マトリックス組織
組織形態だよ
1人の社員が2つの部門に所属するよ
上司が2人いる状態になるよ
簡単に書くよ
マトリックス組織(読:マトリックスソシキ 英:matrix organization)とは
営業部のメンバーであり神奈川支店のメンバーでもある、のように1人の社員が2つの部門に所属する構造の組織形態のこと
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に出てきたので取り上げておきます。
「マトリックス」+「組織」で「マトリックス組織」です。
マトリックスは「行と列で表現された表」ね。
縦の項目と横の項目が交わる形で表現される格子状の表です。
名前は知らなくても、よく見かけているはずです。
組織は組織ですね。
具体的に定義するのは難しいですが、何か共通の目的を持って集まっている集団です。
以上を踏まえて
1人の社員が2つの部門に所属する組織形態
がマトリックス組織です。
……と、いきなり言われても分かりませんよね。
大丈夫です。
例を挙げて説明します。
ピヨピヨカンパニーには、開発部門、営業部門、経理部門があります。
それぞれの部門には部門長がいます。
ピヨピヨカンパニーの社員は、この3つの部門のどれかに配属されます。
ピヨピヨカンパニーには、東京本店、神奈川支店、大阪支店の3つの事業所があります。
それぞれのお店には店長がいます。
ピヨピヨカンパニーの社員は、この3つのお店のどれかで働きます。
ピヨ太君は神奈川支店で働いている営業部員です。
営業部長のピヨ子さんの部下であると同時に、神奈川支店店長のピヨ太ママの部下でもあります。
ここでピヨピヨカンパニーの組織図を書いてみましょう。
ピヨピヨカンパニーの組織図は、例えば、開発部門、営業部門、経理部門を横に並べて、東京本店、神奈川支店、大阪支店を縦に並べた表形式で書けます。
社員の名前は部門とお店の交わるところ、表の四角のどれかに入ります。
神奈川支店で働いている営業部員のピヨ太君であれば、営業部門と神奈川支店の交わる四角の中に入るでしょう。
おぉ、ピヨピヨカンパニーの組織図がマトリックスで表現できましたね。
このような
1人の社員が2つの部門に所属する構造の組織形態
がマトリックス組織です。
社員は横軸に並ぶ部門と縦軸に並ぶ部門にそれぞれ所属することになります。
言い換えると上司が2人いる状態です。
横軸と縦軸に並ぶ部門に決まりは ありません。
今回の例では「お仕事の種類」と「働くお店」が登場しました。
「お仕事の種類」と「作っている製品」の場合もあるでしょう。
「作っている製品」と「顧客ターゲット層」の場合もあるかもしれません。
その会社の戦略次第です。
マトリックス組織にするメリットは専門性を高められることです。
ピヨ太君は営業に関する指示は営業部長のピヨ子さんから受けます。
ピヨ子さんは営業のスペシャリストです。
営業に関するナイスなアドバイスをいただけることでしょう。
営業のやり方以外のことは神奈川支店店長のピヨ太ママから指示されます。
ピヨ太ママは神奈川支店のスペシャリストです。
神奈川支店で働く上で必要なことが、ばっちり学べるはずです。
これがマトリックス組織のメリットです。
一方のデメリットは管理の難しさです。
ピヨ太君は2人の上司がいる状態です。
2人の指示が矛盾していたり、2人の仲が悪かったりすると、ピヨ太君は板挟み状態になってしまいます。
これがマトリックス組織のデメリットです。
あくまで個人的な印象ですが、上手く活用できれば効果は抜群、その分、運用も難しい組織形態だと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「マトリックス組織」って単語が出てきたら「1人の社員が2つの部門に所属する組織形態なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「matrix(マトリックス)」の意味は「母体」とか「母型」とか「行列」とかです。
「組織」は日本語ですね。
何となく くっつけると
行列型の組織
となります。
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