短編小説まとめ #012
こんにちは。財布野紐ゆるみと申します。
以下、これまでに書いた短編記事をまとめています。
なお前回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #011
111.跳ねないうさぎ
繁華街のうさぎ姿の人と、飼っているうさぎの時間の重なりを通して、変わっていく街と家族とのお話です。(約2350字)
賑やかさや街の風景、そして物や命が、時間とともに移り変わっていくことを、ふと寂しく思う瞬間を描いてみました。
112.小さな修理、大きな笑顔
会社で機械を扱う仕事に追われる男が、友人の依頼で古いゲーム機を修理したことをきっかけに、自分の仕事の意味を見つめ直すお話です。(約2000字)
自分の仕事が誰かの喜びに変わるとき。あなたなら、どんな瞬間を想像するでしょうか。
113.白紙と、裏側
高校受験の「失敗」から止まってしまった少女が、あるきっかけを通して再び動き出そうとする、というお話です。(約3000字)
大事な局面で、選ばれなかったことや動けなかったこと。そして、その痛みや赦しの瞬間を思いながら書きました。
114.録画データはクラウドの向こう
会議の運営を完璧にこなしたはずの女が、録画トラブルに見舞われるというお話です。(約2700字)
「できているはず」という思い込みと、小さな綻びが生む焦り……。失敗できない場面でのプレッシャーを、感じてもらえたら嬉しいです。
115.ひとりになりました
関係が切れてしまった友人と、SNS越しにしか触れられなかった時間を静かに振り返る、というお話です。(約1700字)
出会いと別れは世の常ですが、途切れるとやはり寂しい部分もあると思います。あなたは「もう繋がっていない友達」のことを、考えたことはありますか。
116.綿菓子みたいな魂をちぎって
仕事や将来に行き詰まりを感じる女が、パートナーとの対話を通して「何かを残す」ということの意味をあらためて考えるというお話です。(約1100字)
もし、消えていくと思っていた言葉や時間が、形を変えて誰かに受け継がれていくとしたら。そんな想像に、少しだけ救われる夜を描きました。
117.解かない誤解
些細な勘違いをきっかけに始まった関係が、それぞれの胸に小さな秘密を残したまま、その後も続くというお話です。(約700字)
すべてを正しく伝えない選択で、世界が穏やかに保たれることもあるのだと、そんなふうに思います。
118.七宝菜のその先に
八宝菜の具材が足りないことをきっかけに、夫婦の間に残っていたひとつの小さな記憶が浮かび上がるというお話です。(約1700字)
その人がこだわる理由や、忘れてしまっていた気持ち。それらは、案外こんな日常の中にそっと隠れているのかもしれません。
119.ラストゲーム
些細な喧嘩の末、ゲームでふたりの関係の行方を決めようとする、恋人たちの一夜を描いたお話です。(約1600字)
決められたルールの中で向き合うことで、言えなかった気持ちが伝わることもある。不器用なふたりに、果たして共感いただけるでしょうか。
120.マンカラ・カラハ
孫と向き合って遊ぶ、小さなボードゲーム。勝ち負けを重ねるうち、かつて夢中になっていた「ゲームの感覚」を思い出していく、祖父を描いたお話です。(約1950字)
古くて素朴なゲームがつなぐ、世代を越えた対話を描いてみました。対戦相手として向き合うとき、いつもの関係性が、少し違って感じられることはありませんか。
また、お話がたまったらまとめようと思います。
よろしくお願いします。
次回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #013
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