Mo' Kotekote Please

オルガン、テナー、ギター、リズムセクション以外にも数は少ないですがコテコテはいます。一挙まとめて紹介します

ピアノ

レスマッキャン
紹介済みなので詳細は省きますが文句なくソウルフル!

スリーサウンズ
ジーンハリスをリーダーにしたソウルフルピアノトリオin NY。リズム隊二人のがっちりしたグルーブもよしです。タレンタインやドナルドソンとの共演もいい感じの作品です。

ラムゼイルイス
ソウルフルピアノトリオin シカゴ。個人的にはヤングホルトのトリオ時代よりもそのあとのクリーブランドイートン、モーリス(はじめはホワイト、後にジェニングスに交代)時代の方がよりソウルフルで好きです。ステップニーとエヴァンスという優秀なアレンジャー、プロデューサーがついてバラエティ豊かなサウンドなのも他と違って面白いです


ハービーハンコック
ハンコックと言えば新主流派の一人、マイルスの黄金クインテット、VSOPのメンバーとして有名なのでコテコテとは縁遠いと思いきやブルーノートのハウスバンド的なポジションだったこともあって意外とコテコテとの接点も近いです。Discogsで漁ってみてください。
そもそもウォーターメロンマンやカンタロープアイランドと言った曲はコテコテ界でも人気なので言わずもがなではあります。。70年代のヘッドハンターズももちろん素晴らしいです。

ウィントンケリー
ジャズファンから大人気のウィントンケリー。いい作品は数多くありますがコテコテサイドから選ぶとケニーバレルとキャンディドを迎えてソウルジャズに挑戦したIt's Allrightに限ります。売れ線狙い、コンガがいらないと批判されることもありますがコテコテ的にはむしろこのくらいが楽しいしコンガは楽曲に刺激を与えるいいスパイスです。サイドマンとしてだとエディジェファソンのLetter From Homeも捨てがたいです。

ジョーザヴィヌル
オーストリア出身ですがドイツ語訛りではなくアメリカの黒人訛りの英語を話していたというエピソードからもジョーがコテコテに親しんでいたことが伺えます。特にキャノンボールアダレイのバンドにいたころ、特にエレピを手にしてからはソウルフル!ウェザーリポートの3作目からはコテコテとはまた違うファンクを披露していてそちらもまたよいです。

ドンサルヴァドーレ
なるべくアメリカ以外のコテコテも紹介するようにしていました。彼はブラジル出身のピアニストで69年の同名作はブラジルのYoung-Holt Unlimitedという感じです

他楽器

ビリーウッデン
レアグルーヴでは多くの自主制作が今までの名盤と並べられるようになりましたが、彼のLIveはその中でも特に評価を上げた一枚です。グルーヴに身を任せてアドリブを紡ぐ様は皆音楽だけを心から愛しているんだろうなと伝わってきます。

ジョニーライトル
コテコテ界ではビリーと人気を二分するヴァイブ奏者が彼です。オルガン、ドラム、コンガ、ベースというコテコテなバンドでの演奏は正にハッピー!
特にアシッドジャズ界で人気になったSelimを収録したNew And Groovy, その姉妹作的なThe Loop,この時のレギュラーバンド?によるライブ盤The Village Caller!は至高です。



メルヴィンラスティ
コルネット奏者。ブーガルー時代のウィリーボボバンドから始まりルードナルドソンのアリゲーターブーガルーに参加し、その後キングピンズ人脈に合流(キングピンズの正式メンバーかは不明)しかし若くしてガンになり72年に亡くなっています。ちなみに唯一のソロアルバムを70年に発表していますが当時は無題のテストプレスのみ。93年にThat Old Time Religionというタイトルで発表という奇妙な経緯をたどっています。


ベニーグリーン
もっさりした音がするといわれるトロンボーンですがそんなトロンボーンをノンビリ吹くのが彼です。バップ畑の人なので全てコテコテではありませんがいくつかそんな作品もあります。例えばリーダー作のSoul Stirrin'ではジーンアモンズとバブスゴンザレスを迎えてソウルフルなバップセッションをしています。サイドマンとして参加したジョージベンソンThe George Benson Cookbookではバリサクのロニーキューバと風変わりな二菅編成をしています。この録音はベニー以外はベンソンのレギュラーバンドなのでよそ者ではありますがそんなことを感じさせません。コテコテの力でしょうか?


バンドリーダー

ジェラルドウィルソン
西海岸のバンドリーダーとして活躍した彼ですがラテンに傾倒したりレスマッキャンやリチャードホルムズとの共演作もあり

クインシージョーンズ
彼もコテコテです。とくに67から71年はとんでもなくファンキー。In The Heat Of NightやSmackwater Jackなんかはとんでもないです。それ以降のメロウさも取り入れたソウル路線もいい感じです

バンド

プーチョ&ラテンソウルブラザーズ
プレスティッジのラテンジャズバンド。しかし音楽監督であるニールクリーキーによって次第にソウル、ファンクへ傾倒していきます。ジャッキーソウルというJB顔負けのシャウターがいるHeatやゲスト参加のバーナードパーディやビリーバトラーがいるJungle Fireあたりが最高です。

ヤングホルトアンリミテッド
ラムゼイルイスと喧嘩別れした二人がラムゼイから離れチェスのライバル企業?のブランズウィックにからデビューします。キーボードは自分たちより若手を起用しておりウェインヘンダーソン人脈の一人ボビーライルなどがいます。ラムゼイルイスそのままの前期、インストソウル的な中期、ジャズファンクの後期に分けられます。ちなみに一部曲はヤングホルトは不参加とのこと

クルセイダーズ(ジャズクルセイダーズ)
ハードバップからフュージョンまで活動した老舗グループですがコテコテ的には68から74年が至高です。ジョーサンプルのファンキーなキーボード、泥臭いスティックスのドラム、ウィルトンの無骨なベースにウィルトンとウェインの骨太なホーンセクション、腕の確かなゲストミュージシャンのギターとベース。南部のタフで泥臭い音です。

スタッフ
76というフュージョン全盛期にデビューしたグループ。しかし実際はキングカーティスから受け継いだインストR&B、ソウルジャズをフュージョン対応にアップグレードしたもの。とくにライブ盤ではキングカーティス、jrウォーカー、60年代後半から70年代前半のコテコテ界のスタンダードが並びそうした傾向がよく伺えます