「#はじめてのお金」全部読んで、勝手に感想書いてみた!-2
「感想書いてみた!-1」の続きになります。
1つのnoteにまとめたかったのですが、
文字数の関係かかなり重く、
編集がままならないので、分けて投稿します。
1はこちら!
参加した企画はこちら!
参加された皆様の記事、
どれも素敵でした!
そこで、勝手ながらすべての記事を読んで、
ふりこなりの感想をまとめてみます!
「感想を書く上でのルール」
・素敵な文章に出会えたことへ感謝
・褒める
・褒めるけど、気になったことも書く
・最後にもう一回感謝
率直に思ったことを書きます。
「noteを書いたら、長文の感想をもらえた」みたいな引用で是非使ってください。
それではどうぞ。
※追記
ありがたいことに、
感想のお礼を頂くことが増えました。
ありがとうございます!!
noteのコメント欄でも、Xでもめちゃくちゃ嬉しいので、
ふりこに一言あります!という方、是非反応お寄せください。
ふりこのXはこちら。
58. 使い古した財布から1円玉を取り出して、自販機…に?
作者:とかさん
お金の話って、
なんとなく「いくら手にした」とか「何を買った」とか、数字や出来事に意識が向きがちだけど、
「貨幣制度とのランデブー」なんて表現に出会ったのは初めてでした。
かっこよすぎる。
読んでいる間ずっと、
景色がモノクロで流れていくような不思議な感覚。
昭和のスナック、曖昧な記憶、大人たちの喧騒、
そして「1円玉の旅がらす」。
「なんだか、ものを手に入れるには、お金というものがいる」
この感覚の芽生えの瞬間って、
記憶に残らないようで、心には根を張ってるんですよね。
「我が家が裕福とか貧乏とか、稼ぐとか稼がないとか、バブルとか景気とか、そういう経済の彼岸にいた純粋なころ。」
この一文、宝物。良き。
みんなそんな「彼岸」を一度は経験して、
そのあとで、給料明細と確定申告の彼岸に渡っていくんだなぁ。
「1円玉の旅がらす」、
気になって思わず検索しちゃいました。
たぶん当時のあなたのように、いまの私もよく意味はわかってないけど、
このnoteに流れるあたたかくてさみしい空気感が、全部を包んでくれている気がしました。
とかさん、素敵な文章をありがとうございます。
59. 【ショートショート風エッセイ】はじめてのお金 (noteコンテスト「#はじめてのお金」応募作品)
作者:石川ぎらすさん
うーん、良い。
「緑」という色に、
こんなエピソードが詰まっていたなんて。
緑を見るたびに誰かの「原点」がここにあるかもしれないって思い出すかも。
光太郎くんのキャラクターが、魅力的。
「3円だけ返上してやろうか」で伝わる、
理系的でちょっとめんどくさそう(笑)な感じ。
良い表現。ほんとに。
「この店で一番売れていない色をください!」というセリフも、もっと他に言い方あるやろ!と思いますが、
これを小説だとするなら大正解。
「もう、自分の力でお金を稼げる。世界が一気に広がったのだ。」
この一文が、「はじめてのお金」の本質ですね。
金額じゃない、モノでもない、自分で選んだという実感と、自分の意思で未来に踏み出した感覚。
そしてその象徴が「緑」。
構成が美しいねぇ。。
壊れてしまったプレーヤーが、
今も色として人生に残り続けているのは、
最高にロマンチックでした。
石川ぎらすさん、素敵な文章をありがとうございます。
60. 【雑記】死んだじいちゃんにもらった100円玉の話
作者:みやけんさん
読んでいるうちに、
手のひらに「冷たくてあったかい100円玉」の温度が伝わってくるようでした。
大往生だったおじいちゃんとの日々が、
じわじわとにじむように描かれていて、
言葉の端々に、愛情と尊敬と、あの世代ならではの背中の大きさが詰まっています。
なんというか、ずるいくらいに、沁みます。
「他の100円玉とは違って、輝いてるように見えた。」
この一文が、ほんとうに全部を物語っている気がします。
ねりあめの甘さも、じいちゃんに渡したときの笑顔も、
きっとずっと、心の中で「再生」され続けるんだろうなと思いました。
ふだんは語らないけど、背中で語るじいちゃん。
陽気で、大酒飲みで、でもどこまでも誠実で、真っ直ぐに働き、生きてきた人。
ウィスキーのくだりは、
そんなじいちゃんの人としての大きさをストレートに伝えていますね。
(ここ上手いと思って書きました。すみません。)
亡くなってまだ2日。
「今、書くのが一番だ」というみやけんさんの覚悟に、
「それでいいんだよ」とじいちゃんが笑っている気がします。
素敵な文章を、本当にありがとうございます。
そして、おじいちゃんのご冥福を、心からお祈りいたします。
どうか、あたたかい記憶と一緒に、これからも歩んでいけますように。
みやけんさん、素敵な文章をありがとうございます。
61. 2回休職した私が副業で復活した話
作者:ゆきまるさん
120時間は大変でしたね。。
新卒の時仕事出来なさすぎて(というか朝起きれなくて)、
何を思ったか、終電で出社した時のことを思い出しました。
読んでいる間、
ずっと「だいじょうぶだよ」と言ってあげたくなるような気持ちでいっぱいになりました。
だけど、読み終わる頃には「私もやってみたいかも」と、背中を押されている。
休職を繰り返して、
自己否定にまみれていたという言葉も、
駅のホームで動けなくなった日のことも、
声を出さず、顔も出さず、AIとテンプレで一歩ずつ進んだ日々も。
どの場面もリアルだし、
そこから「自分で選べる人生」までたどり着いた過程が、素晴らしいですね。
「誰にも必要とされてないって思ってた私が、たしかに誰かとつながれた瞬間やった。」
ここ、再生回数23回でも、初めての収益でも、心の景色が変わっていくのが伝わってきます。
希望が湧いてくるような気がしました。
それにしても、「A子」の存在がすごくいい。
A子の「まず30本までは無心で出してみて」はファインプレーですね。
副業がくれたのはお金だけじゃなく、「選択肢」という自由。
「稼ぐ」じゃなく、「生き直す」。
選べる人生は、自分にもあるんだって、
読んだ人はそう思えるストーリーでした。
ゆきまるさん、素敵な文章をありがとうございます。
62. 「お金」という数字の中に、人生がある。
作者:美香さん
手のひらの皮がめくれる、というワードで、
勝手に飲食系の仕事を想像しました。
(私は業務用洗剤にやられまくりました。。)
うーん、考えさせられますね。
「会社名とお給料の印字がされる。お金は、ただの数字でしかありませんでした。」
ここの表現。これは、やってきた仕事によっても変わるんだろうけど、私は自分が贅沢な環境に居たのかもなぁと思いました。
美香さん言葉を借りると、「ここに繋がっている」と分かることが当たり前な環境だった、というか。
それでいて、「私の仕事は世界を良くしてるんだろうか」
なんて、生意気でふわふわしたことを考えてたり。
きっと「実態の感じられないお金」にもやもやした経験って、誰にでもあると思うんです。
美香さんが、自身の体験を通してそれを読者に問いかけているような気がして、だから「考えさせられる」と思いました。
そして、初の有料noteが売れてからの、「そのお金の中に、いくつもの人生を想像することができた」という、
視界にキラリと輝く何かを見るような、美しい気づき。
お金のやり取りに、
ストーリーを想像し、付け足すことが出来ることこそ、
「精神的な豊かさ」と言えるのだと気づかされます。
私たちが使ったお金にも、
その後のストーリーがある。
そう思い描けると、
単なる日常の消費も、ヒトとヒトとで紡ぐ美しい歴史の一部ように、輝いて感じられるかもしれません。
素直に読後が美しかった。
美香さん、素敵な文章をありがとうございます。
63. はじめてお金を稼いだ話は正直忘れてしまったけれど、はじめてのお金が稼げなかったときの話はよく覚えている
作者:lionさん
読み終えたあと、静かに深呼吸したくなるような余韻でした。
l等身大で、自意識と現実とのせめぎ合いが、切実すぎるほどリアルに描かれているように思えます。
冒頭からずっと、心の中の声を聞き続けていたような感覚になります。
「このままでは求人が埋まってしまう。ええい……」
「……自分がですか」
こういう一歩を踏み出す瞬間の描写に、
おぉ、ってなりました。
大げさじゃなく、「人生の岐路」って、
こういう「ええい」でできている。
なんか、読む人にそれを自然と補完させる。
小説を読んでいるかのような「間」を感じます。
失敗のエピソードを丁寧に描いてくれたことにも、
ものすごく意味があると感じます。
それは、自分を責める物語じゃなく、「価値って何だろう?」「働くってなんだろう?」って問いを読者に差し出しているから。
「私なんかがお金をもらっていいのだろうか……」
この問いは、自分にも刺さります。
私も、金額をつけることや、お金をいただくことにどこか後ろめたさを感じてしまう場面があります。
自分の出したものに、自信を持てない。
「誰かのためになる波動空間」
ここに、救いのようなものを感じました。
自分の価値が見えなくても、誰かの役に立っている実感を得られる場所。その空間が、lionさんの原体験として、心の奥で灯り続けている。
損な人生だ、なんて書いてあったけど、私はむしろ、豊かでやさしい人生のように思えました。
不器用で繊細で、でも真面目で人に誠実な人の、生々しい記録。
読めてよかったです。
名作です。
lionさん、素敵な文章をありがとうございます。
64. 『Dr.STONE』9円21回。たった一日で世界が変わった話。
作者:にわさん
読んでいるうちに、
胸の奥がほんのりあたたかくなって、最後にはこっちま幸せを受け取った気分になりますね。
はじめての報酬、
それも「9円」×21回というなんとも愛おしい数字たち。
(勝手に愛おしい、と表現させて頂きました。)
その報酬画面を見つめるにわさんのドキドキと喜びが、すごく丁寧に描かれていて、自分の「はじめて何かが報われた瞬間」の記憶と重ねてしまいました。
「自販機のジュース1本分くらい。
でも、この189円が、私にとって何ものにも代えがたい、正真正銘の『はじめてのお金』でした。」
この一文、じわりと届きました。
金額じゃなくて、「誰かに届いた」ことが自信になる。
しかもそれが、「紹介した雑誌ではなく、たまたま売れた漫画」だった、という偶然も、なんか良い。
『Dr.STONE』をあえてまだ読まずに、
大切な記憶の象徴としてそっと飾ってある、というくだりも素敵でした。何かの原点って、そうやって心の奥にしまっておきたくなるものですよね。
そして、あの日の189円が、3年後の今へと続く原動力になっている。そのストーリー全体が、読者に「小さな一歩が、いつか大きな歩みに変わる」という希望を届けてくれている気がします。
文章のテンポも柔らかさも絶妙で、まるで語りかけられているような感覚でした。
にわさん、素敵な文章をありがとうございます。
65. note🌸3つのはじめてのお金 ~誰にも買われないと思っていた記事~
作者:八代 光さん
これはもう、「note冒険記」ですね……!
勢いと誠実さと、ちょっとしたセルフツッコミが絶妙なバランスで混ざっていて、読んでいて楽しかったです。
「これは……本当に200円の記事……?」
>>>この後3回更新しました<<<
この一連の流れ!
売れたことが嬉しくて、あとから「自分の出したもの」に真剣に向き合いはじめるところ。クスッとしました。
そこから「『誰にも買われない記事』ではなく『誰かに届けたい記事』を書きたい」と意識が変わるのもところ。
素敵な変化ですね。
メンシプを「ごろごろ…そうだ、開設しよう!」のノリで始めちゃう感じや、
推しをメンシプにしまっちゃおうね、
なんて爆速テンションで行動していく姿勢、
ほんとに八代さんにしか出せない熱量とリズムだと思いました。
それでいて、しっかりと「届ける文章」を意識していて、読み手の背中を押してくれるところもさすが。
こんな風に、自分の「はじめて」を大切に、
だけど触りやすいように語れる人は貴重だと思います。
楽しくて、賑やかで、なのにちゃんと感動できる。
八代 光さん、素敵な文章をありがとうございます。
66. はじめてお金を稼いだ経験。その思い出にも車がありました。
作者:100日後に「売らない」車屋始めます。さん
良い。シンプルに良い。
「稼ぎ始めたばかりの青春とスピードの記憶」が香る、
エモさ全開のエッセイ。
「イキってた」って何度も言ってるのに、
全体から伝わるのはむしろ真っ直ぐで素直なまなざしなんですよね。
「美浜でバイトしてる」っていう響きに心が躍った。
その気持ち、めちゃくちゃ分かる!!、、、ってなりたかった。
(私の場合は、社会から隔絶された孤島/ブラックパン屋のナイトルーティン(夜勤)なので、誰にもイキれなかった。)
「時給もちょっと高かった」とか、ちゃんと現実との折り合いもつけてるとこ、人間味があって良いよね。
バイトに向かうスリル、
終わったあとに海沿いを流す高揚感、助手席に彼氏がいた時の「あの感じ」。
もう、すべての記憶が「小さな軽自動車」というフィルターを通して鮮やかに映ってきますね。
だからこそ、
サングラスをかけて運転するたびに当時の思い出がほんのり蘇ってくる。
このラストがしみる…!
「今でも使ってる」のが良い。
はじめてのお金で買ったものって、やっぱり特別ですよね。
読んでるだけで、自分も助手席に乗ってあの頃の沖縄の夜をドライブしているような。
心地よい懐古で満たされる読後です。
車で生きるnote冒険家さん、素敵な文章をありがとうございます。
67. 初めて「給金」をいただいた思い出
作者:とこさん
なんかこう、じわじわ笑える内容ですね。笑
最初の模試監督バイトのくだり。
「控室に移動(お菓子食べ放題、おしゃべりし放題)」っていう括弧書き。
仕事というより「高校文化祭の裏方感」ありますね。
思わず一緒にお菓子つまみたくなりました。
こんな何をしたかわからない労働で5500円ももらえるなんて、なんてボ〇い!!
いやほんと、時代を感じさせる金額と感覚!
だけど、「思い入れの薄い仕事で稼いだお金って、何に使ったか覚えてない」っていうのが、妙にリアルで納得でした。
一方で、後半のバイト経験は一気に「社会の洗礼」って感じ。
MP3ウォークマンにかかった思いと、
図面の検図で巻き起こしたJIS基準?による混乱がめちゃ良いアクセントになっています。
冷静な語り口だけど、ちゃんとドラマがある感じ。
「第三角法」「第一角法」なんていう言葉が自然に出てくるのは、工学的背景があるのかしら。
(私はわからん)
文章から知性と職人気質が滲み出ていました。
「社会の厳しさの片鱗を味わい、対価としてお金をもらった経験は自分の仕事を見つめ直す機会にはなる」
ここが、問いかけになっているのが、じんわり効いてきます。
ちゃんと笑える、けど静かな深みのある「大人のはじめてのお金」の物語でした。
とこさん、素敵な文章をありがとうございます。
68. 「はじめてのお金」が無職を救う
作者:青椒ロースーさん
秀逸なタイトル。
読まずにいられない。うーん、名タイトル。
そして内容も良き。
小学一年生の夏休み、
汗だくになって荷物を運びながらも、
声をかけたのが「知らない人を全力で避けるべき子ども」だったという導入。
心を掴まれます。
しかもその見返りが500円!
実はちょっと後悔していた。
足は痛いし、荷物は腕に食い込むし、汗はベタベタするし、知らない大人と喋るのは気を使うし。
この正直すぎる子供心の表現がいいですね。
そして一気に報われる感じ。
まさに「お金=ありがとう」の体験として、強烈な記憶になるのも頷けます。
でもそのあと「母にめちゃくちゃ怒られる」の落差よ。
読みながら「そらそうだよねー!」と笑ってしまいました。
しかもちゃんと叱ったお母さんが「死ぬほど心配したのに、500円もらってルンルンで帰ってきたから引っ叩こうかと思った」って。
お母様、ごもっともです。
「小学生の私が稼いだはじめてのお金が、今の命綱」、
というのは、ご事情があって無職になっている今、
貯金で食い繋いでいる、みたいなことですよね。
まわり回って、無邪気で無鉄砲だった少年時代に助けられているんですね。
最後にそっと残される謎。
あのお婆さんは、何をしていたのだろう?
この一文の余韻が最高。
読後にじわっと残る「子供の頃には見えなかった、大人の事情の気配」。
この奥行きが、作品としての味わいを一段深くしています。
タイトルのユーモア、体験談のリアリティ、文章のテンポ、最後の余白。
絶妙なバランスで、読んでいてずっと楽しくて、ちょっと考えさせられて、最後は微笑ましくなります。
青椒ロースーさん、素敵な文章をありがとうございます。
69. 「原稿料を払わせて」と言われた日
作者:本田すのうさん
ああ、これは。。。
「言葉で心をつなぐ」って、こういうことだなぁ。
本田すのうさんの「原稿料を払わせて」と言われた日。
タイトルからしてもう、
胸に優しく刺さる予感しかしなかったです。
読み始めたら、
案の定、静かに心を持っていかれました。
「自分は凡庸で才能がないと突きつけられた」という言葉。
これ、書く人なら一度は感じたことがあると思うんです。
だからこそ、この文にもう、うわってなっちゃいますね。
そんな中で、姉からのLINE。
突然の「原稿依頼」っていう展開に、
え?ってなりつつ、
本田さんの「お金はいらないよ」という返しがまた自然で、優しくて。
でも姉は、「払わせて」と譲らない。
良い。良いやり取り。素敵。
今まで「選ばれるのを待つ」ばかりだったのに、
はじめて「あなたにお願いしたい」って、直接届いた言葉。
初めて私を指名して選んでくれた姉というクライアントに、「アンタにお願いしてよかった」と言われたかった。
この一文に、本田さんの誠実さと、
書くことにかける覚悟が感じられる。
なんか、気持ちの純度が高過ぎて、こっちまで背筋が伸びる思いでした。
「作家じゃないし笑」そう返信しようとしてやめた。
これも、本当に美しい選択。
だって、たとえ自称でなくても、
人が「あなたは作家です」と信じて頼んでくれる。
それだけで「職業」は成立するんですよね。
姉から届いた「原稿料」という名目の1,000円。
金額なんて関係ない。
それは、あなたの言葉に価値があるという、
世界で一番温かい証明書だった。
ほんと、ふわっと灯るような読後。
素直に、心が温まりました。
本田すのうさん、素敵な文章をありがとうございます。
70. 初めてゼロから作った500円
作者:ふらすこさん
「ちいさな誇り」を語った物語ですね。
読んでて優しくなれる文体です。
「うつ病商売とか言われるのも嫌だし。」
この一言に、ふらすこさんの繊細さと、誠実さがにじんでます。
「病気のこと以外なら」と、自分の言葉を差し出す決意もある。
スタートラインが「リクエスト」だったというのも、すごく素敵。うん、素敵。
人に頼まれて「うん、やってみようかな」って言えるって、
実はすごい一歩なんですよね。
踏み出しちゃえばあとはなんとかなるんですけど、
一歩目がほんと重いのよ。
体調が不安定な中なら、なおさらなはず。
「心が忙しかった。」
この表現、いいですね。好き。
企業に属してお金をもらうのとは全然違う、「自分の存在が誰かに届いた」っていう感覚。
その手応えは、たとえ金額が500円でも、いや、500円だからこそ、強く残るんだと思います。
「小説とエッセイの間」も読みました。
スニーカーのくだり、面白い。笑
「キラキラしたまなざしを裏切れず」に、
人の良さが詰まってますね。
(私だったら、いらんわーとか言っちゃう笑)
「そのお店の食べ物と食べて一番おいしく感じるような味になっている」
これはほんとそうですね。
よく出来てるよね、導線が。
マクドナルドは逆な気がする。コーラを飲みたくなるようにバーガーを作ってるね、あれは。
完全創作って、
脳みその、今まで使ってこなかった部分をフル稼働させる感覚があります。
で、すぐに処理できなくなって爆発しちゃう。笑
作家さんで才能がある、と言われる人は、
無意識にメモリが増強される訓練をしてるんだろうな、と思います。(私は乙一さんが天才だと思います。)
あとがきを載せるところも、
少し優し過ぎちゃうくらいの温かさが感じられて、
頬が赤らむような読後があります。
でも、同時にふらすこさんの「誇り」も感じる。
うん、素敵。
ふらすこさん、素敵な文章をありがとうございます。
71. お金の原体験ランキング【ベスト5】
作者:ワーパパえいとさん
ランキングという親しみやすいフォーマットなのに、
読み進めるとじんわりしてきます。
ワーパパえいとさんの人生のエッセンスが、
ほんのりユーモアを纏って流れてくるようです。
まず、5位から1位まで全部覚えてることにびっくり。
ポケモンカードは分かるなぁ。
(私のそらとぶピカチュウどこ行った?笑)
特に2位と1位。
結婚式での「ご祝儀」
親からご祝儀として、僕がそれまで実家に毎月入れていたお金をまとめて渡してくれた
ドラマで観たら泣くやつ。
親子の信頼の積み重ねが、まさかご祝儀として返ってくるなんて…。
「エモいエピソード」と書いてたけど、いや、ほんとにエモい。良き。
そして、1位の「こづかい」。
ここでようやくタイトルの「ワーパパ」が効いてくるんですよね。
節約しながらも、積立NISA・iDeCo・学資保険・楽天モバイル・ユニクロ・手作り弁当…
この徹底ぶりに、思わずうなってしまった。
ChatGPT Plus3,000円もこづかいから
これもある種、「はじめてのお金」。
これ、最高の「回収」じゃないですか。
お金の話なのに、最後には「自分を変える意思」の話になっている。
自己投資から始まったnote活動が、
今また「note初収益」として繋がっている構造も美しい。
「小遣い2万でも人生は動かせる」
そんな静かなメッセージが、
このnoteの根っこにある気がします。
軽妙な語り口のなかに、じっくり人生を歩いてきた時間が感じられました。
ワーパパえいとさん、素敵な文章をありがとうございます。
72.小学3年生が受け取った、バツの悪い図書カードのこと
作者:ふりこ(私)
自分の記事については、こちらでレビューします。
https://note.com/furikonote/n/n3f012f17638e
73. 【はじめてのお金】への期待
作者:すみれさん
瑞々しい。
何も売っていない。でも、売る準備はもう始まっている。
決意の記録って感じですね。
「収益化してないのに開業届出した人です」ってネーミング好き。
メンタル強そう。笑
「なんでいきなり開業届出したの?」が有料にするほどでもない扱いされてて笑ってしまったけど、
むしろこれこそ読みたいぞ?と思った人、絶対いるはず。
『収益0円の今、私が「働く」をあきらめない理由』
すみれさんはきっと、書くことで未来を耕してる、って言えるのでは。
妊活、就活、不合格、あきらめ。
そんな言葉の裏に、それでも働きたいっていう意思があることが、
もう、書き手としての芯の強さそのもの。
この記事だけで期待という価値を生み出している。
まだ「はじめてのお金」はもらっていないかもしれないけど、
このnoteには、確かに「はじめての希望」が宿っていました。
すみれさん、素敵な文章をありがとうございます。
74. 人身売買で金を稼いだ話
作者:チャッピー博士さん
タイトル笑
「人身売買で金を稼いだ話」って、なんやねんと思ったら、
内容は「あつ森」だった。あつ森のRMT。いや、ダメだろ。笑
前半はふざけ倒し、
後半でエンジンがかかってくる感じ。
「お金を稼ぐ」ってバイトだけじゃないのだと学生の私は身をもって学びました。
この一文は、「初めてのお金」がもたらした、
覚醒そのもの。
労働=お金じゃない。
時間、知恵、技術、そして倫理ギリギリのスリル。
(完全にアウトだけど。)
「合法かどうか」だけじゃなく、「自分にとって何がありか」を試した経験。
そして、
私が唆して3000円で外国に売りさばきました。
あかんやん。笑
ごめんな、住民たち。
そりゃSwitch2の抽選ハズれるわな。
そして、この終わり方。
茶化してるようで、なぜか妙に後を引く。
この罪と罰とノスタルジー。
noteだから出会える文章ですね。
チャッピー博士さん、素敵な文章をありがとうございます。
75. 人生初ボーナス100万円使って自費出版。印税生活を夢見た結果
作者:かさこさん
このnoteを読んでまず感じたのは、「バカみたいな夢を信じきれる若さって、やっぱり尊い」ということ。
22歳のボーナス100万円。
誰かが言う「いい車」や「いいスーツ」じゃなくて、
自分の夢のために自費出版というカタチで突っ込んだ。
そして、結果は、
印税0円。
笑ってしまったけど、胸が痛んだ。
でも、そのあとすぐに「今から思えばなんて若くて愚かだったんだろう」と続くところが、沁みる。
若さって、愚かで愛おしい。
でも、後から見ればムダだったことも、当時の自分にとっては全力の正解なんだよなあ、って思う。
100万円かけて自費出版して
依頼がきたのは3000円の原稿執筆1件だけ。
でも私にとっては
かけがえのない3000円だった。
この3000円は、夢の象徴だと思う。
金額なんて関係ない。
それは、「あなたの書いた文章に価値がある」って言ってくれた証だから。
お金って、ただの数字じゃなくて、「認められた」という実感の通貨でもあるんだなと感じた。
「はじめてのお金」は、はじめて自分が売れた瞬間でもある。
そして、たとえ印税生活は叶わなくても、
その一歩が今のかさこさんにちゃんとつながっている。
夢が破れた話なのに、読後感は不思議とあたたかい。
自分の過去を、ちゃんと愛している人の文章だからだと思います。
かさこさん、素敵な文章をありがとうございます。
76. 0.0001円から、あなたのnoteに出逢うまで
作者:カハリーさん
「お金を貯める」という言葉が、
こんなに静かで、美しいものになるなんて。
はじめてのnoteが「読みたい」から始まり、「自分のためのお金を自分でつくりたい」という願いに変わっていく過程。
これはもう、0.0001円から始まった小さな革命の物語。
最初の1円が「大きな崖を登ったような気持ちだった」という一文。良き。
1円って、数字で見ればほんの一滴。
でも、このnoteを読んだあとだと、
その一滴がすべての始まりに見える。
日常の中で何度も「今はやめておこう」と選び取ってきた我慢の積み重ね。
それがあるからこそ、「自分のためだけに使うお金」への想いの尊さがひしひしと伝わる。
そして、それを「誰かのnote」にそっと託すように使う姿。ふつくしい。美しいじゃなく、ふつくしい。
誰かの思いと、自分の思いが、同じ場所で
そっと重なった気がした。
この一文が、まさにそのすべて。
読むことは出逢うことだし、買うことは「大切にすること」なんだと気づかせてもらった。
noteって、ただの文章販売の場じゃない。
そこには「人が人に何かを渡す」っていう、心の手渡しがある。
そしてカハリーさんのように、それを最もていねいに受け取る人がいること。
そういう人出会えることに、感謝ですね。
カハリーさん、素敵な文章をありがとうございます。
77. セロテープで補強された給与明細と、駅のホームのケーキ屋さん
作者:看護師しょうこさん
名作。好き。
「その紙、まだある。」
もう、この一行で引き込まれてしまった。
セロテープで補強された給与明細。
象徴しているのは、時間と想いの積み重ね。
働くことの意味、初任給の重み、そして「自分で稼いだお金で誰かにケーキを買う」という、愛おしく尊い贈り物。
「働いたらお金がもらえるんだ」
このシンプルな発見が、どれだけの喜びと誇らしさを連れてくるか。
しょうこさんの言葉からは、
その驚きと感動がまっすぐに伝わってきます。
駅のホームのケーキ屋さんで、
家族のために選んだ3つのケーキ。
「たぶん好きだった気がする」っていうちょっと曖昧な記憶が、むしろリアリティがあり、あたたかい。
「お給料、もらえたから」って言って明細を見せたときの、両親の反応。
「その手がすごくやさしかった」
これ名文。美しい。
「3つ、私たち家族みたいに仲良く並んでた。」
なんて、やさしい一文だろう。
そして、最後の締めくくり。
再びその駅のホームに立ち、
今ならまた3つ買って「ただいま」と言いたくなる気持ち。
年月が過ぎても、大切な記憶はちゃんと胸に残ってる。
その記憶を抱きしめるように、読後の心もふわっとやさしくなった。
名作。
しょうこさん、素敵な文章をありがとうございます。
78. 街コン行ったら、ライターになれた
作者:みくまゆたんさん
一見すると、ライターとしてのキャリアの話。
でも、その本質は「救われた言葉」の記録であり、「飛び込む勇気の物語」だった。
ブログの愚痴、婚活の泣き言、
モテない自分を笑い飛ばすネタ。
どれも一見、誰の役にも立たないように見えて、でも、ちゃんと「届いていた」。
「おめでとうございます」のコメント、「2chにスレが立つ」ことの勲章扱い。
どこかコミカルで、だけど誇らしさを感じる。
みくまゆたんさんが「誰かのため」じゃなく「自分のため」に書いていた言葉たちが、
まわりまわって、未来を引き寄せているのが、
まさに運命の逆説のよう。
そして、街コンで出会った彼。
バーベキュー検定を語る男に一目惚れして、
「私、婚活コラム書けます!」って全力で嘘(=信念)をぶつけたところ。
かっこいい!笑
「知らなかった」からこそ飛び込めた無謀さを、
みくまゆたんさんは恥じることなく、
むしろ堂々と肯定していて潔い。
「無知は強い。裸の王様は、知らぬが仏だからこそ、パンツ一丁でも強気でいられるのだ。」
このフレーズ、最高。
「プロとしての自覚を持て」、
と言ってくれた彼のまっすぐな言葉も、
「君はいつかとんでもなく稼げるライターになれる」と信じてくれたその目も、
すべてがみくまゆたんさんの原動力になっている。
「今でも大袈裟に褒めてしまう」というクセに、
過去からの文脈があるところ。感情の伏線とでも言おうか。美しい。
「書くことに意味はあるのか?」と立ち止まっているすべての人に読んでほしい。
文章って、救いなんだ。
自分を救い、誰かを救い、未来をつかむための翼になるんだ。
そう思わせてくれる、大作でした。
みくまゆたんさん、素敵な文章をありがとうございます。
79. 無駄のその先へ
作者:パンダイブさん
「私は無職だよ」って、
こんなに清々しく言える人がいるだろうか。笑
「無駄なことを一生懸命書いている」。
その宣言がもう、最高のパンチライン。
力まず、ふわっとしているのに、心の奥にふかく刺さる感じ。
無駄という衣を纏った哲学。
専業主婦にしっくりこない感覚、
「飲み会>>>仕事」だった過去の自分への無職報告、
そして「私はロボットではありません」を押すたびに疑念を抱くそのユーモア!
面白い!好き。
無駄を学ぶことはAI にとって進化なのか?退化になってはしまわないだろうか。
この問い。
すごく今っぽい。
無駄なことって、非効率で、生産性がなくて、でも人間の愛おしさそのもの。
だからこそ、AIにとっての「最後の未開拓地」なんじゃないかしら。
noteって、誰かの「有益な情報」だけじゃなく、
こういう「無駄のなかにある人間らしさ」を、
静かに照らしてくれる場所だなって。そう思います。
パンダイブさん、素敵な文章をありがとうございます。
80. にじのところに なにが まってる
作者:小学生⚫︎ちょんさん
可愛すぎる!笑
にじのとこに行くには、
風船9個かぁ。
もう擦り切れた私には出来ない、
尊い発想だなぁ。
お宝はなんだろう。
お宝は「お宝」なんだよね。
ふわっとしてるから尊いのに、
曖昧さを嫌って、お宝はなんだろう?とか、
大人ってかたいね。
ひたすら可愛かったです。
小学生ちょんさん、素敵な文章ありがとうございます。
81. 泣くほど感謝されたあの日のこと
作者:たけちさん
最初に思ったのは、「この人、ほんとにいい人なんだな」でした。
朝のバイト終わりに、
お台場でふと見かけた迷子の観光客に声をかけて、
電車の切符を買ってあげて、一緒に電車に乗って、
さらに銀座から皇居、渋谷まで…!
優しさのフルコースか。すご。
(社会人になり立ての時、外国人に道を聞かれ、「I’m not tokyo people」と答えた私とは違う)
「英語、得意じゃないけど…」と書いてあったけど、
伝えようとする気持ちって、語学力を超えるんだなって思いました。
そして最後にチップをもらって「泣くほど感謝される」経験をする。
あなたは、日本の株を上げている。
素晴らしい!
「あなたの英語はグッドだし、案内もちゃんとできてるわ」
この一言が、その後のたけちさんにとって、
英語に対する自信になっただけでなく、「自分にも価値があるんだ」っていう実感につながったんじゃないかなって感じました。
誰かに「ありがとう」って泣かれるほどの行動って、
自分ではなかなか気づけないものだけど、
無償の優しさが巡り巡って、今この記事になって、多くの人をあたためてる。
もし自分だったら?
見知らぬ観光客に声をかける勇気、持てたかな。時間を丸一日、誰かのために使う余裕、あったかな。
きっと「また今度誰かが声かけるだろう」って通り過ぎていた気がします。
それをしなかったたけちさんに、素直に拍手を送りたいです。
親切って、意外とチャンスの形でやってくるのかもしれない。
たけちさん、素敵な文章をありがとうございます。
82. 社会の厳しさをはじめて知った #はじめてのお金
作者:昼乃さん
「これでは足りないよ」
店員さんの一言が、なぜだか心にチクッと刺さった。
だって、ちゃんと頑張って貯めた100円だったのに。
ほんのわずかな「5円」の話だけど、その小さな差が、
子どもにとっては大きな世界の壁だったんですよね。
税金という名の「見えないもの」が、
夢に指を差し伸べた瞬間に、ふっと遠ざけてくる。
その理不尽に対して「納得していない」と笑いながら書いているところに、大人になった今の目線と、当時の悔しさが同居していて、なんだか愛おしかったです。
そして、「みずいろの鈴」をめがけてコツコツ働いた日々。
100円の価値って、自分の体を動かして、気持ちを傾けて、やっと届く場所にあるんですよね。
それだけ頑張ったからこそ、買えた瞬間の「やったー!」の感情は、ただのモノ以上の重みを持つ。
大人になると、
買い物ってルーティンになってしまいがちだけど、
星乃さんのエピソードは、「自分の力でほしいものを手に入れる」って、こんなにドラマチックなんだと、あらためて教えてくれました。
それにしても、ジャスコ、雑貨屋さん、パール加工のみずいろの鈴。
なんかノスタルジックで良いですね。
星乃さん、素敵な文章をありがとうございます。
83. あの10円が教えてくれたこと。母の肩たたき。
作者:ろまのさん
あたたかくて、ちょっぴり泣きそうになった。
母系はあかんなぁ。
子どもの頃の「肩たたきバイト」。
でもそれは、単なるおこづかい稼ぎじゃなかったんですね。
母の身体の疲れを、自分の小さな手でほどこうとしていた。
その健気な気持ちが可愛い。
そして今、その手は、妻の肩をたたいている。
何十年越しに、技術がつながって、
想いが引き継がれている。
しかも「筋肉を痛めないようにたたき&指圧の合わせ技」とか、地味にプロ仕様(笑)
でも何より刺さったのは、
「お金より先に、誰かのためにがあった」というくだり。
優しくて、強さも感じる。
そして、「数字で測れない価値」に気づける人でありたいというラストの一文。
人生の美しさを語ってくれてる気がしました。
10円で得た価値が、時を越えて残る。
それだけで、もう充分すぎるほどの「はじめてのお金」です。
ろまのさん、素敵な文章をありがとうございます。
