踏み台
悪いやつに乗っ取られたコンピュータだよ
代わりに悪いことをさせられているよ
悪いやつの身代わりだよ
簡単に書くよ
踏み台(読:フミダイ)とは
こっそり乗っ取られて、悪い人の代わりに悪いことをさせられているコンピュータのこと
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
悪いやつに乗っ取られて「おまえ、俺の代わりに、これ、やっとけ」と悪いことをさせられているコンピュータ(サーバ)
が「踏み台」です。
悪いやつに洗脳されて操られているイメージです。
高いところにある物を取るときは、踏み台に乗って、取りますよね。
これは「踏み台を経由して(中継地点として)目的の物を取っている」と言えます。
同じように、乗っ取ったコンピュータを経由して(中継地点として)相手を攻撃するから「踏み台」です。
例えば、そうですね。
ここに、ちょっとイライラしているアクマ君がいます。
アクマ君は、ご機嫌斜めです。
理由は、とあるケーキ屋さんで買ったケーキが美味しくなかったからです。
どうにもこうにも怒りが収まらないアクマ君は、そのケーキ屋さんに復讐を決意しました。
とはいえ、悪いことをしたら怒られるのが世の常です。
アクマ君は怒られたくありません。
う~ん、う~ん、何か良い方法はないかなぁ。
考えていたアクマ君は名案を閃きました。
「自分がやりたくないならピヨ太にやらせればいいじゃない」です。
早速、アクマ君はピヨ太君に催眠術をかけました。
「おまえは、だんだん眠くな~る」です。
そして、ピヨ太君に「ケーキ屋さんの店主を闇討ちしてこい」と命令しました。
アクマ君、なかなか過激ですね。
ピヨ太君はアクマ君の命令に従い、ケーキ屋さんの店主を闇討ちしようとしました。
ところがどっこい、世の中、そんなに甘くありません。
ピヨ太君は返り討ちにあってしまいました。
でも、アクマ君に不安は ありません。
怒られるのはピヨ太君だけです。
催眠術にかけていたので、ピヨ太君はアクマ君のことを覚えていません。
ピヨ太君からアクマ君には、たどり着けない理屈です。
このような攻撃をコンピュータの世界でやることを「踏み台攻撃」と言います。
踏み台攻撃において踏み台にされたコンピュータ、今回の例でいえばピヨ太君に相当するコンピュータが「踏み台」です。
踏み台攻撃では、悪い人は、まず、そこら辺にある普通のコンピュータを乗っ取ります。
自分の命令通りに動くように催眠術をかけてしまうのです。
今回はアクマ君がピヨ太君のコンピュータを乗っ取ったとしましょう。
あとは簡単です。
やりたい攻撃を、その乗っ取ったコンピュータにやらせます。
アクマ君はピヨ太君のコンピュータに「ピヨ子さんに大量のメールを送れ」と指示を出しました。
これでピヨ子さんには「ピヨ太君から送られた」大量のメールが届きます。
犯人捜しを始めたピヨ子さんはピヨ太君のコンピュータから送られたと気付くはずです。
きっと、ピヨ太君に文句を言うでしょう。
ですが、そこで終わりです。
そこから先、アクマ君にはたどり着けません。
この話において、アクマ君に乗っ取られたピヨ太君のコンピュータが踏み台です。
踏み台にされたコンピュータは、代わりに悪いことをさせられると同時に、悪いやつの身代わりにもなっています。
犯人捜しをした場合、たどり着くのは踏み台にされたコンピュータです。
実際に悪いことをしているのは、踏み台にされたコンピュータですからね。
でも、ご安心ください。
どんなコンピュータでも踏み台にされるわけでは ありません。
踏み台にされる前段階として、コンピュータに対する不正アクセスがあります。
踏み台にするには
1.こっそり忍び込む
2.洗脳する
の2つのステップを踏む必要があるのです。
逆に言えば、不正アクセスされなければ踏み台にされる心配も(基本的には)ありません。
不正アクセスされるのは、セキュリティの弱いコンピュータです。
例えば、セキュリティホール(セキュリティ的に放っておくとヤバいところ)が放置されていたり、パスワードが簡単だったりするコンピュータですね。
そこら辺のもろもろに気を付けるのが、踏み台にされないための対処法です。
一言でまとめるよ
まぁ「踏み台」って単語が出てきたら「乗っ取られて身代わりにされたコンピュータなんだな~」と お考えください。





