見出し画像

発達障害(ASD・ADHD)とアファンタジア


発達障害(ASD/ADHD)とアファンタジアに関する個人的な見解

以下、先天性アファンタジアおよび SDAMの当事者である筆者(無像之像)の立場から、一部に見受けられる言説を念頭に置いた個人的な見解を述べます。

発達障害(本稿においてはASDまたはADHDに限定)を持つ人は、環境との相互作用により「生きづらさ」を感じることが少なくありません。

これら発達障害の当事者がアファンタジア(※客観的知見で「障害」とはされていない)を併存している場合、アファンタジアそのものまでをも芋づる式に「生きづらさ」に含めてしまい、あたかもアファンタジア自体が、「生きづらさ」に対して発達障害と並ぶほどのインパクトを与えているかのように捉えることには、個人的には違和感を覚えます。

その影響(インパクト)は主に、発達障害のほうに由来している可能性が高いのではないでしょうか。

もちろん、発達障害とアファンタジアおよび環境との相互作用の中で、間接的に影響している可能性までは否定できません。しかし、客観的な根拠が十分に示されていない段階で、予断に基づいて何でもかんでも「生きづらさ」に含めてしまい、それを主張してしまうと、かえって主張者の信頼を毀損することになりかねないのではないでしょうか。

※ なお、こうした当事者の声を「そのまま」拾い上げ、自らの研究テーマ(たとえば障害理解、特別支援教育、ダイバーシティ)や、社会的活動(たとえば講演、公的組織への参画、インクルージョンの推進)に用いる研究者側の姿勢についても、慎重に検討されるべきだと考えます。

付録

【参考資料】

【深掘資料】

関連する no+e 記事