション・アンド・レビュー・テクニック)14

project(プロジェクト)はカタカナで「プロジェクト」で伝わりますかね。
evaluation(エバリュエーション)の意味は「評価」です。
review(レビュー)はカタカナ語の「レビュー」で分かりますよね。
technique(テクニック)は「技術」です。
とはいえ、カタカナで「テクニック」と言えば通じますよね。

何となく くっつけると

プロジェクトを評価・レビューするテクニック

となります。

ふむ、なんとなくはイメージできそうですね。

この「評価・レビュー」にアローダイアグラムを使うのが(多分)一番大きな特徴です。

……とか偉そうに説明しておいてなんですが、実は私も、ざっくりとしたことしか分かっていません。
細かいことが知りたい人は、他のところで、ごちゃごちゃした説明を頑張って読んで勉強してください。

とりあえず私は

1.アローダイアグラムを使う
2.目的はスケジュールを管理すること( or 工数を見積もること)


の2点だけ覚えました。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Project Evaluation and Review Technique」って単語が出てきたら「PERT(アローダイアグラムを使ったスケジュール管理)のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像025
書籍画像062

おまけ

■訳してみるよ

「project(プロジェクト)」の意味は「計画」とか「事業」とかです。
「evaluation(エバリュエーション)」の意味は「評価」とかです。
「review(レビュー)」の意味は「見直す」とか「復習する」とか「論評する」とかです。
「technique(テクニック)」の意味は「技術」とかです。
何となく くっつけると

計画を評価・論評する技術

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック
実践サイバーセキュリティ入門講座 現場に残された痕跡からハッカーの攻撃を暴け