【第3回 灯火杯】全作品感想文④
7月末でエントリー期間が終了した第3回灯火杯。
全作品に少しずつ感想を書かせていただいてます。
今回は感想第4弾です。これまでの感想は下記をご覧ください。すばらしい作品しかありません。
読んでいて思うのは、「書くひとへのエール」っていろんなかたちがあるってことです。これ好きだなあって記事に出会えるはずなので、みなさんの作品を是非お読みください。
ちなみにずっと言ってますが、読みながら感想を書いていますので、現時点でどれを選ぶかは決めていません。
感想と、最終的に選ぶ作品は特に関連しませんのでその点ご理解ください🥹
では早速ご紹介していきます!
亜麻布みゆさん : 高座の上で、目が合ったなら。
みゆさんの落研時代のお話。自分が経験したことのない世界だから、次にどんな展開がくるのか分からない。ドキドキしながら読み進めて、まさにタイトル通り、「高座の上で、目が合った」瞬間、涙が止まらなかった。
この涙の理由を説明できないままに、今感想を書いている。
とにかくこちらの作品を読んで今思うのは、単に書きたいというのではなく、読んでくださる方と「目が合う」ような文章を書きたいということだ。
読んでくださる方の立場や思いに寄り添うって簡単じゃないから、できたときの喜びもひとしおなんだと思う。ほっとするのだと思う。
あ、そういう涙なのかこれは……。
さよならさん : 「ぬけがら」はあなたのかたち
美しい詩を読んだようなやさしい気持ちになれる。
読ませていただいて、一つ気づいたことがある。文章を書くことで、その時の気持ちや考えを残すことができる、と思っていたけど、残すのは文章じゃなくても、単語とかちょっとしたフレーズでもいいんだな、と。
かたちにならないようなものでも、自分の残した「ぬけがら」を見ると、さよならさんが言うようにあらたな気持ちになれる。
そう考えると、書いて生きることってとんでもなく生産的なのかもしれない😊自分は進化していく過程を「変態」するイメージでいたんですが、「脱皮」っていうのもいいなと思いました。
micho✳︎男の子2人ママさん : 就職が決まらなくて、息苦しかった夏
書くことで誰かの力になる。書く仕事をしているならまだしも、そうじゃなければ、そんな体験ってなかなかできない。まして就職活動での採用という大きな結果につながった体験。この原体験は大きい。まさに、michoさんにしか書けないお話だった。
と、ここでnoteで書くことについて考えてみる。自分の書いたものを読んでコメントまでくださったとき、「就活の採用」ほどじゃないにしても、そのお相手の心に届いたということじゃないか。これほど嬉しいことってないんじゃないだろうか。そりゃ簡単なことじゃないから、いつも書くことが誰かの力になるって実感できるわけじゃないけど、きっとどこかで誰かの力になっている。そう信じてみたいと思いました。ありがとうございます。
砂糖の塊さん : 『今。』の連続を乗り越えて
砂糖の塊さんが教えてくれた森山直太朗さんの「いつかはさらばさ」。
この曲を聞きながら、この文章を何度も読んでみた。
終わるってことを悲しんだり恐れたりするのではなくて、いつか終わりがくるからこそ、今を大切に、今の自分の気持ちを大切に生きよう、というメッセージだと感じた。
『今』って決して完璧なものじゃなくていい。終わりに向かって続いていくってのは、連続しているってことだから、むしろ未完成で未熟な方がいいのかもしれない。それよりも、何も出さずに終わることの方がずっと悲しい。
だから、『今』の気持ちを書こうと思いました。
はれるやさん : いなくなった私、帰って来た
「暑すぎて溶けそう→溶けたらどうなるんだろう→蒸発して空にのぼってまた帰ってくるだろう」なんとなく、はれるやさんの思考を追いかけながら、企画のテーマである「書く人へのエール」にあてはめてみた。
書くネタがなくても、今起きていることをそのまま書けばいいんだよって解釈したんですがあってますか? そんなことより、純粋にショートショートを味わってフフフってなってますけど、これでよかったですか?😆
自分は「ボーリングピンのバイトをしていた経験」でそれなんやねん、ってなって、「天気予報士さんの指示に従って空から帰って来た」でどういうことやねん、ってなりました😂
極夜さん : 書けなくて灯火杯に出せないかもと思う中で
エントリー作品の中でも目を引くおもしろい構成。灯火杯に書くことができない、と「兄貴」に助けを求めるやりとりで始まり、後半は一歩引いて「書くこと」にフォーカスされている。あくまで自然に丁寧にテーマに沿っていて、めちゃくちゃ考えられているなと感じた。
”言葉は響き合う”
このフレーズで、書くことは一方通行じゃなくて、書いた人と読んだ人で共鳴し合うのが面白いんだな、と気づきました。
それにしても気になる……兄貴。
感想、第4弾になります。いよいよ次回でラストです。
一つ一つ大切に、何度も読んでいますので時間がかかってすいません。
このまま最後まで読んで、私が一番好きな作品を選ばせていただきます。
あぁ、終わってしまう寂しさ……。
ぜひ、皆さんの作品を読んでみてくださいね😊
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