NTPクライアント
時刻を問い合わせる方のコンピュータだよ
NTPサーバとやり取りするよ
簡単に書くよ
NTPクライアント(読:エヌティーピークライアント 英:NTP client)とは
NTP
(ネットワーク経由で時刻合わせするときに使うお約束事)の話で出てくる用語のひとつ
であり
「今、何時ですか~?」と問い合わせをすると現在の時刻を教えてくれるコンピュータさん(NTPサーバ)に「今、何時ですか~?」と問い合わせする方のコンピュータのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・NTP
・サーバ
・クライアント
・NTPサーバ
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
NTPは「ネットワーク経由で時刻合わせするときに使う お約束事」です。
「Network Time Protocol(ネットワーク・タイム・プロトコル)」の略で「NTP」ね。
※「Simple Network Time Protocol」を何となく日本語にすると「簡単な・ネットワーク・時間・お約束事」となります。[詳細]
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
クライアントは「サービスや機能を使う側のコンピュータ」です。
サーバがサービスを提供し、そのサービスをクライアントが使います。
NTPサーバは、ネットワーク経由で時刻合わせするときに「今、何時?」と問い合わせる先のサーバです。
以上を踏まえて
NTPサーバに「今、何時?」と問い合わせる方のコンピュータ
が「NTPクライアント」です。
パソコンさんは、中に時計が付いています。
(設定にもよりますが)パソコンさんは定期的に中の時計の時刻合わせをしています。
どうやってでしょうか?
ネットワークを経由して、時報サービスを提供しているサーバに「今、何時よ?」とお問い合わせをするのです。
そうすると時報サービスを提供しているサーバから「今は○時だよ~」と返事がきます。
その返事をもとにして、パソコンさんは自分の時刻を合わせます。
これでパソコンさんは正確な時刻を刻み続けられますね。
めでたし、めでたし。
この一連の流れで「今、何時よ?」と問い合わせた先のサーバさんがNTPサーバです。
「今、何時よ?」と問い合わせた方のコンピュータがNTPクライアントです。
注意点として「NTPクライアント」という用語は、コンピュータの役割を指す用語です。
例えば、NTPサーバさんは他のNTPサーバさんに「今、何時?」と問い合わせる場合があります。
NTPサーバのくせに他のやつに時刻を聞くのです。
この場合、他のNTPサーバさんに「今、何時?」と問い合わせた方のNTPサーバさんはNTPクライアントです。
サーバだけどクライアントなのです。
混乱しそうになったら
サーバ:サービスする方
クライアント:サービスされる方
というのを思い出してください。
普段はサービスする立場のやつでも、サービスされる方になったら「クライアント」と呼ばれます。
一言でまとめるよ
まぁ「NTPクライアント」って単語が出てきたら「NTP
(ネットワーク経由で時刻合わせするときに使うお約束事)の仕組みで出てくる、時刻を問い合わせる方のコンピュータなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「NTP」は「Network Time Protocol(ネットワーク・タイム・プロトコル)」の略です。
「network(ネットワーク)」はカタカナで「ネットワーク」で分かりますかね。
「time(タイム)」の意味は「時間」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「client(クライアント)」の意味は「依頼人」とか「顧客」とかです。
何となく くっつけると
ネットワーク・時間・お約束事の依頼人
となります。
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