見出し画像

ヒデサトの入院 その弐

3月28日(火) 入院1日目
仕事から帰ってヒデサトの様子を見た。やっぱり食べない。
水も飲まないことに危機感を感じてダッシュで獣医さんへ。
自宅での様子を報告したら即入院になりました。

獣医さんからは
「黄疸の原因は他の病気の可能性があるかもしれません。
考えられるのは猫エイズ(FIV)・白血病(FeLV)・猫伝染性腹膜炎(FIP)、
猫溶血性貧血(IMHA)などがあるので検査して良いですか?」

検査に対して異存はないけど、どの病気も対処療法しかない重篤な病気。
もし、このどれかの病気ならヒデサトは長生きできないかもしれない。

病名を聞いた途端にフラッとして倒れそうになった。
ヒデサトが居ない生活なんて考えられない!
よくドラマで病名聞いてフラッとする主人公の女性を見るたびに大袈裟だなと思ったけど、立ってることすら難しくなってる自分がいました。

さらに獣医さんは言います
「きっと、すごく辛かったのをガマンしてたはずですよ」

この言葉は私を奈落の底に落とした。
ずっと可愛がっていたし、健康にも気を付けていはずなのに……。
何も気付いてあげられなかった!ずっと側にいて見ていたのに……。

ただ、ただ、ヒデサトに申し訳なくて、今まで猫の習性や病気のことも色々調べていたはずなのに、なんの役にも立ってない!
自分への怒りと反省。
ヒデサトのいない家に帰って泣くしかなかった。

3月29日(水)入院2日目
仕事から帰って母と2人でヒデサトの見舞いに行く。
エイズ、白血病の検査結果は陰性。腹膜炎は調べる必要はない程度の症状とのこと。それを聞いて一安心しました。

面会したヒデサトは耳が黄色くなっていて黄疸を示していた。白目のところもレモンイエローみたいな黄色。前日よりは赤みがさしていて、
少しは元気そうに見えた。
ヒデサトの左前足にショッキングピンクの包帯。色は可愛いけど、
それは点滴されている証拠。可愛いと思いながら複雑な気持ちで包帯を眺めていました。

面会時間はギリギリまで一緒にいて、ヒデサトを獣医さんに預けて帰ろうとした時、ヒデサトは必死に私の鞄に入ろうとしています。
帰りたいよね。私も連れて帰りたいよ。でも今は我慢するしかないんだよ。
ヒデサト、ごめんね!後ろ髪を引かれる思いで病院をあとにしました。

 ヒデサトの入院を猫友に知らせた。私が気づかなくて自分が情けない気持ちを察してくれていたのか猫友達は
「発見は早かったと思うよ。そんなに落ち込まないで」
と励ましてくれました。
気持ちを和らげてくれる猫友達がいることに救われた夜でした。


奇跡的な出会い
ニボシの恩 その壱
ニボシの恩 その弐
ニボシの恩 その参 後日談
ヒデサト入院 その壱
ヒデサト入院 その弐 (今ココ!)
ヒデサト入院 その参 幽体離脱した猫
ポメが来てから笑える日々
天に還す日

番外編
うちの猫の前世


いいなと思ったら応援しよう!