プロセスグループ
プロセスの集まりだよ
複数のプロセスをまとめて扱うための仕組みだよ
簡単に書くよ
プロセスグループ(英:process group)とは
人間の世界でいう「世帯」みたいなもの。
もう少し具体的に書くと
複数のプロセス
(本当は ちょっと違うけど、実行中のプログラムのことだと思って いいです)を一緒くたにして扱うための仕組み
であり
複数のプロセスをひとまとめにしたもの
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「プロセス」のあれやこれやについて簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
プロセスは「メモリを使って何かやっているプログラムひとつひとつ」です。
よく分からなければ「実行中のプログラム」と読み替えてください。
プログラムは動いていればメモリを使っています。
以上を踏まえて
複数のプロセスをひとまとめにしたもの
が「プロセスグループ」です。
プロセスグループは、複数のプロセスを一緒くたにして扱うための仕組みです。
例えば、そうですね。
ここに「ピヨ太ママ」プロセスが あったとしましょう。
プロセスには識別用のID(プロセスID、PID)が割り振られます。
ピヨ太ママにはプロセスID「10」が割り振られました。
ある日のことです。
ピヨ太ママは、子どもの「ピヨ太」プロセスを生みました。
これで、ピヨ太ママは親プロセスになりました。
ピヨ太君は子プロセスです。
子プロセスのピヨ太君もプロセスです。
識別用のID(プロセスID)を割り振られます。
ピヨ太君にはプロセスID「20」が割り振られました。
これで、ピヨ太ママとピヨ太君をそれぞれ指定できますね。
「PID:10」を指定すれば、ピヨ太ママを指定したことになります。
「PID:20」を指定すれば、ピヨ太君を指定したことになります。
さて、ここでちょっと考えてみてください。
ピヨ太ママとピヨ太君、ピヨピヨ親子をまとめて指定したいときは、どうしましょうね?
これを実現するための仕組みが、プロセスグループです。
ピヨ太ママには、プロセスID「10」が割り振られていました。
実は、ピヨ太ママには、世帯識別用のIDも割り振られているのです。
世帯識別用のIDは「プロセスグループID(PGID)」と言います。
ピヨ太ママにはプロセスグループID「100」が割り振られていたとしましょう。
ピヨ太君にも世帯識別用のID(プロセスグループID)が割り振られます。
ピヨ太君はピヨ太ママの子どもです。
世帯は同じです。
プロセスグループIDもピヨ太ママと同じになります。
ピヨ太君のプロセスグループIDは、ピヨ太ママと同じ「100」です。
これでピヨ太ママとピヨ太君をまとめて指定できますね。
「PGID:100」を指定すれば、ピヨ太ママとピヨ太君、両方を指定したことになります。
イメージは、プロセスID(PID)が名前です。
プロセスグループID(PGID)が名字です。
「太郎!」のように名前を呼べば、太郎君個人が反応します。
プロセスIDを指定すれば、該当するプロセスを指定したことになります。
「鈴木!」のように名字を呼べば、鈴木一家全員が反応するでしょう。
プロセスグループIDを指定すれば、該当するプロセスの集まりを指定したことになります。
プロセスは個人です。
1つのプロセスを指します。
プロセスグループは世帯です。
プロセスの集まりを指します。
一言でまとめるよ
まぁ「プロセスグループ」って単語が出てきたら「プロセス
(本当は ちょっと違うけど、実行中のプログラムのことだと思って いいです)の集まりなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「process(プロセス)」の意味は「過程」とか「経過」とか「方法」とか「手順」とか「工程」とか「処理」とか「処理する」とか「加工する」とかです。
「group(グループ)」の意味は「集団」とかです。
何となく くっつけると
処理の集合
となります。
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