会議準備が30分→5分に!Gemini全機能フル活用ワークフロー【第2シーズン完結】
こんにちは!YaroTechです。
「ジミーことはじめ」シリーズ #24 へようこそ!
#23では、ROLESフレームワークで複雑なタスクをAIに任せる技術を学びました。
いよいよ今回で第2シーズン完結です!
#13から #23まで、NotebookLM応用・YouTube連携・マニュアル作成・思考モード・Canvas×画像生成・RAG構築・トラブル対処・Gemini Live・Vibe Coding・ROLESと、Geminiの発展的な機能をひとつずつ学んできました。
でも、こんな疑問が浮かびませんか?
「機能はたくさん覚えたけど、実際の仕事でどう組み合わせればいいの?」
今回は、「来週の企画会議の準備」というリアルな業務シナリオを使って、これまで学んだ全機能をフル活用するワークフローを実践します。バラバラだった知識が、ひとつの流れにつながる瞬間を体験してください!
※見出し画像のプロンプトは一番下におまけで公開中!
🎯 このシリーズで得られること
Googleが開発した生成AI「Gemini」の基本がわかる
無料で使える環境でAIを体験できる
仕事で実際に使えるプロンプトが手に入る
20〜30分のミニ講座で、無理なく学習を続けられる
Geminiの全機能を組み合わせた実践ワークフローが身につく
🖥️ 実行環境
必要なもの:
PCのブラウザ(Chrome推奨)
Googleアカウント(無料)
Gemini(https://gemini.google.com)
確認環境: ThinkPad X1 Carbon(RAM 32GB)/ Windows 11 Home 25H2 / Chrome
📋 今日のシナリオ:「来週の企画会議」を準備せよ
あなたは来週月曜の朝、チームの企画会議で新しい提案をプレゼンすることになりました。具体的にはこんな状況です。
やること: 業界の最新動向を調べて、チームに新施策を提案する
必要な成果物: ①調査レポート ②企画書ドラフト ③発表用の原稿
従来の所要時間: 30分以上(情報収集15分 + 整理5分 + 資料作成10分 + 原稿作成5分)
これをGeminiの5つの機能を組み合わせて、約5分で完了させます。
各ステップで使う機能と、どの回で学んだかを示していきます。
🔍 Step 1: Deep Researchで業界動向を一気にリサーチ(約1分)
使う機能: Deep Research(#08で学習)
まずは情報収集です。従来なら複数のニュースサイトを巡回して15分。Deep Researchなら1回のプロンプトで完了します。
プロンプト例:
2026年4月時点の[あなたの業界]における生成AI活用の最新動向を調査してください。
以下の観点で整理してください:
- 競合他社の導入事例(3社以上)
- 業界特有のAI活用トレンド
- 今後6ヶ月の予測Deep Researchが複数のWebサイトを自動巡回し、情報を整理してくれます。思考モード(#16で学習)との違いは、思考モードが「深く考える」のに対し、Deep Researchは「広く調べる」点。今回は情報収集がメインなので、Deep Researchが適任です。
所要時間: 約1分(AIの処理待ち含む)
従来: 15分以上
📚 Step 2: NotebookLMに調査結果を読み込ませて要点整理(約1分)
使う機能: NotebookLM(#04で基礎、#13で応用を学習)
Step 1で得た調査レポートを、そのままNotebookLMにアップロードします。
手順:
Deep Researchの結果をコピーしてGoogleドキュメントに貼り付け
NotebookLMで新しいノートブックを作成
ソースとしてそのGoogleドキュメントを追加
チャットで「企画会議で使える要点を3つに絞ってください」と指示
NotebookLMの強みは、読み込んだ資料の中だけから回答してくれること(#18のRAGの考え方ですね)。ハルシネーション(でたらめ)のリスクが低いので、会議資料の根拠として安心して使えます。
さらにインフォグラフィック機能(#13で学習)を使えば、要点を図解化した1枚サマリーも自動生成できます。
所要時間: 約1分
従来: 5分以上
📝 Step 3: Canvasで企画書ドラフトを自動生成(約1.5分)
使う機能: Canvas(#10で基礎、#22でVibe Codingを学習)
Step 2で整理した要点をもとに、Canvasで企画書を作ります。
プロンプト例(ROLESフレームワーク活用 — #23で学習):
あなたは社内コンサルタントです。(Role)
以下の3つの要点をもとに、チーム向け企画提案書を作成してください。(Objective)
1. [Step 2で得た要点1]
2. [Step 2で得た要点2]
3. [Step 2で得た要点3]
社内文書として適切な表現にしてください。専門用語は注釈をつけてください。(Limitation)
上長が一読して判断できる構成にしてください。(Expectation)
以下の構成で出力してください:(Style)
- 背景と目的(3行以内)
- 提案内容(箇条書き3点)
- 期待効果(数値目標あり)
- スケジュール案
- 必要リソースCanvasの「ドキュメント」モードで生成すると、そのまま編集・エクスポートが可能。画像を追加したい場合はNano Banana(#09、#17で学習)でイメージ図を生成して挿入できます。
所要時間: 約1.5分
従来: 10分以上
🎤 Step 4: 発表原稿をGeminiに仕上げてもらう(約1分)
使う機能: プロンプト技術(#02で基礎、#23でROLES応用を学習)
Step 3の企画書をもとに、発表用の原稿を作成します。
プロンプト例:
上記の企画書をもとに、5分間のプレゼン原稿を作成してください。
条件:
- 冒頭にチームへの問いかけを入れる
- データは具体的な数字で示す
- 「次のアクション」を明確に提示する
- 口語体で、読み上げやすい文体にするここで#07のパラメーター知識が活きます。説得力のある文章にしたいなら「Temperature = 0.3で出力してください」と指定。もう少し熱量のある表現がほしければ「Temperature = 1.0」に上げてみましょう。
所要時間: 約1分
従来: 5分以上
🗣️ Step 5: Gemini Liveでプレゼンリハーサル(約30秒)
使う機能: Gemini Live(#21で学習)
最後の仕上げ。Gemini Liveを起動して、発表原稿を声に出して読み上げてみます。
「この企画書の内容について、質疑応答の練習相手になってください。厳しめの質問をお願いします」
Geminiが上司や同僚の視点で質問を投げかけてくれるので、想定問答の準備までできてしまいます。#21で体験した「声で対話するAI」が、プレゼン準備の最終チェックとして活躍する場面です。
所要時間: 約30秒(1往復の想定問答)
従来: 同僚に頼むか、ぶっつけ本番
🗺️ Gemini全機能 使い分けフローチャート
「この仕事にはどの機能を使えばいい?」が一目でわかるフローです。
まず、あなたがやりたいことは?
「調べたい」 →
広く最新情報を集めたい → Deep Research(#08)
じっくり複雑な問題を考えたい → 思考モード(#16)
「資料を作りたい」 →
企画書・レポートを作成 → Canvas ドキュメント(#10)
動くツール・フォームを作成 → Canvas アプリ(#22)
画像・図表を生成 → Nano Banana(#09, #17 )
手順書・マニュアルを量産 → プロンプト + テンプレート(#15)
「整理・分析したい」 →
既存資料の要約・分析 → NotebookLM(#04, #13 )
データの集計・レポート → コピペ分析(#06)
自分専用の知識ベース → RAG構築(#18)
「コミュニケーションしたい」 →
メール返信・文書作成 → Workspace連携(#03)
アイデア出し・壁打ち → Gemini Live(#21)
繰り返し作業を自動化 → Gem(#05)
「うまくいかない」 →
エラーが出た → トラブル対処ガイド(#19)
出力が微妙 → パラメーター調整(#07)/ ROLES(#23)
最新機能を確認 → アップデートガイド(#20)
📊 第2シーズン(#13〜#24)全12回の振り返り
$$
\begin{array}{|l|l|l|} \hline
\text{回} & \text{テーマ} & \text{ひとこと} \\ \hline
\text{No.13} & \text{NotebookLM応用} & \text{チャット×Studioの組み合わせ技} \\ \hline
\text{No.14} & \text{YouTube連携} & \text{動画要約で学習効率3倍} \\ \hline
\text{No.15} & \text{マニュアル作成} & \text{30分で手順書が完成} \\ \hline
\text{No.16} & \text{思考モード} & \text{Deep Thinkで推論力アップ} \\ \hline
\text{No.17} & \text{画像生成×Canvas} & \text{ワンストップ資料作成} \\ \hline
\text{No.18} & \text{ノーコードRAG} & \text{自分専用知識ベース構築} \\ \hline
\text{No.19} & \text{トラブル解決} & \text{エラー対処法まとめ} \\ \hline
\text{No.20} & \text{2026年3月ガイド} & \text{モデル刷新・新機能6選} \\ \hline
\text{No.21} & \text{Gemini Live} & \text{音声ブレスト入門} \\ \hline
\text{No.22} & \text{Canvasアプリ} & \text{Vibe Codingで動くツール} \\ \hline
\text{No.23} & \text{ROLES} & \text{複雑タスクの依頼術} \\ \hline
\text{No.24} & \text{全機能ワークフロー} & \text{← 今回!} \\ \hline
\end{array}
$$
第1シーズン(#01〜#12)で基礎を固め、第2シーズンで応用を広げました。全24回で学んだ知識があれば、Geminiを使いこなす土台は十分です。
🔗 関連記事
今回のワークフローで使った機能の詳細は、各回の記事をご覧ください:
📝 まとめ
今回のポイントをまとめます。
「会議準備」という1つの業務シナリオに、Geminiの5機能を組み合わせた
Deep Research → NotebookLM → Canvas → プロンプト → Gemini Liveの流れで、30分の作業が約5分に
「使い分けフローチャート」で、どの仕事にどの機能を使うかが一目でわかる
第2シーズン全12回の知識が、実践で使えるワークフローとしてつながった
「ジミーことはじめ」第2シーズン、全12回にお付き合いいただきありがとうございました!
#01でGeminiに初めてアクセスした時と比べて 、今の皆さんは24個もの武器を手に入れています。大事なのはすべてを覚えることではなく、「あ、これGeminiでできそう」と思える感覚を持つこと。その感覚さえあれば、あとはこのシリーズを辞書がわりに振り返ればOKです。
📚 シリーズ全24回をまとめ読みしたい方へ
「ジミーことはじめ」マガジンなら、#01〜#24の全記事をまとめてお読みいただけます。復習や辞書がわりにぜひご活用ください!
👉 ジミーことはじめ|Gemini入門講座(マガジン)
これからもGeminiは進化し続けます。皆さんも一緒に、楽しみながら使い続けていきましょう!
🚀 次回予告
「ジミーことはじめ」第2シーズンはこれにて完結!
次回のジミーことはじめは、新しい形でお届けする予定です。テーマや頻度は変わるかもしれませんが、「ジミーと一緒に学ぶ」精神は変わりません。Geminiの新機能が登場したら、またこのシリーズでお会いしましょう!
明日のYaroTech記事もお楽しみに!
🎨 おまけ:見出し画像作成プロンプト
ジミーのキャラクター画像をGeminiに添付して、下記プロンプトを送信しています。
(「+」→「ファイルをアップロード」でキャラクター画像を添付 → モデル選択を「Pro」に → 「ツール」→「画像を作成」を選択してからプロンプトを送信)
詳細なアニメの美意識の画像を作成してください。表情豊かな瞳、なめらかな網掛けセルの色使いで、
下記条件のnote見出し画像をサイズは横長で作成してください。サイズは必ず横長で作成してください。
添付した画像のキャラクター(ジミー)を登場させて、下記条件のnote見出し画像をサイズは横長で作成してください。
## デザインコンセプト
- 背景: 爽やかなスカイブルーからエメラルドグリーンへのグラデーション、達成感・集大成のイメージ
- メインビジュアル: 添付したキャラクター「ジミー」が画面中央に立ち、両手を広げて「全部つながった!」という達成感のあるポーズ
- ジミーの周囲を5つのアイコン(虫眼鏡・ノート・ペン・マイク・書類)が円形に囲んでいる
- アイコン同士が矢印でつながっており、ワークフローの流れを示す
- 上部に「#24」のバッジ、「FINAL」のリボン装飾
- テキスト要素:
- 上部: 「ジミーことはじめ 第2シーズン完結」
- 中央: 「会議準備 30分→5分」
- 下部: 「全機能フル活用ワークフロー」
- 装飾: 紙吹雪のパーティクル、キラキラ、星マーク(完結のお祝い感)
- 下部中央寄りに「YaroTech」のロゴを12ptで控えめに配置
- 全体のバランスを確認して完成#YaroTech #Gemini #ジミーことはじめ #AI活用 #業務効率化 #生成AI #Gemini活用 #会議準備 #DeepResearch #NotebookLM #GeminiLive #Canvas #自動化 #プロンプトエンジニアリング #生産性向上
ここから先は

ジミーことはじめ|Gemini入門講座
Google生成AI「Gemini(ジェミニ)」をゼロから学べる入門シリーズです。 「ジミー」はGeminiの愛称。「ことはじめ」は新し…
記事がお役に立てたなら嬉しいです! いただいたチップは、新しいMCPツールの検証や、より深い実践実験の資金として大切に使わせていただきます。 あなたの応援が次の「AI活用の感動」を生み出す原動力になります✨ 一緒に羽ばたき続けましょう!
