「プロセス中心アプローチ」と「データ中心アプローチ」の違い
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| プロセス | 今回は「過程」とか「工程」とか「手順」とか「やり方」とか、そんな感じの意味 |
| データ | 判断材料になる何か |
それぞれの用語の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| プロセス中心アプローチ | システム設計のやり方のひとつで「(データよりも先に)処理から考えていこう!」なやり方 |
| データ中心アプローチ | システム設計のやり方のひとつで「(処理よりも先に)データから考えていこう!」なやり方 |
似ているところ
どちらもシステム設計のやり方を指す用語です。
違うところ
「処理」と「データ」のどちらから考えるかの違いです。
システムというのは、あんな処理をやって、こんな処理をやって、そんな処理をやります。

そうすると、あんなデータが、こんなデータになって、そんなデータになります。

システムは処理をやります。
そうすると、データが変わります。
処理の内容が変われば、データの内容も変わるでしょう。
扱うデータが変われば、処理の内容も変わるはずです。
処理とデータには関連性があります。

それを踏まえて、システムを構成する2つの要素
1.処理
2.データ
のうち
「1.処理」を先に考えて、その結果をもとにして「2.データ」を考えるシステム設計のやり方
がプロセス中心アプローチです。
「こんな業務をやるシステムだから、多分こんな機能が必要だよね。ということは、こんな処理を作ることになるな。ということは、こんなデータを扱うことになりそうだね」なアプローチのやり方です。

プロセス中心アプローチの逆で
「2.データ」を先に考えて、その結果をもとにして「1.処理」を考えるシステム設計のやり方
がデータ中心アプローチです。
「こんな業務をやるシステムだけど、多分こんなデータを扱うことになるよね。ということは、これらのデータを処理するには、こんな機能が必要で、そうすると、実際の処理は、こんな感じかな」なアプローチのやり方です。
備考
プロセス中心アプローチは「POA」と表現される場合があります。
POAは「Process Oriented Approach(プロセス・オリエンテッド・アプローチ)」の略です。
「Process Oriented Approach」を何となく日本語にすると「プロセス指向アプローチ」となります。[詳細]
データ中心アプローチは「DOA」と表現される場合があります。
DOAは「Data Oriented Approach(データ・オリエンテッド・アプローチ)」の略です。
「Data Oriented Approach」を何となく日本語にすると「情報指向アプローチ」となります。[詳細]






