Index|文学研究学会~文学と偉人たちから学ぶ
文学研究者のオーソンです。ハーバード大学で文学全般の講義をしており、日本文学を研究しています。ティッシュに書き殴られた庶民の日記から、偉大な文豪の名作まで、文学はいつも私たちに「世界」を語りかけてくれます。また世界の偉人たちについても、様々な団体に依頼されて講演ををしています。ここでは、私が講義に使っているテキストから、興味深いいくつかをご紹介しましょう。
【日本庶民の文学】
01:「ごはんですよ!」の恋物語
日本人は八百万の神(やおよろずのかみ)を信仰しているというが、庶民は海苔の佃煮にさえ、何かを見出しているのだろうか。これは海苔の佃煮と主人公を巡る実に興味深い純文学である。
02:3行日記をはじめました
日本庶民の娯楽として「3行日記」なるものがあるという。3行書けば「日記」として認められるというルールであるらしい。「3行日記」の本質について書かれたテキストをご紹介しよう。
03:「ジャンル殺人事件」が辿りつく場所
奇妙な作品である。最後まで読み終えたとき、タイトルが作品の内容を完璧に表していたことに気づくだろう。
04:味も歴史も作法も出てこないフード記事
崎陽軒「シウマイ弁当」なるものは、ニホンでもっとも売れている駅弁らしい。そのため様々な文献があふれているが、このテキストはシウマイ弁当自身の声を聞くという妙なレポートである。つくづくニホンとは不思議な国である。
05:「括弧文字」の効果を試した記事
ニホンでは、括弧内に一文字を入れて感情を表す技術があるという。
06:恰好悪いヒーローの物語
人々に称えられることはヒーローの条件ではない。新たな時代のヒーロー像を描いた文学である。
07:「春はあけぼの」というけれど
春の訪れについて、庶民が個人的な思い出とトラウマを書き留めたもの。
【古典文学への誘い】
01:芥川龍之介『蜘蛛の糸』その後の考察
『蜘蛛の糸』は、日本古典文学の名作である。それ故に数多くの考察やパロディが生まれている。しかし、お釈迦様と蜘蛛、極楽と地獄の関係性を描いた作品は稀有だ。
02:怪談『番長皿屋敷』と落語の出会い
落語や階段は日本の伝統文学、口承文芸である。そして古典落語が歴史を磨き上げた共同文学なら、創作落語は現代の目に届ける文学である。だが、ここに、古典の形を借りた創作落語があった。いわゆる枕となる作品である。
03.なぜ石川啄木の句を読むと、殺人マシンになってしまうのか
石川啄木という偉大な歌人のたったひとつの短歌が、ある男を殺人マシンに変えてしまった。文学とはなんと罪深いものなのか
【偉人達の夕べ】
01:アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン
ワシントンの斧といえば、「正直」の象徴。胸を張って正直に生きよう!
02:万有引力を発見したアイザック・ニュートン
リンゴひとつから大発見が生まれることがある。大切なことは、そこに何を見出すかということなのだ。
03:米文学の誇り『怒りの葡萄』を読み解く感想文
スタインベッグの『怒りの葡萄』は、偉大なる名作だ。それゆえに人々は、作品そのものだけではなく、様々な考察や批評、感想を楽しむ。しかし、この作品をどう捉えればいいのだろうか。スタインベッグも悩むことだろう。
【ノンフィクション文学】
01:アイドルとオヤジバンドの実録レポート
これはなんだろうか? たとえ実話であっても、物語には王道というものがある。しかし、これはクライマックスで主人公が脇役に転じてしまうという奇妙なストーリーとなっている。さりとてネガティブな話でもないのだ。
02:オヤジバンドと慰問ライブの前日レポート(有料記事)
オヤジバンド「藤岡藤巻」が、気仙沼に慰問ライブに出かけたが、その前日のリアルな夜。
【映画レビュー】
01:『夢のチョコレート工場』(1971年)
02:『御⽤⽛ かみそり半蔵 地獄責め』(1972年)
※参考テキストは時折、追加するつもりだ。人生を豊かに!
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