Mobility as a Service
移動手段(に対する手続き)を統合するよ
最適な移動ルートを提案してくれるよ
予約や支払いを一括でやれるよ
「MaaS」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Mobility as a Service(読:モビリティ・アズ・ア・サービス)とは
いわゆる「MaaS」のこと。
用語の中身としては
総合移動サービス
です。
もう少し具体的に書くと
電車とかバスとかの移動手段を統合しちゃって「ここに行きたいんだよね!」ってさえ伝えれば、複数の移動手段を組み合わせた最適な移動ルートを提案してくれて、さらにそれらの予約とか支払いも一括でできちゃうサービスのこと
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「MaaS(マース)」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
MaaSの正式名称(?)が「Mobility as a Service」です。
「Mobility as a Service」の頭文字を取ったのが「MaaS」ね。
※「Mobility as a Service」を何となく日本語にすると「サービスとして提供される動きやすさ」となります。[詳細]
以上が「MaaS」の意味を知っている人向けの説明です。
「MaaSって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
サクっと一言で説明すると
移動手段を統合しちゃって、複数の移動手段を組み合わせた最適な移動ルートを提案してくれたり、それらの予約や支払いを一括でできるサービス
が「Mobility as a Service」です。
上でも書きましたが、一般的には「MaaS」と表現されます。
※本ページでも以降は「MaaS」と表現します。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨピヨドームに行こうとしています。
今夜はピヨピヨドームでピヨ子さんのコンサートが開催されるのです。
ピヨピヨドームがあるのは2駅離れた場所です。
ピヨ太君は電車に乗ってピヨピヨドームの最寄り駅に移動しました。
ピヨピヨドームは駅から少し離れています。
ピヨ太君はタクシーに乗ってピヨピヨドームに移動しました。
ピヨ太君は、電車に乗って、その後タクシーに乗って、ピヨピヨドームに移動しました。
電車に乗ったときは電車賃を払い、タクシーに乗ったときはタクシー代を払っています。
電車とタクシーは
別の移動手段
です。
MaaSでは、この「別の移動手段」が統合されちゃうイメージです。
移動手段ごとのあれやこれやを考える必要がなくなります。
ピヨ太君は、まずMaaSサービスを提供しているところに「ピヨピヨドームに行きたい」と伝えます。
そうすると、MaaSサービスを提供しているところは「それなら、この電車に乗って、この駅で降りて、この駅からはタクシーに乗っていくのが良いよ」と移動ルートを提案してくれます。
ピヨ太君は、その提案が気に入りました。
「よし!それにしよう!」と決めます。
そうすると、もうそこで料金の支払いができちゃいます。
電車に乗るときに電車賃を払って、タクシーに乗るときにタクシー代を払うなんて面倒なことは必要ありません。
その場でまとめて払えます。
さらに、今回の例では必要ありませんでしたが、予約とかもまとめてやれます。
例えば飛行機の予約と新幹線の予約とレンタカーの予約を一括でできちゃうのです。
世の中には
・電車
・バス
・飛行機
・タクシー
・レンタカー
など、いろいろな移動手段があります。
それらのサービスがそれぞれの会社によって提供されています。
電車サービスは鉄道会社が提供していますし、バスサービスはバス会社が提供しています。
MaaSは、それらの別々の会社が提供している別々のサービスを統合して、1つの「移動サービス」にしちゃうイメージです。
そうすることで、今までは電車サービスを使うなら鉄道会社で手続きや支払いをして、バスサービスを使うならバス会社で手続きや支払いをして、とやっていたのが、移動サービスの窓口に対して手続きや支払いをするだけで済みます。
乗り換え自体は必要ですけどね。
個別の手続きがなくなるわけです。
それに伴い、今までは「ここまでは電車で移動して~、ここからはバスで移動して~」とか考えていたのが「目的地まで移動サービスで移動して~」と考えれば済むようになります。
ここまでの説明がピンと来ない人は、電車賃の仕組みを思い出してください。
各駅停車から急行に乗り換えようと、別の路線の電車に乗り換えようと、支払いは改札を出るときの1回です。
もし、その鉄道会社さんがバス会社を買収して、バスの乗降口を改札の中に作ったら、どうでしょう。
電車に乗ろうとバスに乗ろうと、支払いは改札を出るときの1回にできるはずです。
さらに、その鉄道会社さんがタクシー会社を買収して、タクシー乗り場を改札の中に作ったら、どうでしょう。
電車に乗ろうとバスに乗ろうとタクシーに乗ろうと、支払いは改札を出るときの1回にできますよね。
さらに、さらに、その鉄道会社さんがレンタカー会社を買収して、レンタカーの貸し出し窓口を改札の中に作ったら、どうでしょう。
電車に乗ろうとバスに乗ろうとタクシーに乗ろうとレンタカーに乗ろうと、支払いは改札を出るときの1回にできるのではないでしょうか。
考え方は、それと同じです。
電車もバスもタクシーもレンタカーも、あるいは飛行機もレンタサイクルも人力車も1つにまとめてしまえば、手続きや支払いを1回にできます。
そんな
移動手段を全部統合しちゃって1つの移動サービス扱いにしたら、いろいろ便利なんじゃねーの?
な構想がMaaSです。
……というのが大雑把な説明です。
実際には、MaaSにはレベルがあって
レベル0:統合なし
レベル1:情報の統合
レベル2:予約・決済の統合
レベル3:サービス提供の統合
レベル4:政策の統合
のように分類されるそうです。
今回はレベル2とレベル3を一緒くたにして説明をしました。
理由は、それが一番イメージしやすいかと思ったからです。
レベル1は現行の乗換案内サービスで(完全にではないかもしれませんが)実現されています。
電車の乗換案内なのにバスのルートが出たり徒歩のルートが出たりしますよね。
あとの具体的なことについては他のところで情報を補完してしてください。
一言でまとめるよ
まぁ「Mobility as a Service」って単語が出てきたら「MaaS
(総合移動サービス(の構想))のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「mobility(モビリティ)」の意味は「動きやすさ」とか「可動性」とか「流動性」とかです。
「as a service(アズ・ア・サービス)」で「サービスとして」的な意味になります。
何となく くっつけると
サービスとして提供される動きやすさ
となります。
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