出典:令和8年度 ITパスポート試験(IP) 問37
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予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| プロジェクト | 期限とかが決まっていて、計画的に終わり(ゴール)がある仕事 |
| FP法 | 「この機能は簡単だから1点、この機能は難しいから5点、この機能は……、全部合わせると120点だから、120万円くらいで見積もっておけば良いかな?」のように、難易度を元にした点数を機能ごとにつけて、その合計で全体の規模を推測するやり方 |
| ソースコード | 人間語で書いたプログラムの元ネタ |
| コード | 今回は「ソースコード」の省略表現 |
問題
| 問題文 |
|---|
| Aさんは新規プロジェクトの計画段階の作業をしており,開発コストの見積りに着手した。この段階で短期的に概算費用を見積もる方法として,最も適切なものはどれか。 |
| ピヨ意訳:ピヨ太君は新しいプロジェクトの計画段階で開発コストの見積もりを始めたよ。この段階でサクっと概算費用を見積もる方法として相応しいのは、どれ? |
| 解答選択肢 | |
|---|---|
| ア | FP法を用いて見積もる。 |
| ピヨ意訳:FP法を使って見積もる | |
| イ | 作業単位のコストを見積もり,合算して全体を見積もる。 |
| ピヨ意訳:作業単位のコストを見積もって、合算して全体を見積もる | |
| ウ | 予想されるソフトウェアのコード行数を基に見積もる。 |
| ピヨ意訳:予想されるソースコードの行数をもとにして見積もる | |
| エ | 類似プロジェクトを参考に見積もる。 |
| ピヨ意訳:似たようなプロジェクトを参考にして見積もる | |

正解
| 正解 | |
|---|---|
| エ | 類似プロジェクトを参考に見積もる。 |
| ピヨ意訳:似たようなプロジェクトを参考にして見積もる | |
ピヨピヨ解説
何となくでも解けそうな問題ですね。
ポイントは「計画段階」で「短期的に概算費用を見積もる」という点です。
この時点ではプロジェクトの細かい部分は決まっていません。
凝ったやり方で精度の高い見積もりを作るのは難しいはずです。
それを踏まえて、解答選択肢を見ていきましょう。
「ア:FP法を用いて見積もる。」は違います。
FP法は「難易度をもとにした点数を機能ごとにつけて、その合計で全体の規模を推測するやり方」です。
ちなみに「FP」は「ファンクションポイント」の略ね。
計画段階では細かい機能まで決まっていないはずです。
まず「点数を機能ごと」に付けるのは難しいでしょう。
「イ:作業単位のコストを見積もり,合算して全体を見積もる。」も違います。
計画段階では細かい作業まで決まっていないはずです。
まず「作業単位のコスト」を見積もるのが難しいでしょう。
ちなみに余談ですが、このようなやり方は「積算法」や「WBS法」と言います。
「ウ:予想されるソフトウェアのコード行数を基に見積もる。」も違います。
計画段階では何を作るかも具体的には決まっていません。
まず「ソフトウェアのコード行数」を見積もるのが難しいでしょう。
ちなみに余談ですが、このようなやり方は「プログラムステップ法」や「LOC法」と言います。
「エ:類似プロジェクトを参考に見積もる。」はOKです。
似たようなプロジェクトであれば、似たようなコストになる可能性は低くないでしょう。
参考になるはずです。
ちなみに余談ですが、このようなやり方は「類推法」などと言います。
「計画段階」で「短期的に概算費用を見積もる」のに向いているのは「エ」ですね。
「エ:類似プロジェクトを参考に見積もる。」が正解です。






