SoFi:2026年10大びっくり予想⑤🚀「株価50ドル到達!?」
さて、前回に続き、今回も「SoFi 2026年10大びっくり予想」をPart5としてお届けする。
【10大びっくり予想のコンセプト】
・当たる確率50%を目指すもの
・書いている本人はいたって本気😎、読者の方々は半分エンタメ😆
9. 政策金利の急低下
念のため、一見リスクシナリオにも見えるものも触れておく。
以前の記事では、SoFiのステーブルコイン事業に大きな期待を寄せる一方で、想定外の事業環境変化として「政策金利の急低下」というシナリオも提示した。
トランプ政権の強い政治的圧力も背景に、FRB新議長の下で想定以上に積極的な利下げが進む場合、いくつかの懸念が浮上する。(FRB新議長の就任は2026年5月予定)
・SoFiの運用収益の低下
金利低下は、預金や準備金、短期国債などから得られる利回りを押し下げるため、運用収益に逆風となる。
・SoFi USDにおけるシェア獲得スピードの鈍化
ステーブルコインの魅力の一つは、準備金運用による安定的な収益である。金利環境が低下すれば、その魅力度は弱まる。
最近Anthony Notoが言及した「運用収益の約95%をパートナーに配分する」という方針を踏まえると、運用収益については、SoFi自身が多くの利益計上を行わない戦略が明確になった。一方で、運用収益をパートナーに分配できない場合、SoFi USDの拡大スピードが抑制されるというデメリットも浮かび上がる。
ここまでを見るとリスクシナリオに見える。だが、本質はここからである。
・仮に金利環境が低下に転じたとしても、重要なのは金利水準そのものではなく、金利差をいかに維持・最適化できるかである。特にSoFiは、オンライン銀行として固定費が低く、預金金利や貸出金利を機動的に調整できる。この構造がある限り、SoFiの金利収益は想定以上に底堅い。
・金利低下は、SoFiの本業であるローン事業にとって強烈な追い風となる。
すべてのローンにおいて、需要が一気に回復・拡大する可能性が高い。特にSoFiは、審査から実行までを完全にデジタルで完結させる低コスト構造を持つ。そのため、金利低下局面で増加するローン需要を迅速かつ大量に処理でき、価格優位性も高い。結果としてシェア拡大の恩恵を最も受けやすい存在となる。
・さらに重要なのが、株式市場である。
金利低下は、グロース株全体に対して、バリュエーション改善をもたらす。市場は「成長率の回復」と「将来キャッシュフローの割引率低下」を好感し、株価は上昇しやすい。
つまりこのシナリオは、一見するとリスクに見える急速な利下げは、実はSoFiにとって「事業成長」と「株価評価」の両面で追い風になり得る。
10. 株価50ドル到達
最後の「びっくり予想」は、SoFiの株価が、2026年中に50ドルを付けるという予想である。この予想は独立したものではなく、今までの予想のそれぞれが連鎖し、重なり合ったものである。
決して楽観的な願望ではない。これまで記載してきた要素が、2026年に収束することで、十分に現実味を帯びてくる。
まず、外部環境である。SoFiのS&P500入りは、指数連動資金の流入という明確な需給改善をもたらす。加えて、マクロ環境は利下げ局面へと移行し、グロース株全体にとって追い風となる。
このタイミングで、
・クリプト関連事業(SoFi Crypto)
・ブロックチェーンを活用した国際送金
といった新規事業が「収益化フェーズ」へ移行し始める。
加えて、2026年は「法人向け送金サービスが開始される可能性が極めて高い」と見ており、これも一つの目玉になる。(後日ブログに掲載予定)
これは、SoFiが個人向け銀行から一段進み、「法人向け銀行」としても、本格的に踏み出すことを意味する。Galileoなどの技術プラットフォーム事業ではなく、SoFi銀行自身が提供する「金融サービス事業としてのB2B強化」である。
次に期待のステーブルコイン事業「SoFi USD」である。
2026年は、SoFi USDが爆発的に利益を生む年ではない。しかし、順調な拡大基調が「数字として見え始める年」になると予想する。パートナーの増加、発行残高の増加、ユースケースの広がり。これらが揃い始めた時点で、市場はSoFiを「金融インフラ企業」として再評価し始める。
また、経営陣の株式報酬制度も今年は株価が上がりやすい一因と考えている。特に条件・規模・影響度が圧倒的に大きいCEO Anthony Notoに付与されている株式報酬には要注目だ。
次回詳細を掲載予定だが、25ドル、35ドル、45ドルの水準を達成するごとに、株式報酬(640万株)の3分の1ずつが段階的に権利確定するようになっている(25ドルは昨年達成済)。この株式報酬制度により、特に2026年前半は株価を上げる施策が出やすいと期待する。
そして、最も重要なのが、利益水準である。
現行の会社ガイダンスでは、SoFiの2026年EPSは0.55〜0.80ドルである。個人的には、以前「EPSを0.7ドル台後半」と予想をしている。
仮に1月に提示される会社ガイダンスが低めのものだったとしても、時間が経つにつれて上方修正を繰り返し、2026年のEPS 0.7ドル台後半での着地が現実味を帯びて来れば、2027年はEPS1ドル超えも視野に入る。
成長率、事業の質、S&P500構成銘柄というステータスを踏まえれば、2027年予想EPSに対して、PER50倍という評価は十分に成立し得る。
・EPS1ドル × PER50倍
この単純な計算が示す株価は、50ドルである。
マクロ環境の改善、事業ポートフォリオの進化、SoFi USDという新たな成長軸、利益水準の明確なステージアップ、これらが同時に重なる2026年は、SoFiにとって評価が一段上に書き換えられる年になり得る。期待したい。
次回は、CEO Anthony Notoに付与されている株式報酬詳細を記載する。
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