フォワードリカバリ
ある時点の状態に戻して、同じことをやり直すことで復活させるよ
ほとんどの場合はロールフォワードを意図しているよ
簡単に書くよ
フォワードリカバリ(英:forward recovery)とは
(おかしくなったときに)ある時点の状態に戻して、それ以降にやったことを もう一度やり直すことで復活させる やり方
ですが
「ロールフォワード」のこと
を指している場合が、ほとんどです。
ロールフォワードは
データベースで障害が起きたときの対処法のひとつ
であり
どこかの時点のバックアップを適用して障害が起きる前の状態に一旦 戻し、それ以降の処理を再現することで障害が起きていないデータベースを復活させること
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「データベース」と「ロールフォワード」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
データベースは「データを入れておく箱」です。
突っ込んで考えると混乱するかもしれません。
何となくのフィーリングで理解してください。
ロールフォワードは「どこかの時点のバックアップを適用して障害が起きる前の状態に一旦 戻し、それ以降の処理を再現することで障害が起きていないデータベースを復活させること」です。
データベースで障害が起きたときの対処法のひとつです。
例えば、そうですね。
ここに、ピヨピヨカンパニーの事業における全ての取引情報を記録した「ピヨピヨデータベース」が ありました。
ピヨピヨデータベースはメッチャ大事なデータベースです。
ピヨピヨデータベースは1日1回、朝6時の時点でバックアップを取っています。
その時点のデータベースを丸ごとコピーして、どこかに置いてあるのです。
また、ピヨピヨデータベースは、自分に対する全ての操作を記録しています。
「何時何分何秒に、このデータを入れた」とか「何時何分何秒に、このデータを消した」とかですね。
いわゆる「ログ」や「ジャーナル」と呼ばれるやつです。
おっと、うっかりピヨ子さんがピヨピヨデータベースを蹴っ飛ばしてしまったようです。
ピヨピヨデータベースが、ぶっ壊れてしまいました。
ピヨキックの威力は凄まじいですね。
これは1月2日の13時14分の出来事でした。
ピヨピヨデータベースは、とても大事なデータベースです。
ピヨ太君は、至急、復活させることにしました。
まずピヨ太君は、1月2日の朝6時に取ったバックアップを新しいピヨピヨデータベースに突っ込みました。
これでピヨピヨデータベースは1月2日の6時時点の状態に復活しました。
次にピヨ太君は、1月2日の6時から13時14分までにやった全ての操作を もう一度やりました。
どんな操作をやったかはログに書いてありますからね。
そのログをもとにしてペチペチと手作業で……やるのは面倒くさいので、データベースさんに自動でやってもらいました。
これでピヨピヨデータベースは1月2日の13時14分時点の状態に戻りましたよね。
ピヨ子さんのピヨキックを喰らっていないピヨピヨデータベースが復活しました。
めでたし、めでたし。
この例で挙げたようなデータベースを復活させるやり方がロールフォワードです。
1.障害発生に慌てて
2.バックアップからデータを戻して
3.バックアップの時点から障害発生までにやったことを再現する
ことで障害をなかったことにする技です。
以上を踏まえて
ある時点の状態に戻して、同じことをやり直すことで復活させる
のが「フォワードリカバリ」です。
「前進復帰」とも呼ばれます。
ただし、ほとんどの場合、
「ロールフォワード」と同じ意味で使われている用語
です。
フォワード(前)にリカバリすればフォワードリカバリです。
厳密に考えると、ロールフォワード以外にも該当することがありそうな気はします。
とはいえ、ほとんどの場合、ロールフォワードを指しています。
「ロールフォワード=フォワードリカバリ」と思っておいても困らないはずです。
一言でまとめるよ
まぁ「フォワードリカバリ」って単語が出てきたら「ある時点の状態に戻して、それ以降の処理を もう一度やり直すことで、復活させるんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「forward(フォワード)」の意味は「前へ」とか「先へ」とか「転送する」とかです。
「recovery(リカバリ)」の意味は「回復」とか「復旧」とか「修復」とかです。
何となく くっつけると
前へ復旧
となります。






