短編小説まとめ #021
こんにちは。財布野紐ゆるみと申します。
以下、これまでに書いた短編記事をまとめています。
なお前回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #020
201.少しだけ遠回り
うどん屋で見かけた客の不思議な行動が気になる女が、その日の出来事を通して、自分自身の選択を見つめなおすというお話です。(約1500字)
人は他人の「理由」を知りたがりますが、本当に変えられるのは、自身が足を向ける方向くらいだったりするのかもしれません。
202.陽だまり
庭先で弱った蜂を見つけた親子が、小さな命を通して、それぞれの不安や優しさを抱きしめるというお話です。(約950字)
守りたい気持ちが強いからこそ、人は未来への心配も簡単には手放せなくなるのだと思います。
203.えいっ!
カンカンという音がどこかから響いてくる中で、自らを鼓舞するかけ声を携えて、ある決断へ向かっていくというお話です。(約1100字)
誰にも見えないところで積み重なった苦しみが、ときに歪んだ日常を表す一瞬になってしまうこともあるのだと思います。
204.これで進めます
仕事を辞めた男が、職業訓練校で出会った風変わりな受講生との交流を通して、「働くこと」の意味を改めて考えるというお話です。(約1850字)
人は仕事のために生きるわけではありませんが、それでも「何かに関わり続けたい」という気持ちは、どこかに残り続けるのかもしれません。
205.朝のエレベーター
同じマンションで暮らす人々の朝のほんの数分間が、一台のエレベーターを介して静かに交差するというお話です。(約1550字)
誰かにとっての小さな出来事が、別の誰かの選択とつながっていることも、当たり前のようにあるのだと思います。
206.偉い形式
学会参加手続きに携わる経理担当者が、とある肩書の修正依頼をきっかけに、評価や積み重ねについて考えるというお話です。(約2150字)
肩書や資格は単なる文字列にも見えますが、その短い記号の中に、本人だけが知る「譲れないもの」が詰まっているのかもしれません。
207.審判と神職
とある学生ふたり組が、放課後の時間を共有しながら、それぞれの家庭や価値観の違いを垣間見ていくというお話です。(約1700字)
立場も考え方も違う相手だからこそ、不思議と居心地のよい関係が生まれるということもあるのではないかと思います。
208.漂うくらげ
創作投稿サイトを利用するひとりの読者が、変化していく書き手の姿を通して、その中の揺らぎを見つめるというお話です。(約2050字)
人に届くための工夫と、自分らしくあり続けること。ぶれない軸を抱えながら進むのは、案外難しいことなのかもしれません。
209.嘘をつかない
祭りの時期にたこ焼き屋を営む男が、屋台で起きたある出来事をきっかけに、昔の友人との記憶を思い返すというお話です。(約3450字)
正しいと思うことを貫き、強くなるのは簡単ではありませんが、かつての誰かの背中が、勇気を与えてくれることもあるのだと思います。
210.その公共の場で
配信者を応援し続けてきた男が、あるメッセージを受け取ったことで、自身の振る舞いについて考えを巡らせるというお話です。(約2800字)
誰かを応援しているつもりで、気づかないうちに「自分が与えたいもの」ばかりを差し出してしまうといったことがあるのかもしれません。
また、お話がたまったらまとめようと思います。
よろしくお願いします。
※次回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #022
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