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「偏差」と「偏差値」の違い

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予備知識


用語意味
平均値すべての値を足した後で、値の個数で割ったもの
分散データのバラつき具合を示す指標のひとつで、それぞれの値に対して「値-平均値」の2乗を計算して、それを全データ分足して、それをデータの個数で割ることで求められる値
標準偏差データのバラつき具合を示す指標で、分散の(正の)平方根

それぞれの用語の意味


用語意味
偏差「基準となる値(平均値とか)から、どれくらい離れているかな?」を示す値
偏差値「その値は平均値から、どれくらい離れているの?」を表した数字で「(値-平均値)÷標準偏差×10+50」の計算式で求められる値

似ているところ


どちらも、基準値(平均値)からの離れ具合を表した数字です。


「偏差」と「偏差値」の違い1

違うところ


何を意味するかと計算方法が違います。
それぞれ

偏差:基準値との差
偏差値:平均値が50で偏差が10になるように調整したときの基準値との差


です。

偏差は

値-基準値

で求められます。
基準値としては平均値が使われることが多いです。


「偏差」と「偏差値」の違い2

難しく考える必要は ありません。

テストの点数が80点でした。


「偏差」と「偏差値」の違い3

そのテストの平均点は60点でした。


「偏差」と「偏差値」の違い4

「80」と「60」の差である「20」が(平均点を基準値として使った場合の)偏差です。


「偏差」と「偏差値」の違い5

細かく見ていくと、もう少しややこしいですけどね。
今回は気にしないでください。


「偏差」と「偏差値」の違い6

偏差値は

(値-平均値)÷標準偏差×10+50

で求められます。


「偏差」と「偏差値」の違い7

ちなみに、よく説明されているのが「(値-平均値)÷標準偏差×10+50」なので、そのように書きましたが、個人的には

(値-平均値)×(10÷標準偏差)+50

と解釈した方が分かりやすい気がしています。
「値-平均値」が偏差で「×10÷標準偏差」が標準偏差を「10」に調整する処理で「+50」が平均値を「50」に調整する処理だからです。


「偏差」と「偏差値」の違い8

「値-平均値」の部分は偏差です。
それに対して「×(10÷標準偏差)+50」することで

標準偏差が「10」で平均値が「50」になるように調整するよ!

という処理をやっています。


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