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“一度見たら忘れられない村”─フランスの美しい村・ゴルドを歩く

今回は、ずっと前から行ってみたいと思っていた、丘の上の村ゴルド(Gordes)をはじめて訪れた様子をお届けします。石造りの家々が崖の上に連なり、夕陽に照らされて輝くその姿は、まるで絵本の世界のようでした。

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今日は、留学生時代を過ごしたシャンベリーを後にし、ゴルドに向かう。


フランスアルプスの絶景

シャンベリーからグルノーブルのあたりのアルプス山脈の景色が最高だった。

雪山〜

このあたりはアルベールビル冬季オリンピック(1992)があったところで、まだ山の上には雪が積もっている。近くのグルノーブルでは皇后の雅子様が学生時代に語学留学していたそう。

山の褶曲?がすごい〜
岩肌の地層がよく見える

景色がどんどん移り変わり、(助手席で座ってる分には)すごく楽しい。

この手前の木はおそらくリンゴ🍎
地層が斜め〜
これは何の花かな?エニシダの一種かも
突然岩山の上にお城が見えてきてびっくり。「モルナス要塞」だそう

途中のサービスエリアでガソリンも入れる。

レギュラー1.89ユーロ/L(311円)。ヨーロッパはガソリン高い
ここ南仏プロヴァンスの名産品もたくさん置いてあって面白い
サービスエリアには農産物の自販機があった

「フランスの最も美しい村」ゴルドへ

高速を降りて、今日の目的地ゴルドへ向かう。

この家の壁すごい
道の横には(多分)りんご🍎畑
ゴルドに入り、最も美しい村の標識が見えた

フランスの最も美しい村に選定されるには、「人口2,000人以下」「村の景観が保たれていること」など、厳しい条件があるそう。

これまでに行った「最も美しい村」はこちら↓

ゴルドの宿「Mas de la Beaume」

宿に来た

ゴルドの宿「Mas de la Beaume」に到着。

かわいい部屋〜(&隠れてるつもりの夫)

朝食込みで1泊3万円くらい。

宿のお庭も素敵

宿を経営しているのは50歳くらいの夫婦で、英語も話せた。ご主人が特に親切で、「もう夕食のレストランの予約はしてる?」と聞かれた。してないと言うと、

「ほとんどのレストランは7時にオープンするから、オープンと同時に入れば食べられる。でも7時半とか8時とかにレストランに行くと、満席でディナーが食べられないかもしれないから、気をつけて」

と教えてくれた。おすすめのレストランも教えてもらったが、まだ夕食までは時間があるので、とりあえず街の散策に行く。

ゴルドの村を散策

ゴルドは古代ローマ時代以前から人が住んでいて、丘の上に立つ村なので、自然の要塞として活用されてきた。丘の上という立地から、景色が抜群。

石畳が美しい
村全体が石灰岩でできた建物で統一されている
この村そのものだけじゃなく、その周囲の田園風景も美しい
ゴルド城(現在は美術館になっている)
何気ない小道も美しい
車もかわいい

映画の舞台になったレストランでアペロ(食前酒)

ここゴルドには、ラッセル・クロウ主演の映画『プロヴァンスの贈りもの』の舞台になったレストランがある。

この広場にあるLe Renaissanceというレストラン

ラッセル・クロウ演じるイギリスの金融トレーダーが、フランスに住む叔父のワイナリーを相続したことをきっかけに、自分のそれまでの効率重視で仕事中心の生き方を見つめ直していくというストーリー。コメディ要素もあって面白かった。

映画の舞台と知らずに、夕食前にたまたまここでビールを1杯飲んだ。訪れた後で映画を夫と二人で見て、「あ、あそこだね!」と。

ここでマリオン・コティヤール(フランス人女優)がスカートを大胆にまくるシーンがある。詳しくはぜひ映画をどうぞ。

ディナーはイタリアンで

宿のオーナーさんに聞いたお勧めレストランの中で、一番価格帯が低そうだったイタリアンにした。言われた通り、7時ぴったりに入店できるようにお店の前で待ってると、他にも10人以上待ってるお客さんがいてびっくり。

お店の前の広場

こういう小さい村で食事にありつこうと思うと、ちゃんと予約して行くか、あるいは開店と同時に入店じゃないと難しそう。

実際、以前イギリスのスコットランドの小さい街で、どこもレストランが満席で夕食難民になりそうになったこともあった。↓

レストランには、テラス席と店内の席があった。この日は結構風も強くて夕方になると気温も下がって寒かったので、私たちは店内の席に案内してもらった。

最初、レストランの案内係に当然のようにテラス席に案内されそうになり、「あ、店内がいいです」と言うと「え、店内でいいの?」とめちゃくちゃ喜ばれた。テラス席は人気だから、店内で食べてくれるお客さんがいると助かるのだろう。

美味しかった

ヨーロッパの人ってほんとにテラス席が大好きで、どんなに寒くても風が強くても、外で食べたがる。私は、風でホコリとかが食事に入りそうで、落ち着かないし、テラス席はあまり好きじゃない。

ヨーロッパの人は(もちろん場所によるけど)夏の日差しを本当に求めていて、ちょっとでも日に当たりたい、肌を焼きたいって切望してる感じがする。

夕暮れのゴルド

ゴルドは村の中も素敵だけど、むしろ村を外から見た景色が有名。それが、これ。

う、うつくしい・・・(夜21時前)

この景色が見たくて来た。ベージュ色の石壁が夕焼けに染まって、一度見たら忘れられない絶景。

夕焼けに染まる田園風景

カランコローンとカウベルの音が聞こえる。よーく見ると、牛がいた。

白い牛さんたち

ライトアップされたゴルド

21時前でまだこの明るさだったので、もうちょっと暗くなってから、再び景色を見に出かける。と言っても、絶景が見えるスポットは宿からわずか徒歩5分くらいのところにある。

まだ完全には暗くありませんが、きれい
教会がライトアップされている

朝、もう一度絶景を見に

ゴルドには一泊しかしないので、そのまま去るのはもったいなくて、朝起きてもう一度絶景を見に展望所に向かう。

やっぱきれいだー。今日もいい天気

でもこの展望所、柵も何もない。

この下は崖

日本だったらここに絶対に柵があると思うけど、ほんとに何もないので怖い。

畑や牧場が朝日に輝いて美しい
怖いといいつつ、できるだけ崖に近づいて写真撮ってみる

今回、フランスでいろんな街を訪れた。全部で20箇所くらい行ったけど、私の中ではこのゴルドがナンバーワン。

朝食と宿のオーナーさんとの会話

朝の散歩から帰って、宿のお庭で朝ごはんをいただく。オーナーさん夫妻がセッティングしてくれた。

パンもジャムもヨーグルトもコーヒーも美味しかった

宿のオーナーの奥さんに「たった1泊なんて短いですよ」と言われたが、本当にそうだと思った。

朝日を浴びた絶景の坂道

村そのものは小さいので、1日あれば十分回れる。実際、そう思って1泊だけにした。でも、ここに来てみると、その日の時間帯で景色も全然違うし、同じ景色を何度見ても飽きない。

気づいたら、あまりに美しくて同じ写真を撮りすぎて、たくさん消すはめになった。

宿の奥さんには、「あなたのこの宿は本当に素晴らしいので、ぜひこのいいお仕事を続けてください。私たちもきっとまた戻ってきます。次はもっと長く泊まります」と伝えると、喜んでくれた。

「またいつか、死ぬまでに戻ってきたい」そう思える場所が、また増えた。

あなたも、機会があればぜひゴルドに行ってみてください。写真では伝えきれない素晴らしい景色が広がっています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。今日はこれで。

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フランスに26年前にホームステイしていた話は、こちら↓

英語に効くフランス語の話を読みたい方はこちら↓


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