#2 First 90 Days で何を語る?あなたのリーダーシップはここから始まる
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この記事は、連載「世界人の流儀」の一編として、株式会社セブンシーズ代表取締役・揚石洋子氏との対話をもとに構成しています。
新しい国、新しいチーム、新しい役割。
そんな環境で、あなたは最初の90日間をどう過ごしますか?
この期間は、成果を急ぐ時間ではありません。
むしろ、信頼を築き、リーダーとしての土台をつくるための、最も重要な時間です。
もしこの90日が、その後のチームの関係性や成果を大きく左右するとしたら
何を意識すべきでしょうか。
まず問いかけたいのは、
自分の役割やミッションを「自分の言葉」で語れているか、ということです。
肩書きや組織図だけでは、あなたが何を大切にし、どこへ向かおうとしているのかは伝わりません。
なぜこの地に来たのか
何を実現したいのか
どんな価値をチームに届けたいのか
それを、自分の言葉で語ること。
その姿勢が、周囲との距離をぐっと縮めます。
「何をする人か」だけでなく、
「どんな思いでここにいるのか」が伝わったとき、人は初めて心を開きます。
次に大切なのが、
メンバーとの1:1の対話です。
形式的なミーティングではなく、メンバーの価値観や考え方、これまでの経験に耳を傾ける時間を持てているでしょうか。
どんな経験をしてきたのか
何を大切にしているのか
このチームで、どんなことに挑戦したいと思っているのか
そうした対話の積み重ねが、
信頼と心理的安全性を育て、
チームの力を引き出していきます。
First 90 Days においては、
指示よりも対話が、
結果よりも関係性が優先されます。
First 90 Days で重要なのは、
完璧な答えを持っていることではありません。
むしろ、話を聞く姿勢、学ぼうとする姿勢、共に考えようとする姿勢が、あなたのリーダーシップを形づくっていきます。
人は、リーダーの最初の振る舞いを、
驚くほどよく覚えています。
あなたは、どんなリーダーとして記憶されたいですか?
その第一歩は、
自己紹介から始まります。
「あなた自身を、どう語るのか」
「どんな思いでこの役割を引き受けたのか」
「チームと、どんな関係性を築きたいのか」
それが、あなたのチームと描く未来につながる最初のメッセージになるのです。

▼ 次回の記事
異文化環境では、どれだけ丁寧に説明しても、思うように伝わらないことがあります。 そのとき問われるのは、伝え方のテクニックではなく、「理解されて当然」という前提を手放せるかどうか。 グローバル・コミュニケーターとしての姿勢について考えます。
#3 「わかってもらえるはず」というエゴを捨てられるか?
▼ 「世界人の流儀」シリーズ
#1 グローバル・コミュニケーションの原点
#2 First 90 Days で何を語る?あなたのリーダーシップはここから始まる
#3 「わかってもらえるはず」というエゴを捨てられるか?
#4 不完全な自分を見せられるリーダー
#5 多様な価値観のあいだに橋を架ける
#6 関係性をダイナミックに動かす!スーペリア・リスニング
#7 「好奇心」はグローバルコミュニケーターのパスポート!
#8 「できない」を9「まだ」におきかえる:成長のスイッチ#
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#10 あなたの強みは、国境を超える!
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#12 ポジティブ・インパクトの三原則|株式会社セブンシーズ
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