担任の負担が激減する三者懇談の組み方|調整ゼロの運用術
担任の先生方、三者懇談のスケジュールはどのように組んでいますか。
全家庭から希望日時を集め、担任がパズルのように調整していく──。 そんな“伝統的なやり方”を続けている担任も多いでしょう。
今ならAIに原案を作らせることもできますが、実はもっと簡単で、しかも担任の負担を大幅に減らす方法があります。
📚お品書き
空欄の枠の表を作って教室に掲示し、生徒に記入させる
保護者にもあらかじめきちんと通知する
兄弟姉妹・遠隔地の家庭には先行解禁
予約の変更は自由
一時間に一家庭がおすすめ
まとめ
🔗リンク集《HR経営シリーズ》

1.空欄の枠の表を作って教室に掲示し、生徒に記入させる
教室に「希望日時の枠表」を掲示し、生徒が自分で記入する方式です。
早い者勝ちで、希望する日時に氏名を書き込んでもらいます。
もちろん、事前に保護者へも通知した上で。
多くの家庭は第一〜第三希望を考えているため、枠の争奪戦になることは意外とありません。
なお、他の生徒の名前を勝手に消す行為は厳禁であることは明確に伝えておきます。
解禁日の朝、登校した生徒が自分の氏名を記入し、その時点で予約確定。
保護者と生徒の連携が不十分な家庭は、ここで出遅れることになります。
2.保護者にもあらかじめきちんと通知する。
保護者は仕事の都合で休みを取る必要があるため、少なくとも1か月前には三者懇談の実施予告をしておきましょう。
通知は必ず、Classiなどの「保護者に直接届く手段」で行います。
生徒経由にすると、どうしても伝達漏れが発生します。
氏名書き込みの解禁日の1週間前には、再度予告しておくと確実です。
3.兄弟姉妹が同じ学校にいる家庭・遠隔地の家庭には先行解禁
兄弟姉妹の面談時間を近づけたい家庭や、遠方から来校する保護者には、 一般解禁日より数日早く書き込みを許可します。
これだけで、家庭側の負担が大きく減り、トラブルも防げます。
4.予約の変更は自由
一度記入した後でも、空いている枠があれば自由に変更可能。 書き換えた時点で予約変更が確定します。
私は面談前日まで変更を認めていましたが、意外と重宝されました。
5.一時間に一家庭がおすすめ。
5-1 20分に一家庭は混乱のもと
20分刻みで3家庭を入れる方式もありますが、私はおすすめしません。
面談が長引くと後の家庭に影響する
担任の頭の中で前の家庭の内容と混ざる
記録を残す余裕がない
結果として、担任の負担が増えます。
5-2 一時間枠のうち、実際は20〜30分の面談
一時間に一家庭なら、多少の遅れや延長があっても次の家庭に影響しません。
面談後の記録や、次の家庭の資料確認の時間も確保でき、担任の頭の切り替えがスムーズになります。
家庭の希望に応じて、30分開始など柔軟な対応も可能です。
5-3 一時間枠に二家庭の設定も可能
どうしても同じ時間を希望する家庭がある場合、双方の合意があれば 「前半30分・後半30分」に分けて面談することもできます。
🌱まとめ
「○○の保護者(家庭)は△△だから、この日時枠にしておかないと…」 そんなふうに、家庭状況を踏まえて担任が調整するケースもあるでしょう。
しかし、今回紹介した方法では、担任が恣意的に日時を操作することはできません。 それをデメリットと感じる人もいるかもしれませんが──
担任が一切スケジュール調整をしなくてよくなるという意味で、 今回の方法は担任業務の負担を劇的に軽減してくれます。
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