#10 あなたの強みは、国境を超える!
Powered by 7Seas DNA この記事は、連載「世界人の流儀」の一編として、株式会社セブンシーズ代表取締役・揚石洋子との対話をもとに構成しています。
日本の文化では、「謙虚さ」が美徳とされています。
そのため、国際的な場面において、
自分の強みを積極的に示すことに、
ためらいを感じる人も少なくありません。
「自分を前に出しすぎていないだろうか」
「控えめでいる方が、場の空気に合うのではないか」
そんな思いが、
無意識のうちにブレーキをかけてしまうこともあるでしょう。
けれども、その「遠慮」は、
時にチームにとって大きな損失になるリスクがあります。
なぜなら、個人の強みは、単なる自分のための資産ではなく、チーム全体の成果や創造性を引き出す力でもあるからです。
多様な価値観や経験を持つメンバーが集まるグローバルチームでは、それぞれの強みが交差し、補い合い、刺激し合うことで、まったく新しい価値が生まれます。
異なる視点やスキルの「掛け算」が、
イノベーションの種になるのです。
だからこそ、グローバルな環境では
「自分は何が得意なのか」
「どんな価値をチームにもたらすことができるのか」
を言葉にすることが、重要になります。
それは自己主張ではなく、貢献の意思表示です。
Gallup社のメタ分析(20,000以上のチームを対象)によると、
強みを活かすチームほど、生産性・エンゲージメント・幸福度のいずれにおいても高い成果を上げていることが確認されています。
強みを活かすことは、個人の成長を促すだけでなく、
チーム全体のパフォーマンスや創造性を高める、極めて実践的なアプローチなのです。
だからこそ、組織として大切なのは、
メンバー一人ひとりの強みを
見つける
認める
活かす
その循環を生み出す環境を、意図的につくることです。
誰かが自分の強みを発揮したときに、
それを歓迎し、称える文化があるチームでは、
挑戦と学びが自然と連鎖していきます。
「自分の強みを示すのは、自己主張ではない」
それは、
チームに貢献したいという意思の表れであり、
共に歩みを進めるためのサインです。
あなたの強みは、
言語や文化の違いを越えて、チームに力を与えます。
そして、まだ見ぬ可能性を引き出し、未来を切り拓く原動力になります。
今こそ、自分の中にある強みに目を向け、
チームのために、その力を発揮してみませんか。
その力は、他者との関わりの中で、
新たな「価値」へと広がっていくことでしょう。

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