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短編小説まとめ #016



こんにちは。財布野紐ゆるみと申します。
以下、これまでに書いた短編記事をまとめています。

なお前回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #015

151.数字からこぼれた評価


評価シートの記入に悩む課長が、ある社員の「見えない働き」に気づいていくというお話です。(約2700字)
数値や項目に当てはまらない価値は、どのように扱われるべきなのでしょうか。評価する側の視点もまた、問われているのかもしれません。

152.先生と呼ばれた男


かつての教え子たちに同窓会に誘われている元教師が、駅で、向かうかどうか迷うというお話です。(約1850字)
過去に区切りをつけたつもりでいても、誰かに名前を呼ばれることで、もう一度その場所に引き戻されることがある気がします。

153.〇・五度


実験条件の変更を却下された研究者が、ぬるい小籠包を食べながら自分の仕事を見つめ直すというお話です。(約1800字)
安全や正しさを優先するあまり、本来得られるはずだったものを手放してしまうこともあるのではないか。そんなことを考えながら、書きました。

154.三割の空白


生成AIを補助的に使いながら小説を書いている男が、「本物の言葉」とは何かを、過去の記憶とともに見つめ直すというお話です。(約3050字)
「自分の言葉とは何なのか」という問いは、表現する人にとって、時代を越えて、いつもすぐそばにあるものなのではないかと感じます。

155.宝物は、ふたつ


女子寮の入寮作文で「宝物」を問われた少女が、自分にとっての大切なもののかたちを思い出していくというお話です。(約1500字)
あなたにとって宝物とは。人によって様々な答えのある問いかもしれません。あなたなら、どう書くでしょうか。

156.あの魔女が、倒されてから


魔女が倒された後、その正体と薬の真実が明らかになり、村人たちが自分の無自覚な加担と向き合うことになるというお話です。(約2100字)
何かが明らかになったとき。知らなかったでは済まされない感覚と、責任の所在が曖昧なまま残る不気味さを感じたことはあるでしょうか。

157.祈りの徳は誰のもの


「祈り屋」と、それを巡る人々や宮司の考えを通して、徳を積むこととは何か、が問われていくというお話です。(約1200字)
善悪の境界が、じわっと揺らぐ瞬間。そんなものを描こうと、このお話を書きました。

158.無線混線


男女が、音が混ざり合うことに苦しむ少女に対し、生きづらさを取り除く手助けをするというお話です。(約2650字)
自分なりの「世界との接続の仕方を見つける」こと。それは、みんなにとって必要なことだけれど、とても難しいものだとも思います。

159.任意参加


ある大学生が、ゼミの場で判断を求められる中で、思考が過剰に働いてしまい、自身の選択がつかめなくなるというお話です。(約2150字)
選択する立場であるとき、任意という自由は、ときに制限がつく場合よりも窮屈に感じられることがあると思いませんか。

160.一段上の棚の本


自身の繊細さに名前がつくことで救われたことのある人が、別の視点の本を通して、ラベリングによる安心感に疑問を抱くというお話です。(約2000字)
自身の居場所はもともと不確かなもので、安易に何かにすがるだけでは、安全な場所へたどり着くことはできないのかもしれません。

また、お話がたまったらまとめようと思います。
よろしくお願いします。


次回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #017

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