ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)
ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組みだよ
主にUNIX系で使われるよ
「YP」って出てきたら「NIS」って読み替えてね
「NIS」と表現された場合は「Network Information Service」の略だよ
簡単に書くよ
ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)(英:network information service)とは
主にUNIX系で使われる仕組みで、Windowsで言う「Active Directory
(Windowsに付いている、ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組み)」っぽいやつ。
もう少し具体的に書くと
主にUNIX系のコンピュータで使われる、ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組み(のひとつ)
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ディレクトリサービス」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ネットワーク上にはパソコンとかが、いっぱいあります。
こいつらは基本的に、それぞれ好き勝手に動いています。
自由気ままな奴らですよ。
そこに、1台の元締めコンピュータを投入しました。
元締めコンピュータは、ネットワーク上で好き勝手やってる奴らを統括的に管理するのが使命です。
元締めコンピュータが、他のコンピュータのあれやこれやの情報を管理します。
このような仕組みのサービスを「ディレクトリサービス」と言います。
ディレクトリサービスは、いろいろ あります。
例えば、Windowsで出てくる「Active Directory(アクティブディレクトリ)」なんかはディレクトリサービスです。
あるいは、DNSなんかも、ディレクトリサービスと呼べるでしょう。
※「Active Directory」「DNS」の詳細は、それぞれの用語の説明を ご覧ください。
以上を踏まえて
いろいろあるディレクトリサービスのひとつ
が「ネットワーク・インフォメーション・サービス」です。
「NIS」と表現されることも あります。
「NIS」と表現された場合は「Network Information Service(ネットワーク・インフォメーション・サービス)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Network Information Service」を何となく日本語にすると「ネットワーク情報サービス」となります。[詳細]
実際のところ「ネットワーク・インフォメーション・サービス」という表記では、あまり登場しません。
長ったらしいですからね。
「NIS」と表現されることが多いはずです。
本ページでも、以降は「NIS」と表現します。
NISは、主にUNIX系(Linuxとか)で使われるディレクトリサービスです。
元締めコンピュータが存在して、そいつが下々のコンピュータの情報を管理します。
大雑把な説明としては、そんなところです。
あとはNIS関連で出てくる用語を補足しておきます。
NISで出てくる元締めコンピュータは「NISサーバ」と呼ばれます。
元締めコンピュータに管理される方のコンピュータたちは「NISクライアント」です。
NISの仕組みにおいて、コンピュータには管理上の名前が付けられます。
このNISの仕組みで使われるコンピュータの名前を「NISドメイン名」と言います。
NISドメイン名は、DNSの仕組みで使われるドメイン名とは関係ありません。
「ドメイン名」という表記は気にしないでください。
「コンピュータの名前」くらいのニュアンスです。
また、NISで使われる元締めコンピュータは大事なやつです。
ぶっ壊れたりしたら大変です。
そこで元締めコンピュータを複数台体制にすることがあります。
元締めコンピュータとしての仕事をするコンピュータと、元締めコンピュータがぶっ壊れたとき用に待機しておく予備のコンピュータを用意する形です。
このときの、元締めコンピュータとしての仕事をするコンピュータを「NISマスタサーバ」と呼びます。
予備のコンピュータは「NISスレーブサーバ」です。
NIS関連で よく出てくる用語は、そんなところでしょうか。
最後に、NISは昔「Yellow Pages(イエローページ)」という名前でした。
商標の関係でNISに変更したらしいです。
そのため、NISを指して「YP」と表現されることがあります。
「Yellow Pages(イエロー・ページズ)」の頭文字を取って「YP」ですね。
「NIS/YP」や「NIS(YP)」のような表記を見かけることもあると思いますが、気にする必要は ありません。
「NIS」と「YP」は同じものです。
それに関連して、NIS関連で出てくるコマンドなどの名前が「yp○○」の場合も あります。
NISっぽい話で出てくる「yp」は頭の中で「nis」と読み替えてください。
それで大体の意味は つかめるはずです。
一言でまとめるよ
まぁ「ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)」って単語が出てきたら「ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組みなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「network(ネットワーク)」はカタカナで「ネットワーク」で分かりますかね。
「information(インフォメーション)」の意味は「情報」とか「知識」とかです。
「service(サービス)」はカタカナで「サービス」で分かりますよね。
何となく くっつけると
ネットワーク情報サービス
となります。
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