望みはどんどん変わっていく♥
夫は毎日、趣味や学びで忙しくしてて「その年齢で!」とよく感心されている(笑)。私は自分の用事をこなし、人に会うプランも自由に立てる。午後には夫と合流してプチ観光したり、実家に遊びに行ったりしている。
毎年、必ず日本で一か月を過ごす私だけれど、以前はこう思っていた。
「子どもが巣立ったら、日米を行き来しながら仕事をしたい」と。でも、再婚をきっかけに「滞在中に仕事で多忙になりたくない」という思いが生まれ、もっと自由に、地方を旅してのびのび過ごしたいと感じ始めた。その願いは一昨年に叶ったけれど、そのあとでまた気分が変わった。
今度は「観光で忙しくするより、日常を楽しみながら暮らすように日本に滞在したい」と感じはじめた。そしてこの二年ほど、その願いも自然と実現している。たぶん、この思いもまた変わっていくはず。自分たちの状況だって変わっていく。世界も、どんどん変わっていく。
願いとは不思議なもので、時間だけでなく、場所によってもコロコロ変わったりするものが多々ある。アメリカに住んでいるときに強く願っていたことが、日本滞在中の今では「別に叶わなくてもいいかな」と思えてきたり。それどころか、「アメリカに戻りたくない」と思ってしまう。でも、いざ戻ると、いま生まれている願いが、すぐに曖昧になっていく。こういうのって、私だけ?
だけど、本質的な願いはどこにいても変わらないし、いつだって【ここ】にある。それが、心の底からの望みということ。
今の私は、それらが、ほぼすべて叶っている。
だから旅先で神社や教会に足を運ぶたびに、「ありがとう」という気持ちでいっぱいになり、愛と感謝に包まれる。
誰にでも、「今と違う状況の中で暮らしてみたいな」という思いはあるかもしれない。「ここがもうちょっとこうだったらいいな」という部分的な不足感はみんな持ってると思う。私にもちゃんとある(笑)。
毎日が退屈に感じられるときは、もっと能力を発揮したいと願い、お金に不安があるときはもっと稼ぎたいと切実に思うかもしれない。反対に、仕事が充実しすぎているときには、もっと自分だけの時間が欲しいと渇望したりする。
とても自然なことだけど、そんなとき、それを持っている他人と比べてしまうとモヤモヤが生まれる。自分の人生をうまく決断できなかったり、行動に移せなかったり、状況を変えられないときなどは、「願い」だけが膨らんで苦しくなることもある。
そうしたモヤモヤは、将来への大切なサインでもあるけれど、その感情に長く浸ってしまうと、あとから過去を振り返ったときに「あのときはもっと●●すればよかった」と後悔することが多くなってしまう。私は、この部分をもう繰り返したくないと思ってる。
「今を生きる」というのは、今に妥協したり、満足感にしがみつくこととは違う。「今」はあっという間に過去になってしまう。過去を振り返ったときの自分の感情が、これからの「今」をどう生きるかを教えてくれる。
いまの私は、自分が叶えているこの現実に、とても満足している。実際には、夫の理解と支えがあってこそ成り立っている部分がとても大きい。それも含めて、いまの自分にぴったりのかたちだと思う。
だけど、願いはまた変わっていく。変化こそが、宇宙の自然な呼吸。
ハイヤーセルフと同調して生きるというのは、その流れに抗わず、静かに身をゆだねること。変わりゆくことの中に意識を向けた「今」という瞬間にこそ、本当の安心を見出せるのだと思う。
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