見出し画像

【通院レポ④】うちの子だけじゃない。前を向くと決めた日。【うちの子が生まれた時の話10】

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。


前回から引き続き、【通院レポ④】です!
①②③はこちら⇒



大学病院での全身精密検査の結果、幸いにも、重大な疾患は見つからなかった娘。


こうして、今度は大学病院のGCUへ、毎日面会に通う日々が始まりました。


写真が一枚もない、GCUでの大切な記憶


大学病院へ移ってから、面会日の流れは固定されていきました。


面会時間が始まるちょうどそのタイミングに病院へ着けるよう、お昼ごはんはコンビニでサッと買って、車の中で食べます。

そこから面会終了の時間まで、ずっと子どもと一緒に過ごし、帰りはいつも、外が暗くなった夕方でした。


面会の途中、水分を取りに席を外したり、トイレへ行ったりすることは、不思議と夫も私も、一度もしませんでした。

1分1秒でも長く、娘のそばにいたかったのだと思います。



GCUへ行くときは、搾母とタオル、そして円座クッションを、必ず持っていきました。

スマホの持ち込みは一切禁止だったので、GCUに入院していた頃の娘の写真や動画は、私のスマホには1枚も残っていません。


面会へ行くと、新生児だから当たり前かもしれませんが、うちの子は相変わらず寝てばかりでした。
会いに行ってもすやすやと眠っていることがほとんどで、起きていることは滅多にありません。


だからこそ、たまにパチッと目を覚ましている日があると、夫と2人で「あ!起きてる!」と大はしゃぎしていたことを今でもよく覚えています。



環境の変化と、我が子の底力


大学病院のGCUはとても看護が手厚く、前のクリニックにいたときのような「不安」は、ここではほとんど感じなくなっていました。


スタッフの方々は私たちの沐浴やおむつ替え、授乳の様子も細かく見て、その都度丁寧なアドバイスをくれていました。


直母の練習もさせてもらえましたが、うちの子にとってはまだまだハードルが高いらしく、この時はまだ、上手に飲めることはありませんでした。


それでも、信じられないような奇跡が起きました。


あんなにミルクを飲むのに時間が掛かっていた娘が、大学病院に移ったその日から、最低規定量である60ccのミルクを飲み切れるようになったのです。


先生からは、
「環境が変われば、急に飲めるようになる子っていうのはいるんだよね。そのパターンだったかもしれないね」と言われました。

相変わらず飲むスピード自体はのんびりだし、時間はかかるものの、それでも30分くらいで、飲み切れる回数も増えてきました。


体重も、僅かずつではあるものの、確実に増えてきているとのことでした。

娘は大学病院へ来る前に、名前も決まり、おへそも取れました。
普通の出産・退院のスケジュールとは少し違ってしまったけれど、娘は娘のペースで、確実に成長していました。



「私一人じゃない」通路に飾られた、パパママたちのバトン


GCUの部屋の中を見渡すと、娘と同じように、小さな体で一生懸命頑張っている赤ちゃんが、たくさんいました。

そして私たちと同じように、頻繁に面会へ通っている親御さんたちもたくさんいました。


スマホの持ち込みが禁止だったため、皆さん各々、私物のビデオカメラを片手に持って我が子を必死に撮影していました。
赤ちゃんが寝ているコットを華やかに飾っていたり、赤ちゃんが寂しくないようにぬいぐるみを置かれていたり。



みんなこんなに小さな体で、うちの子と同じように機械を取り付けられながら、精一杯生きようと頑張っている。
そしてそんな赤ちゃんを、一生懸命見守るパパママたち。



(みんなこんなに頑張っているんだから、私一人だけ、いつまでもメソメソ泣いていちゃいけないな)


周りの赤ちゃんとご家族の姿を見て、自然とそう思えるようになりました。


また、GCUへ入室の許可が下りるまでの間、短い通路で待たなくてはいけなかったのですが、その通路には、過去にNICUやGCUを退院していった子どもたちの親御さんからのメッセージやお手紙、写真がたくさん飾られていました。


待っている合間、私はいつも、その温かい言葉たちをじっくりと読んでいました。


ーーうちと同じような状況を経験した子が、こんなにたくさんいる。
ーーその子たちにはみんな、同じように悩み抜いたパパとママがいて、みんな同じようにこの苦しみを乗り越えて頑張ってきた。



「私一人じゃない」
張り詰めていた心が、すっと和らいでいくように感じました。



思わず、隣にいる夫に
「これから私たちも頑張ろうね」
と声をかけました。

夫も、私の目を見て
「そうだね」と答えてくれました。


入院期間がこの先どれくらいになるのかは、まだ誰にも分かりません。


けれど、私たちの子どもは、その小さな体で今、精一杯がんばっている。
娘の生きる力を信じて、私たち夫婦も改めて前を向き、気を引き締めた、忘れられない瞬間でした。


GCUでうちの子が着させてもらっていた「赤ちゃんの城」の入院着。
今でも、この服を着ていた娘の姿を思い出します。

楽天 ⇒


Amazon ⇒


通院レポ⑤へ続きます。良かったら、引き続き、お読みいただけると嬉しいです。🙏

過去の出産/入院レポは下記です。
よろしければ、こちらもお願いします!

#育児日記
#子どもの成長記録



いいなと思ったら応援しよう!

こみどり ここまで読んでいただき、ありがとうございます!もしこの記事に『共感した』『面白かった』と思っていただけましたら、応援をいただけますと、励みになります! いただいたチップは、子どものためにありがたく使わせていただきます🙏