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Recovery Level Objective

pointこの用語のポイント

point「どこまで復旧できれば何とかなるか」だよ

pointディザスタリカバリ(災害対策)の話で出てくるよ

point災害後、(段階ごとに)どの程度までの復旧を目指すかの指針だよ

point日本では「目標復旧レベル」や「RLO」と表現されるのが一般的だよ

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簡単に書くよ

Recovery Level Objective(読:リカバリー・レベル・オブジェクティブ)とは

いわゆる「RLO(目標復旧レベル)」のこと。
用語の中身としては

「どこまで復旧できれば何とかなる?」の目安
です。
別の言い方をすると

災害後、(段階ごとに)どの程度までの復旧を目指すかの指針
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
目標復旧レベル」や「RLO」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
RLO(目標復旧レベル)の正式名称(?)が「Recovery Level Objective」です。
Recovery Level Objective」の頭文字を取ったのが「RLO」ね。

Recovery Level Objective(リカバリー・レベル・オブジェクティブ)

※「Recovery Level Objective」を何となく日本語にすると「復旧レベルの目標」となります。[詳細]

以上が「RLO」の意味を知っている人向けの説明です。

「RLOって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩

それでは、いってみましょう。

サクっと一言で説明すると

災害が起きて被害を受けたときに、どこまでの復旧を目指すかの目安

が「Recovery Level Objective」です。
上でも書きましたが、一般的には「RLO」と表現されます。
もしくは日本語で「目標復旧レベル」です。
※本ページでも以降は「目標復旧レベル」と表現します。

「えっ?そんなの100%以外にあるの?完全に復旧させたいに決まってるじゃん」と思うかもしれませんね。
確かに、その通りです。

ですが、復旧というのは、一瞬でできるものでは ありません。
段階を追って少しずつ進めていくものです。
その段階ごとの目標、「この時点ではせめてこれくらいは復旧していて欲しいね~」の目安が目標復旧レベルです。

ここまでを踏まえて、ピヨ太君の例を見てみましょう。

よく晴れた、ある日のことです。
ピヨ太君の会社(ピヨピヨカンパニー)に隕石が降ってきました。

Recovery Level Objective(リカバリー・レベル・オブジェクティブ)2

隕石はピヨピヨビルに直撃です。
ピヨピヨカンパニーは、えらいこっちゃな状態になりました。

Recovery Level Objective(リカバリー・レベル・オブジェクティブ)3

起きてしまったことは仕方がありません。
気持ちを切り替えて片付けていくことにしましょう。

でも、どこから手を付けましょうね?

実は、ピヨ太君の会社では売上の80%をピヨ子さんの部署が稼いでいます。
ということは、会社にとって大事なのはピヨ太君では ありません。
ピヨ子さんです。
まずは最優先でピヨ子さんの部署を復旧させるべきでしょう。

Recovery Level Objective(リカバリー・レベル・オブジェクティブ)4

そこでピヨ太君は「3日以内にピヨ子さんがお仕事できる環境が整うように頑張る!」と決めました。
それ以外のことは、すべて後回しです。
ピヨ子さんの部署が動き出してから、ゆっくり片付けることにします。

Recovery Level Objective(リカバリー・レベル・オブジェクティブ)5

ここまでを振り返ってみましょう。
ピヨ太君は復旧の過程を2つに分け、第1段階でピヨ子さんの部署の復旧、第2段階でそれ以外の復旧と決めました。
つまり、復旧の過程を段階的に考えて「いついつまでには、どこまで復旧したい」を決めたわけです。

このときの「どこまで」が目標復旧レベルです。
あと、ついでなので書いておくと「いついつまでに」は目標復旧時間と呼ばれます。

目標復旧レベルは、基本的に目標復旧時間とセットで登場します。
そうしないと「えっ?そんなの100%以外にあるの?完全に復旧させたいに決まってるじゃん」になってしまいますからね。
「いついつまでに、どこまで」の精神です。

ちなみに、目標復旧レベルという用語は、事業継続計画(BCP)ディザスタリカバリ(DR)話で よく出てきます。
事業継続計画(BCP)は「災害などのなんかヤバいことが起こったときに、どうやって事業を続けるかの計画」ね。
ディザスタリカバリ(DR)は「災害対策」です。

事業継続計画やディザスタリカバリの話では、以下の用語がよく出てきます。

目標復旧時点(RPO):いつ時点のデータを復旧できれば何とかなる?
目標復旧時間(RTO):どれくらいの時間で復旧できれば影響が少ない?
目標復旧レベル(RLO):どの程度のレベルまで復旧するつもり?
最大許容停止時間(MTPD):どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバい?


余裕があれば、他の用語も覚えてあげてください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Recovery Level Objective」って単語が出てきたら「RLO(どの程度まで復旧させるかの目安)のことなんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「recovery(リカバリ)」の意味は「回復」とか「復旧」とか「修復」とかです。
「level(レベル)」の意味は「水準」とかですが、カタカナで「レベル」で分かりますよね。
「objective(オブジェクティブ)」の意味は「目標」とか「目的」とかです。
何となく くっつけると

復旧レベルの目標

となります。




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