vol.8|J.CHAPELの物語 「涙の種から、喜びの束へ」
J.CHAPELが始まるまでの歩みの中
みことばがどのように道を照らしてきたのかを
J.CHAPELの物語としてシリーズでお分かちしたいと思います。
ここに記しているのは、出来事の記録ではありません。
その時々に与えられ、私たちを導いてきた
みことばの意味をたどる、静かな物語です。
<これまでの物語>
・vol.0:J.CHAPELの物語 「みことばに導かれて歩む道」
・vol.1:J.CHAPELの物語 「空の星を見なさい。」
・vol.2|J.CHAPELの物語 「天幕を広げよ」
・vol.3|J.CHAPELの物語 「契約は動かない」
・vol.4|J.CHAPELの物語 「すべては主の賛美の中にある」
・vol.5|J.CHAPELの物語 「杖を高く掲げなさい」
・vol.6|J.CHAPELの物語 「主は来られる。王となられる。」
・vol.7|J.CHAPELの物語 「吠えたける獅子の勝利の声」
8. 涙の種から、喜びの束へ
SHEAVES OF JOY
― 回復を、信仰によって先に見る祈り ―
主がシオンの繁栄を回復されたとき、
われらは夢みる者のようであった。
その時われらの口は笑いで満たされ、
われらの舌は喜びの声で満たされた。
その時
『主は彼らのために
大いなる事をなされた』と言う者が、
もろもろの国民の中にあった。
主はわれらのために大いなる事をなされたので、
われらは喜んだ。」
ー詩篇126ー
詩篇126篇は、
主が回復を行われるときに起こる、
抑えきれない喜びを歌っています。
主が回復されるとき、
それは静かな安堵にとどまらず、
「まるで夢を見ているようだ」
と言わずにはいられないほどの、
爆発的な喜びとしてあらわれます。
笑いがあふれ、
喜びの歌が止まらず、
周囲の人々さえも
「主は大いなることをなさった」と語り出す。
それほどに、
主の回復は明らかで、力強いものです。
主よ、どうか、われらの繁栄を、
ネゲブの川のように回復してください。
ー詩篇126ー
主の回復は、
ネゲブの川のように訪れます。
ネゲブは、
普段は水のない乾いた地です。
川は干上がり、
命の気配はほとんどありません。
しかし時が来ると、
雨によって突然、
激しい水の流れが走ります。
乾ききった土地に、
一気に水が満ち、
命がよみがえる。
ネゲブの川は、神様の回復が、
人の予測や計画を超えて、
一気に、力強く訪れることを示しています。
主が人々の渇きを癒し、
荒れ果てた場所に命をもたらされるとき、
その回復の力は、驚くべきものです。
詩篇126篇は
その回復の道のりをこう語ります。
涙をもって種を蒔く者は、
喜びの声をもって刈り取る。
種を携え、涙を流して出て行く者は、
束を携え、喜びの歌を歌いながら帰ってくる。
ー詩篇126篇ー
それは、
最初から喜びに満ちている歩みではありません。
涙をもって、種を蒔く歩みです。
結果が見えない中で、
痛みや重さを抱えながら、
それでも主を信じて、
種を蒔き続ける歩みです。
しかし主は、
その涙を無駄にされません。
涙の種は、
主の時に、
喜びの収穫へと変えられます。
泣きながら出て行った者が、
やがて、
喜びの歌を歌いながら帰って来る。
その腕には、
喜びの束(SHEAVES OF JOY)が抱えられています。
それは、
人の努力を誇る束ではありません。
主がなさったこととして、
ただ受け取る恵みの束です。
ユダの獅子が、
すでに勝利を確定してくださったからこそ、
この回復は訪れます。
静かに確定した勝利が、
時を満たして、あふれる喜びとして現れる。
それが、
主の回復のかたちです。
次回、
vol.9|J.CHAPELの物語「主が建てられるのでなければ」
<J.CHAPELの歩みの物語>
・vol.0:J.CHAPELの物語 「みことばに導かれて歩む道」
・vol.1:J.CHAPELの物語 「空の星を見上げなさい。」
・vol.2|J.CHAPELの物語 「天幕を広げよ」
・vol.3|J.CHAPELの物語 「契約は動かない」
・vol.4|J.CHAPELの物語 「すべては主の賛美の中にある」
・vol.5|J.CHAPELの物語 「杖を高く掲げなさい」
・vol.6|J.CHAPELの物語 「主は来られる。王となられる。」
・vol.7|J.CHAPELの物語 「吠えたける獅子の勝利の声」
・vol.8|J.CHAPELの物語 「涙の種から、喜びの束へ」
・vol.9|J.CHAPELの物語 「主が建てられるのでなければ」
・vol.10|J.CHAPELの物語 「キリストにあってひとつとなる」
