短編小説まとめ #013
こんにちは。財布野紐ゆるみと申します。
以下、これまでに書いた短編記事をまとめています。
なお前回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #012
121.水底に届く言葉
川の水を分け合う隣国に対して、国王が水量をめぐり、手紙で言葉を差し出すというお話です。(約1000字)
言葉をどう伝えるかの難しさや、どう届くかという想いを自身が忘れることのないよう、このお話を書きました。
122.ひとつだけの羽
羽の色を集めるとある鳥の世界で、大切なつながりについて見つめ直すというお話です。(約2350字)
「色を集めること」が社会的成功や安全につながる世界観は、現実の人間社会にも通じるところがある気がしています。
123.濡れた靴底
深夜のコインランドリーで、違和感のあるささいな出来事に遭遇する、というお話です。(約1750字)
世の中のこうした体験には、合理的な説明がつくものも多いかもしれません。それでもなぜ私たちは、非日常の境界に興味をひかれてしまうのでしょうか。
124.どうかこの一日だけは
海外で暮らす妹を訪ねた旅の中で、「働き方」と「休むこと」の新しい価値観に触れるというお話です。(約2650字)
職場や環境で大きく違う考え方を実感する瞬間を描いています。転職や友人の体験談などをきっかけに、価値観が更新されることもあるのではないでしょうか。
125.チョコクッキーが焼けるころ
理由なく、ふと休みの日にクッキーをつくろうという衝動にかられた男の子のお話です。(約2600字)
なぜそんな気になったのかわからないまま、行動を起こしてしまったとき。そこには、静かな奇跡や偶然の重なりが待っているのかもしれません。
126.ぼくの手で、捕まえた夏
小学校の夏休みの自由研究として、昆虫採集に取り組んだ男の子のお話です。(約2250字)
評価されることも大切ですが、「自分がどう向き合ったか」を大事にする視点は、大人になってからも忘れずにいたいもののひとつだと感じています。
127.やわらかい手
応募のための小説を書いている男が、書くことの意味と、誰にも渡せない想いについて、締め切り前夜に静かに見つめ直すお話です。(約1650字)
自分で作り上げたものを大切に思うほど、手放したくないと感じる気持ちは、ごく自然なものだと思います。
128.落ちたものの行方
ある経理担当者が、職場での出来事を通して、組織の中で「責任」とは何かを静かに問い直すというお話です。(約4200字)
「責任をもつ」とはどういうことか。自身がこれまでに何を拾い、拾わされてきたかなどを考えながら、読んでいただけるとうれしいです。
129.黒猫と光
注目や評価を求めて始めた行為について、ひとりの男が小さな命を通して向き合い方を変えていくというお話です。(約1650字)
現代的なお話になっていますが、そこに描かれている感情は、世代を超えて普遍的なものであると思っています。
130.ミカゲグサ
男が友人の家で酒を交わしながら、正体不明の植物についての噂を聞くというお話です。(約2050字)
都市伝説やフェイクニュースに踊らされてしまいがちな現代で、生活に這い寄る危機を見逃していないか。そんなことを思いながら書きました。
また、お話がたまったらまとめようと思います。
よろしくお願いします。
次回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #014
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