【Vol.1】AI時代の転職活動|AIに職務経歴書を貼り付けて大丈夫?入れていい情報・いけない情報
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株式会社KEY ROLE 代表 そして ウェルビーイング心理教育ナビゲーターの兼吉ともこです。
このマガジンでは、転職支援15年の経験をもとに、AIを活用した転職活動の方法を様々な角度からお伝えしていきます。
先日、転職支援をしている仲間と、
「採用企業は、転職活動でAIを活用してる人と、してない人のレジュメについて、どう考えているんだろう」という話題になりました。
実際に、転職活動の中で、AIを使うことに前向きな方と、立ち止まる方の両方がいるように感じています。
「職務経歴書をそのまま貼り付けて、大丈夫なの?」
「会社の情報が漏れたりしない?」
「個人情報がAIに学習されるって聞いたけど…」
この不安、とても自然なことだと思います。
結論から言うと、正しく使えば怖くありません。
ただ「何を入れていいか」「どう設定すればいいか」を知っておくだけで、安心感がまったく変わります。
今日は、転職活動の場面に絞って整理してみます。
そもそも、なぜ不安になるの?
ChatGPT・Claude・Geminiなど、主要なAIツールは、デフォルトの設定では入力した会話内容がAIの学習に使われる可能性があります。
つまり、何も設定せずに使うと、あなたが入力した情報が将来的にAIの改善データになるかもしれないということです。
ただし、これは「誰かに見られる」わけではありません。
あくまで統計的なデータとして処理されるものです。
とはいえ、センシティブな情報は慎重に扱うに越したことはありません。
まず最初にやること:学習をオフにする
どのAIツールも、設定を変えることで学習をオフにできます。
使っているツール別に手順をまとめました。いずれも無料でできます。
※仕様は変更される場合があります。
最新情報は各サービスの公式ページをご確認ください。
無料でOK
ChatGPT(OpenAI)
→右上のアイコンから「設定」を開く
→「データコントロール」を選ぶ
→「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする
無料でOK
Claude(Anthropic)
左下のメニューから「設定」を開く
→「プライバシー」を選ぶ
→「Claudeの改善にご協力ください」をオフにする
※2025年9月28日以降、設定をオフにしない場合、会話が学習に使われる可能性があります。必ず確認しておきましょう。
無料でOK
Gemini(Google)
→画面左下の「設定とヘルプ」をクリック
→「アクティビティ」を選ぶ
→「アクティビティの保存」をオフにする
※オフにしても最大72時間はデータがサーバーに残る場合があります。
3つとも5分以内に完了します。
これで、安心してAIを使える環境が整います。
何を入れていい?仕分けの基本
設定ができたら、次は「何を入れていいか」です。
シンプルな基準が一つあります。
公開されている情報はAIに入れてOK。
自分だけが知っている情報は、抽象化して入力する。
簡単に表にまとめてみました。

実際の使い方のイメージ
最近の転職サイトのサービスでは、自分の経歴を入れると、自動的に履歴書と職務経歴書が作成できるものがあります。
そして、そのままの内容でエントリーしている方が多いかもしれません。
これはお勧めできません。また、もしもそれらのレジュメをもとに、AIに架空のエピソードなどを作ってもらっていたら、経歴詐称にもなりかねません。
大切なことは、自己・応募企業理解を深めたり、自分のスキルや経験の棚卸し、強みや自己PRの発見などで、AIを活用するということです。
では、具体的にお伝えしますね。
たとえば、職務経歴書の自己PRが分からないとき。こんな風に概要を入力するだけで十分です。
経歴1:新卒で広告営業を2年経験。テレアポ・飛び込み営業など新規顧客開拓を経験。あきらめずにアプローチすることで信頼感を得て、月間MVPを2回受賞。
経歴2:IT系メーカーの法人営業を5年経験。担当顧客数は30社、役職はチームリーダー。顧客の紹介で社員数5千人規模の企業にアプローチし、他社システムからの乗り換えに成功。年間2千万円の受注を達成。
1・2の経歴をもとに、アピールポイントや強みを教えてください。
実際にClaudeに入れてみたところ、こんな回答がありました。
あなたの強み・アピールポイント
・核心的な強み
「泥臭い新規開拓力」×「信頼ベースの大型受注力」の両立
多くの営業パーソンはどちらか一方しか持っていませんが、あなたはその両方を持っています。
強み① 折れないメンタルと継続アプローチ力テレアポ・飛び込みという最も断られやすい営業手法で月間MVPを2回受賞
「あきらめずに年度をまたいでアプローチ」→ 短期の数字より長期の信頼を選べる判断力
一言でいうと: "どんな壁も時間をかけて崩せる粘り強さ"
強み② 顧客に信頼される関係構築力既存顧客から紹介を獲得できている=単なる取引先ではなく「推薦したくなる営業」
紹介経由で5,000人規模の大企業へのアプローチに成功
一言でいうと: "顧客が自ら動いてくれる関係を作れる"
強み③ 大型商談・競合スイッチング実績他社システムからの乗り換え成功=競合比較に勝てる提案力・交渉力
年間2,000万円の受注=組織の意思決定層を動かせる実力の証明
一言でいうと: "競合がいる場面でも勝てる提案ができる"
強み④ マネジメント経験(チームリーダー)30社の顧客管理+チームリーダーとして個人プレーヤーからの脱却
部下や後輩への営業ノウハウ共有ができる立場
特に「泥臭い努力ができる」×「大型商談を取れる」は、営業職の採用担当者が最も求めるプロファイルです。
いかがでしょうか?
これらを参考にしつつ、自分のしっくりする言葉にしていくのです。
具体名がなくても、あなたの経験の本質を引き出すことに集中できます。
むしろ、余計な情報がない分、AIの回答が本質的になるかもしれません。
まとめ
AIは「道具」。
使い方次第で、転職活動が変わる AIを転職活動に使うことへの不安は、多くの方が感じていることです。
でも、正しい使い方を知ることで、それは大きな味方になります。
特に、自分では「当たり前」と思っている経験や強みを言語化する作業は、AIがとても得意なこと。
「私の経験に価値があるのかな」「空気のように当たり前すぎて、自分のことは気づかない」と思っている方ほど、使ってみると驚かれます。
転職活動は、自分自身を深く見つめ直す旅でもあります。
AIはその旅の地図にはなりませんが、一緒に歩くコンパスのようなもの。
そして、一番大切なことは、人としての「温度感」です。
AIのアドバイスを参考にしつつも、血の通ったエピソードや熱意を必ず記載してくださいね。
「AIをどう活用したらいいか分からない」
「自己PRがうまく言語化できない」
と思った方、無料でご相談をお受けしています。
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あなたのしあわせとチャレンジをいつも応援しています。
Vol.1〜15は、こちらです。
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