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【通院レポ⑤】ついに埋まったチャイルドシート。1ヶ月の闘いを乗り越え、3人で我が家へ帰った日。【うちの子が生まれた時の話11】


※本記事はアフィリエイト広告を含みます。


前回から引き続き、【通院レポ⑤】です!
①②③④はこちら⇒


大学病院のGCUへ毎日通い、他の赤ちゃんや、パパ・ママたちの頑張る姿。
そして、壁に飾られた先輩たちのメッセージに「一人じゃない」と勇気をもらった私。



少しずつミルクが飲めるようになってきた娘の生きる力を信じて、私たちは、前を向いて歩くことを決めました。

そうして大学病院に入院してから、1週間が経った頃のことです。



喜び半分、怯え半分。待ちわびた「その日」



娘の担当の先生から、思ってもみない言葉をかけられました。

「赤ちゃんの経過がすごく順調ですので、このままいけば、2週間経たずに退院できそうですよ。」
夫と私は、飛び上がるほど嬉しい気持ちになりました。



けれど同時に、ネットで見てしまった
『退院できると聞いていたのに、当日になって入院期間が延びた』
という、GCUの記事が頭をよぎります。


「最後まで何があるか分からないから、退院出来ると言われても、大喜びするのはやめておこうね」
私と夫は、事前にそう約束していました。


そうして、入院10日目を迎えた日。

先生からついに、
「明日、退院できますよ」とはっきりと告げられたのです。


…ついに、待ちに待った日が来ました。
夫と私はお祝いも兼ねて、初めて、大学病院の院内にある食堂で食事をすることにしました。


でも、その時にも、
「くれぐれも、最後まで何があるか分からない、という気持ちでいようね」
と、お互いに言い聞かせていました。



1ヶ月遅れの、大切な退院着



そうして迎えた、入院11日目の朝。

いつものようにGCUへ入ろうとすると、看護師さんから声をかけられます。


「あ、今日退院なので、中には入らずに休憩室でお待ちください。今、赤ちゃんを連れてきますので」


この瞬間、夫と私は顔を見合わせました。
「本当に、本当に今日、一緒に退院できるんだ……!」


お互い言葉には出さずとも、表情で喜びを確かめ合いました。


そこから看護師さんがくるまで、夫と2人、ウキウキしながら、娘が来るのを待ちました。


初日に泣きながら待機していた休憩室。
そのせいかどこか薄暗い印象の部屋だったけれど、退院のときは陽のあたる、暖かい休憩室のように感じられました。


「気の持ちよう次第で、ここまで印象が変わるんだ」
そう感じたのを覚えています。



ほどなくして、看護師さんが娘を抱っこして休憩室に入ってきました。

娘の姿を見た瞬間、視界がじんわりと滲みました。


娘は、私たちが生まれる前に水通しをした、あの「退院着」を着せてもらっていたのです。

クリニックの服でもなく、GCUの服でもない。

本来であれば、私が退院する日に一緒に着て帰るはずだった、夫と2人でたくさん悩んで、選んだ、あのベビー服…。


その光景を見たとき、胸の奥から、何とも言えない気持ちが湧き上がってきました。

「本当に、これから3人で、お家に帰るんだ……!」


ベビーベッドにちょこんと寝ている、かわいい娘



私は看護師さんから娘をそっと受け取り、夫が両手にたくさんの荷物を持ってくれて、3人でエレベーターに乗り込みました。

ここからは、もう看護師さんも、先生もいません。
本当に、私たち3人だけの生活が始まります。


その日はちょうど嵐の日だったので、私たちが濡れないようにと、夫が病院の出入口に車をつけるため、先に病院を出てくれていました。

私は、娘を抱いて出入口近くの椅子に腰掛けて夫を待ちます。


待っている間、娘は珍しく起きていて、辺りを不思議そうに見回していました。

「これから、やっとみんなでお家に帰るんだよ」
そう、心のなかで何度も娘に話しかけていました。

そうして夫が来てくれたので、車に乗り込み、我が家へと向かいます。

チャイルドシートには、やっと、やっと…待ちわびた娘の姿がありました。



この子にとって、お腹の外へ出てからは、初めて目にする景色ばかりです。

ついに、およそ1ヶ月ぶりに、この子が家に帰ってきました。



あのときの感動と、心の底から救われたようなホッとした気持ちは、2年経った今でも、忘れることはできません。


家に到着し、チャイルドシートと同じく、ずっと空だったベビーベッドにちょこんと寝ている娘を見たとき、
「本当にこの子が家にいるんだ」と、ようやく心の底から実感が湧いてきました。


夫ももう、嬉しくて、嬉しくてたまらないという様子で娘を見つめています。


この時点では、他の同月齢のお子さんよりも本当に小さくて、驚くほど軽い娘でした。


けれど、大人でも音を上げてしまうような過酷な1ヶ月間の入院生活を、この子は、こんなに小さな身体で、立派に乗り切ってくれたのです。


色々な思いが頭を駆け巡り、私はまた、ポロポロと涙を流してしまいました。

でも、今度の涙は、悲しい涙ではありません。


退院時、経過がとても順調だったため、大学病院側から特別に今後の通院を指示されることはありませんでした。

もうすぐ控えている1ヶ月健診も、生まれたクリニックでの受診で問題ないとのこと。


精密検査をしても大きな病気は見つからず、ミルクも飲めるようになり、小さいながらも、この子なりにすくすくと成長してくれている。


とにかくもう、娘がこうして無事に帰ってきてくれた、それだけで大満足でした。



入院前に用意していてよかったものって何かあったかな…とふと思い返してみました。

結局、上の子の出産の時には使わなかったのですが、思い出したのが、コレ、daccoの『破水セット』です!
第二子の時のために残せることができて良かったです…!

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通院レポ⑥へ続きます。良かったら、引き続き、お読みいただけると嬉しいです。🙏

過去の出産/入院レポは下記です。
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