出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験(SG) 午前 問37
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| システムテスト | システム開発における工程のひとつで「このシステムは、ばっちり、きっちり、完成したかな?ちゃんと動いてお客さまの役に立てるかな?」を全体的に確認するテスト |
| 監査 | 「自分は部外者だ!こいつが どうなっても知ったこっちゃないぜ!」な心持ちで「ちゃんと やってる?ズルしてない?」をチェックすること |
| 環境 | 何かをするための「場」 |
問題
| 問題文 |
|---|
| システムテストの監査におけるチェックポイントのうち,適切なものはどれか。 |
| ピヨ意訳:システムテストのやり方に問題がないかチェックするよ。チェックする際のポイントとして正しいのは、どれ? |
| 解答選択肢 | |
|---|---|
| ア | テスト計画は事前に利用者側の責任者だけで承認されていること |
| ピヨ意訳:テスト計画は、お客さま側の責任者だけにOKをもらっていること | |
| イ | テストは実際に業務が行われている環境で実施されていること |
| ピヨ意訳:テストは、実際のお仕事現場でやっていること | |
| ウ | テストは独立性を考慮して,利用者側の担当者だけで行われていること |
| ピヨ意訳:テストは、お客さま側の担当者だけでやっていること | |
| エ | 例外ケースや異常ケースを想定したテストが行われていること |
| ピヨ意訳:「普通に使っている分には起こらないようなことが起きても大丈夫か?」のテストをやっていること | |

正解
| 正解 | |
|---|---|
| エ | 例外ケースや異常ケースを想定したテストが行われていること |
| ピヨ意訳:「普通に使っている分には起こらないようなことが起きても大丈夫か?」のテストをやっていること | |
ピヨピヨ解説
「システムテストの監査」について、具体的なことを知らなくても大丈夫です。
常識的に正しいか間違いかで判断できます。
それぞれの選択肢を順番に見ていきましょう。
「ア:テスト計画は事前に利用者側の責任者だけで承認されていること」は間違いです。
「利用者側の責任者『だけ』」とか限定している時点で、あやしいですよね。
他にも確認してもらう必要がありそうです。
例えば、テスト自体の責任者なんかにも確認してもらう必要があります。
「イ:テストは実際に業務が行われている環境で実施されていること」も間違いです。
テストが終わっていない物を実際のお仕事現場に突っ込んでどうするのですか。
変な動きをしたら実際のお仕事現場がメチャクチャになる可能性がありますよ。
テストは実際に業務が行われている環境「に影響しない環境」でやるべきです。
「ウ:テストは独立性を考慮して,利用者側の担当者だけで行われていること」も間違いです。
「利用者側の担当者『だけ』」とか限定している時点で、あやしいですよね。
作った人がいないと「あれ?これって変?」なことが起きたときに、お手上げです。
テストには作った人も参加します。
ちなみに「でも、作った人がズルをして問題が出ないようにテストするかもよ?作った人は混ぜない方が良いんじゃない?」と思う人もいるでしょう。
そんな疑り深い人のために「受け入れテスト」というのが、あります。
受け入れテストは、お客さま側でやる「これはちゃんと完成しているかな?代金を支払っても良いと思える出来かな?」を確認するテストです。
一般的な解釈では、システムテストと受け入れテストは別のテストです。
システムテストは、作る方が主導でやる「ちゃんと完成した?(これで納品しても大丈夫?)」を確認するテストです。
受け入れテストは、使う方が主導でやる「ちゃんと完成した?(注文通りの物になってる?)」を確認するテストになります。
「エ:例外ケースや異常ケースを想定したテストが行われていること」は正しいです。
何でもかんでも順調に進み問題が起きないなんてことは、あり得ません。
問題が起きた場合も想定し、それに対処できるかを確認しておくべきです。
ということで「エ:例外ケースや異常ケースを想定したテストが行われていること」が正解です。






