うちの猫の前世
昔、お寺にいる鳩にパンのミミを上げに行っていた。
灰色っぽい鳩が多い中、白地に黒・茶の斑点がある鳩を見つけた。
それまでその寺で見かけない鳩だった。
初対面なのに私の手に乗って、パンのミミを要求してきた。
人懐こい訳ではなく、私の手だけに乗って来る。
不思議な鳩。よく食べる子だったので「ホシイちゃん」と名付けました。

そんなことをすっかり忘れて10年以上経った頃。
白い猫を拾いました。その時は占いの先生と生徒8人ほどいましたが
猫は迷わず私のところに来て「ニャ!」と鳴いたので、
私が飼うことになりました。
その猫は「ヒデサト」と名付け、私にべったりの甘えん坊な猫でした。
ヒデサトは窓から外を見るのが好きでした。
特に飛んでいく鳥をじっと眺めていました。
それは猫が獲物を見るのではなく、空を自由に飛んでいる鳥を
羨ましそうに見ている様に感じたのです。
時折、何か反応している様だけど普段は気にしていませんでした。
ある日、ヒデサトが鳥を見ている時に鳴いている声が聞こえました。
いつもなら猫特有の鳴き声「ニャ!ニャ!」というクラッキングのはずが
その日は小さな声で「ホーホー」と鳴いている。
ん?それって猫の鳴き声じゃないよね?
不思議に思ってもう一度じっくり観察してみましたが、
やはり「ホーホー」と鳴いてる。
ホーホーって…。この鳴き声は鳩?!
もしかして、この猫はホシイちゃんの生まれ変わり?!
そう思うと出会った時や、飼い主を選んだことなど
辻褄が合う気がしたのです。
この子は私を探してここまで来てくれたんだ!
そう思って久しぶりに呼んでみました。
「ホシイちゃん!」
その猫はくるっと振り向いてじっとこちらを見た。
間違いない!この子はあの時の鳩だったんだ!
この時、占いの先生から言われた言葉を思い出した。
「白でブチがあった鳩は真っ白の天使になって戻ってきたんだ。
天からの授かりものだから大事にしてあげなさい」
その言葉を聞いて、大切な宝を天から預かったと実感しました。
※相変わらずのことですが、信じる信じないは各自でご判断下さい。
ただこの白猫さんはスピリチュアル能力の高い猫で、色々なエピソードを
残しているので、その話はまた後日。
奇跡的な出会い
ニボシの恩 その壱
ニボシの恩 その弐
ニボシの恩 その参 後日談
ヒデサト入院 その壱
ヒデサト入院 その弐
ヒデサト入院 その参 幽体離脱した猫
ポメが来てから笑える日々
天に還す日
番外編
うちの猫の前世 (今ココ!)
