トレーサビリティ
追跡調査できるか?だよ
簡単に書くよ
トレーサビリティ(英:traceability)とは
「その製品の原材料や作られてから廃棄されるまでの流れが調べられるようになっていますか?」のこと。
もう少しサクっと書くと
「追跡調査できるようになってる?」のこと
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
「トレーサビリティシステム」という形で、IT業界でも、たまに登場します。
気が向いた方は覚えてあげてください。
サクっと一言で説明すると
追跡調査できるようになっているか?
をカッコつけて言ったのが「トレーサビリティ」です。
・何でできているか(原材料)
・どうやって作られたか(製造工程)
・これからどうなるか(販売・消費・廃棄)
などの情報が管理されていて、いざとなったら調べられるかな~?を示す用語です。
例えば、そうですね。
ここに美味しそうな苺大福が あったとしましょう。
この苺大福は、ピヨ太君が精魂込めて作った苺とピヨ太ママが片手間で作った大福を、ピヨ子さんが黄金の手で加工することで作られています。
この苺大福は、4月5日に売れました。
この苺大福に使われた苺は、4月1日にピヨ太君から出荷されたものです。
ピヨ子さんの元には4月2日に届きました。
大福は4月2日にピヨ太ママから出荷されたものです。
ピヨ子さんの元には4月3日に届きました。
ピヨ子さんは、4月4日に苺大福に加工して、お店で売りました。
ここまでの情報を整理すると、以下のようになります。
・苺:ピヨ太(4月1日)→ピヨ子(4月2日)
・大福:ピヨ太ママ(4月2日)→ピヨ子(4月3日)
・苺大福(加工・陳列):ピヨ子(4月4日)
・苺大福(販売):ピヨ子(4月5日)
おっと、大変です。
4月5日に売った苺大福を買ったお客さまから「この苺大福、苺が美味しくなかったぞ!」と苦情が入りました。
ここで、先ほどの情報を、もう一度 見てみましょう。
・苺:ピヨ太(4月1日)→ピヨ子(4月2日)
・大福:ピヨ太ママ(4月2日)→ピヨ子(4月3日)
・苺大福(加工・陳列):ピヨ子(4月4日)
・苺大福(販売):ピヨ子(4月5日)
使った苺は、ピヨ太君が4月1日に出荷した(ピヨ子さんが4月2日に受け取った)苺です。
これ一個で済めば不幸中の幸いですが、そうとは限りません。
ピヨ子さんは、4月2日に受け取った苺を使った苺大福を、すべて破棄しました。
すでに売ってしまった分は、お客さまに事情を話して、ごめんなさいします。
ピヨ子さんは、ピヨ太君にも事情を伝えました。
ピヨ太君も大慌てです。
4月1日に苺を出荷した相手は、ピヨ子さんだけでは ありません。
4月1日に苺を出荷したお客さまに、ごめんなさいして回りました。
このような対応が取れたのは、商品の材料や製造過程の情報が管理されていて、追跡調査できるようになっていたからです。
このような追跡調査ができる状態になっているかね?を意味する用語がトレーサビリティです。
「トレーサビリティは、どうなっている?」と言われたら「何か問題が起こったときに、材料とか製造過程を調べて原因を特定できるようになっているの?」と言われたと解釈してください。
なお、トレーサビリティを目的とした情報を管理するシステムは、一般的に「トレーサビリティシステム」と呼ばれたりします。
先ほどの苺大福の話で言えば、
・苺:ピヨ太(4月1日)→ピヨ子(4月2日)
・大福:ピヨ太ママ(4月2日)→ピヨ子(4月3日)
・苺大福(加工・陳列):ピヨ子(4月4日)
・苺大福(販売):ピヨ子(4月5日)
のような情報を管理するシステムですね。
せっかくなので、併せて覚えてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「トレーサビリティ」って単語が出てきたら「追跡調査できるにようなっているかい?のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「traceability(トレーサビリティ)」は「trace(トレース)」+「ability(アビリティ)」です。
「trace(トレース)」の意味は「跡」とか「痕跡」とか「たどる」とか「追跡する」とかです。
「ability(アビリティ)」という接尾辞が付くと「~できる」的な意味になります。
何となく くっつけると
追跡できる
となります。






