見出し画像

♣︎40 ”役割の分け”

イベンター思考で補っていい領域

「保育者にしかできない仕事」

  • 子どもの気持ちを受け止めること

  • 発達を見極めること

  • 安全を守ること

保育者だからこそできる専門性

すると一人の保育者がこう聞いた

「イベントの考え方はどこで使えばいいんですか?」

保育プランナーは笑顔で答えた

「今日はその境界線を一緒に見ていきましょう」

イベンター思考が活きる仕事

プランナーはホワイトボードに二つの円を書く

一つは「保育」

もう一つは「イベント(行事)」

そしてイベント側にこう書いた

  • 全体構成を考える

  • 時間を配分する

  • 見せ場を絞る

  • 役割をシンプルにする

  • 「やらない」を決める

「この部分はイベント側が毎回考えていることなんです」

保育者がメモを取りながら聞いている

保育を軽く見るためではない

プランナーは少し真剣な表情になり

「ここで誤解してほしくないことがあります」

「保育をイベント化しましょうと言いたいわけではありません
むしろ逆です」

「先生たちが保育に集中できるようにするためにイベントの考え方を借りるんです」

「これを"補助輪"だと思っています」

自転車も最初は補助輪があるから安心して前へ進める

イベントの考え方もそれと同じです

先生たちの保育を支えるための仕組み

「任せる」は丸投げではない

一人の保育者が手を挙げた

「『任せる』って聞くと自分の責任を放り出しているような気がしてしまいます」

プランナーはゆっくりうなずき

「そう感じる先生は本当に多いです
でも任せることと丸投げは違います」

ホワイトボードに一行書いた

『判断の一部を仕組みや係や部署に任せる』

「例えば…」

  • どこを見せ場にするか

  • どこを削るか

  • どこでテンポを変えるか

「これを毎回ゼロから悩まなくてもいいようにする」

それがイベントの仕組み

保育者が一番疲れる理由

プランナーは保育者たちに問いかけた

「先生たち行事で一番疲れるのはいつですか?」

「前日ですか?」
「当日ですか?」

一人が答える

「準備期間かもしれません」

「ずっと迷っています」

プランナーは頷き言った

「その通りです」

「先生たちが一番疲れるのは作業ではありません。」

"決め続けること"

  • これでいいかな

  • 変更した方がいいかな

  • 失敗したらどうしよう

  • 去年と違って大丈夫かな

その小さな判断を何十回
何百回と繰り返している

だから疲れてしまうんです

境界線を引く

プランナーは最後に一本の線を引き

保育者が守ること

  • 子どもの姿を見る

  • 発達を理解する

  • 安全を守る

  • 一人ひとりの気持ちに寄り添う

イベンター思考で補うこと

  • 全体を整理する

  • 時間を組み立てる

  • 見せ場を絞る

  • 「やらない」を決める

「この線引きができるだけで先生たちは少しラクになると思います」

「全部背負わなくていい」

プランナーは最後にこう話す

「先生たちはとても真面目です」

「だから全部やろうとしてしまいます
でも真面目であることと全部抱えることは違います」

「守るべきものはしっかり守る」

「考え方や人の力は素直に借りる」

それでいいんです

「全部を一人で背負わなくていい」

行事が重くなるのは先生たちの責任感が強いから

でもその責任感は全部を一人で抱えることではありません

  • 子どもを見ることは保育者の専門性

  • 全体を整えることはイベンター思考で補える領域

この役割を分けるだけで
迷いは減り
準備は軽くなり
先生たちはもっと子どもたちと向き合う時間をつくれるようになる


この投稿をやる想い
目を通してくれると嬉しいです。↓

創作小説

便利グッズ


先週の投稿

先週の⭕️❌クイズ

40〜の⭕️❌クイズ


いいなと思ったら応援しよう!

保育志ラボ 保育現場や子育ての中で生まれる「これ、どうすれば?」に向き合うための活動費として次の投稿や新しい試みに使わせていただきます。 応援を力に考えるきっかけや実践につながる投稿を増やしていきます。