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ヒデサトの入院 その参 幽体離脱した猫

3月30日(木) 入院3日目
仕事は定時に終わったが渋滞で帰宅したのは7時。
家に帰り、母を拾って獣医さんに着いたのは7時20分を過ぎていました。
面会時間は8時まで。会える時間が少ないのが淋しい。

この日、ヒデサトは待合室をフラフラ歩いていました。
気分は散歩しているみたいでした。
この日も無理やり鞄に入って帰ろうとしたり、出口を探したりする姿に
母と泣き笑い。
でもウロウロする元気すらなかった事を思えば、回復しているんだと
安心できた。

明日、院長先生が診察をしてOKが出れば退院できると聞いた。

でも、明日は病院がお休みなので面会できない。
時間がきて、獣医さんに抱っこされて病室に連れて行かれたヒデサトは
ずっと私をみている。その視線が痛かった。

3月31日(金) 入院4日目
この日は獣医さんがお休みで面会にいけませんでした。
ヒデサトが側にいるのが当たり前だったので、会えないと思うと悲しさが
倍増した気持ちになりました。

4月1日(土) 入院5日目
土曜の病院は4時まで。私は仕事で今日も面会に行けない。
昼休みに獣医さんに電話して、明日退院できることを確認した。
やったー!本当に嬉しい!

2日間もヒデサトに会えなかった夜。
いつもの様にベッドに入って寝ようとした時、私の右側に入って来る
ヒデサトの気配が……。
掛布団はいつもヒデサトの大きさに膨らんでいました。
姿が見えたわけではないけど、間違いなくこの気配はヒデサト!
甘えん坊のヒデサトのことだから幽体離脱して帰って来たんだと確信しました。家が、私が恋しく帰ってきたのかなと思ったら、姿は見えないけれど
ヒデサトの膨らみが愛おしくて両腕で緩く包み込みました。

4月2日(日) 入院6日目
この日は歴史サークルの集まりがあって発表する予定になっていましたが、この時の私にヒデサト以外のことは考えられなかったので、主催者に平謝りで欠席させて貰いました。

午後1時、ヒデサトを迎えに行く。
ヒデサトは「うにゃうにゃ」言いながら病室から連れて来られた。
獣医さんからは入院中はあまり鳴かず大人しい子だと教えてくれた。

 久しぶりに家に帰ったヒデサトは、すぐに自分のテリトリーである各部屋をチェック。でもどこかよそよそしい態度は一体なんなんだろう?!
二日間も見舞いに行けなかったから怒ってるのかな?
それでも、膝でネンネすることは忘れてなかったのでホッとした。

無事に退院してくれて良かった。
でもヒデサトは痩せてしまって、見ただけで背骨の形が分かるほど痩せているし、点滴の針の後はヒデサトが頑張った証拠。
それを見ると言葉も出ませんでした。

 その後、ゆっくりゆっくり体力を回復してきたヒデサト。
体調も落ち着いて元の通り元気になった頃、5歳のヒデサトに
妹ができました。

妹とは、犬のポメ。ポメラニアンだけど半年で4キロ超えのデカポメ。
ハイパーラテン系の超絶明るい妹の出現にヒデサトは追いかけ回される生活になりました。

一難去ってまた一難?!ヒデサトの修行は続く?


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