カナリアリリース
リリースの やり方だよ
まずは一部の人に公開するよ
大丈夫そうだったら公開する対象を増やすよ
簡単に書くよ
カナリアリリース(英:canary release)とは
サービスなりシステムなりに新しい機能を追加したりバージョンアップしたりするときの やり方のひとつ
であり
新しいやつを一気に全員に公開するんじゃなくて、まずは一部の人に公開して問題がないか確認して、大丈夫そうだったらもうちょっと多くの人に公開して問題がないか確認して……のように段階的に公開していく やり方
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
「まずは一部の人に公開して問題がないか確認し、大丈夫そうだったらみんなに公開するよ!」な やり方
が「カナリアリリース」です。
システムなりサービスなりに機能を追加したり、新しいバージョンに置き換えるときの やり方のひとつです。
例えば、そうですね。
ピヨピヨカンパニーでは全社員が、ピヨ太君の作った「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムを使ってお仕事をしています。
ある日のことです。
ピヨ太君は「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムに新しい機能を追加しました。
ピヨ太君は早速、新しい機能を追加した「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムをみんなに公開……しようと思ったのですが、ピヨ子さんに止められました。
「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムはピヨピヨカンパニーの中枢を担うシステムです。
新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムが ちゃんと機能しなかったら、ピヨピヨカンパニーのビジネス自体が止まります。
ピヨ子さんは、その点を指摘しました。
ピヨ子さんの指摘にビビったピヨ太君は、新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムを、とりあえず営業部だけで使ってみることにしました。
これなら問題が出たとしても影響があるのは営業部だけだからです。
営業ができなくなるのは困りますが、ビジネス全体が止まるよりはマシです。
営業部で使ってみたところ、新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムは良い感じでした。
順調に動いています。
ちょっとだけ自信を持ったピヨ太君は、新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムを経理部でも使ってみることにしました。
経理部で使ってみたところ、新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムは良い感じでした。
順調に動いています。
「これなら、もう大丈夫じゃない?」と思ったピヨ太君は、新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムをピヨピヨカンパニーの全社員に公開しました。
どうやら大丈夫そうです。
順調に動いています。
これでピヨピヨカンパニーの「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムは、機能追加した新しい「ピヨピヨガッポリ儲けるぞー」システムと置き換わりました。
めでたし、めでたし。
この話でピヨ太君がやった公開のやり方がカナリアリリースです。
まずは一部の人に公開して、大丈夫そうだったら公開対象を増やしていく やり方
ね。
カナリアリリースのメリットは
何か問題が起こっても、迷惑をかける相手が少なくて済む
です。
一部の人から段階的に公開しますからね。
もしマズいことがあっても迷惑をかけるのは「一部の人」で済みます。
まだ公開されていない大部分の人には影響なしです。
一方のデメリットは
面倒くさい
です。
段階的に公開していきますからね。
一気に公開するより時間もかかりますし、他にもあれやこれやと手間がかかります。
ちなみに「カナリアリリース」という名前ですが、由来は、いわゆる「炭鉱のカナリア」らしいです。
昔、炭鉱で働く人はカナリアをカゴに入れて坑道の中に持っていったんですってさ。
カナリアは一酸化炭素のようなガスに対して人間様より影響を受けやすいので、カナリアの元気がなくなってきたら「あれ?もしかして危険なガスが発生してるんじゃね?」と気付ける理屈らしいです。
個人的には「あまり共通点がないよね?」と思うのですが、一応それが「カナリアリリース」という名前の由来みたいです。
気が向いた方は頭の片隅にでも置いておいてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「カナリアリリース」って単語が出てきたら「まずは一部の人に公開して、大丈夫そうだったら公開対象を増やしていく やり方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「canary(カナリア)」の意味は「(鳥の)カナリア」とかです。
「release(リリース)」の意味は「解放する」とか「解除する」とか「手放す」とか「解き放つ」とかです。
カタカナで「リリース」の方がイメージしやすいですかね。
何となく くっつけると
(炭鉱の)カナリア(方式の)リリース
となります。






