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アファンタジアとSDAMをネガティブに捉えすぎる当事者について

私が考える「ネガティブ当事者」の定義を以下に記す。あくまで私個人の主観的な印象である。なお、以下においてアファンタジアおよびSDAMは先天性のケースを指す。

「ネガティブ当事者」とは、自身の抱える問題とアファンタジア(またはSDAM。以下「アファンタジア等」)との因果関係が不明確であるにもかかわらず、主観的な思い込みから「アファンタジア等が原因である」と主張して被害者意識を前面に出す人、あるいは自身がアファンタジア等であることを嘆き、自己憐憫や不全感を前面に出す人を指す。特徴として、不平不満や愚痴を周囲に漏らしたり、多様性を盾に取ったりしながら、何らかの訴えや要求を示す傾向がみられる。また、アファンタジア等が人生や日常生活に深刻な支障をきたしているわけでもないのに、その影響や損害を過度にアピールする人も含む。なお、アファンタジア研究分野の第一人者であるZemanらは、アファンタジア等は障害にあたらないと結論付けている。ただし、一部のネガティブ当事者がアファンタジア等を原因と思い込むことで、二次的に(たとえば、他の多くの人々に備わっている能力を欠いているという不全感を深刻に受け止めすぎることで)、自らメンタル不調に陥るケースは存在する。

※ 参考資料:

※ 上記と同様の定義を、こちらの記事にも追記した:
海外でアファンタジア論争勃発』(2026年3月10日)

※ SDAMに関しては、定義(Palombo et al., 2015)自体に先天性が含まれるため、本来は「先天性」とあえて明記する必要はない。

※ なお、仮に、もし私自身(アファンタジアかつSDAMを併存)が、たとえば神経発達症群(ASDやADHD等)、双極症、解離症群、抑うつ症群、統合失調症といった状態のうち一つ、あるいは複数を経験しており、それが要因となってこれからの人生(人間関係や就業を含む)、そしてなによりも、生きるための経済基盤に深刻な支障をきたしている(あるいはその可能性への不安を常に抱えている)と、主観的にも、そして客観的にも判断されるのであれば、当然ながらその理不尽さを嘆き、苦しみ、声を上げ、生きづらさを訴えるだろう。 ただし、その訴えの要因はアファンタジアやSDAMに由来するとは言えない。少なくとも、その因果が客観的に確かめられていないかぎりは。

※ 以下の no+e 記事も参照されたい。