FIELD NOTE 北海道、触れられない距離にいるエゾリス SONY a9ii Nikon D4,D5 OLYMPUS E-M1

エゾリスの兄弟。生後2-3ヶ月くらいかな。この頃はまだ一緒の巣穴で生活しているが餌の取り合いなど意外に激しい。
基本は単独行動。SNSで見られる。”森で見た仲良しの子リスの兄弟は仲良く餌を分け合って”などのテキストは完全に擬人化した嘘である。
私のように一定期間毎日観察していたら生存競争の一環で一緒にいるだけと直ぐに分かるはずだ。
SNSでそのようなポストをしている方は、実はあまり観察に来ない。しかも森ではなく街の中にある公園での出来事だ。本気の山の中では発見するのさえ難しい。見てもすぐに逃げてしまう。

この頃の子リス達はこのように喧嘩をして将来の縄張り争いに備えて
練習している。これは餌を巡って争いが始まった。人間のように本気で殺し合うことは無いが割と激しく戦っている。
SNSのポストで見る。”仲良く遊んでいる”も嘘である。
生存競争の為の訓練で、ここで上下関係をはっきりさせる

これはカラスを警戒している子リス達。カラスにとってエゾリスは天敵だから子リスや子キツネを攻撃する。エゾリスの母親はカラスの卵を食べる。
キタキツネは狩の練習を教えたり、カラスから子キツネ達を守る為にカラスを殺して頭部を切断して子キツネに遊ばせる。
自然界は意外と厳しい。最近SNSでカメラを持って撮影しに来る人が
10倍くらいに増えたが、毎日観察しに来る人はほぼいない。

巣穴から餌場に行くのはかなり危険な場面だ。カラスが上空から狙っている
猛ダッシュで走り去る。我々人間も彼らの天敵である。
多くの人がエゾリスを撮影していると、賢いカラスはそこにエゾリスがいるのが分かる。結果子リスが犠牲になる。
私は常に単独で行動する。彼らには我々人間は危険な存在だからだ

半年以上経つと単独行動になる。エゾリス。
なぜ早く別れるのか * 食べ物の競争を避けるため * 捕食リスクを下げるため(群れると目立つ) * 成熟が早く、すぐに独立できるが理由だ。主に冬前は
沢山食べて脂肪を付けるために食べるのに忙しい。兄弟と一緒にいると
餌が半分になる。よく見る光景でエゾリスが追いかけこしているが
あれはテリトリーに入ってきた他のエゾリスを追い出す為だ
SNSのポストに騙されてはいけない。彼らの死亡リスクに繋がる

冬の早朝の公園。気温はマイナス5℃くらい。一瞬なら良いが
エゾリスの撮影は待機時間も長いので防寒をしっかりする必要がある。
よくカメラが壊れないかと尋ねられるが、きちんとした装備をしていない
人間の方が寒くて帰るのでカメラより先に人間がやられる
カメラは意外にタフだ。雪山での機材で一番壊れるのはストロボだ
私は何度もバッテリー式ストロボのコンデンサーを爆発させている。

機材は軽い方が良い。NikonD4 + AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VRは
このような薄暗い条件では大活躍するが、なんせ重たいので野生動物撮影ではSONYを使うようになった。軽い機材は正義だ。カメラバックにもう一台カメラとレンズを入れて数時間歩き回り撮影するので、かなりの筋トレになる。カメラマンの仕事は働きながら筋トレをしている。体幹にはかなり効くね。このクラスのレンズ用の三脚はデカくて重たいしね。

1980年代の設計ながら、現代のデジタル一眼レフで使っても驚くほどの描写力を発揮する通称サンニッパ。今でも持っていてたまにマウントアダプターでSONYで使っている。
圧倒的なキレ(シャープネス): 絞り開放(F2.8)から非常に鋭い描写する。当時のプロが「絞る必要がない」と絶賛した性能は健在で、被写体の質感や細部まで緻密に描き出します。とろけるようなボケ味: 300mmという焦点距離とF2.8の明るさが生むボケは非常に大きく、かつ自然で滑らかです。被写体が背景から浮き上がるような、立体感のある写真が撮れます。色の再現性: ヌケが良く、コントラストの高いパキッとした発色をします。逆光には現代のナノクリスタルコートほど強くはありませんが、フードをしっかり使えば十分に実用的。重たいので三脚は必要だ。
今年はSONYのサンニッパ買いたいね。

少し暖かくなるとこのような川が現れる。危険なのでエゾリスは水を飲みに来ない。エゾリスは冬眠しないが毛の色は白くはならない。
たまにアビルノのエゾリスが出るが問題になっているので、私はその現場には行かない。場所を特定されるので伏せておく。
通常のエゾリスは保護色ではないので敢えて危険な行動をしないのだろう。
まだ見たことがないからそうなのだと思う。冬の間は雪を食べて水分をとっている。

軽くてシャープで良く写るこのレンズ。マイクロフォーサーズ用大三元望遠ズーム。換算80-300mm相当をカバーし、高速AF、インナーズーム、防塵防滴(IP53相当)だ。組み込み式のフードが壊れやすいのとマイクロフォーサーズ自体仕事では不要になったので売却した。

ボケは少しうるさいと評価されるが、私のように機材を持って山を上り下りしている人間からは神レンズだ。軽さは武器だ。機材は適材適所。山を登って撮影する方にはお勧めのレンズです。
機材の描写に神経質な方はCANONやNIKONの巨大な大砲をお勧めします。
ただし三脚と強靭な足腰と筋トレは欠かせません
600mmf4と70-200mmf2.8や24-70mmf 2.8カメラ2台ストロボを持って一日スポーツや音楽イベントを撮れてた30代まで。あまりにも過酷なのでカメラ機材は小さく軽いのが身体を壊さない。

身体能力が半端ないエゾリスはとにかくずっと食べている。突然血糖値が上がり、電池が切れた人形のように固まっている。エゾリスの撮影は音を頼りに探す。目で追っていたらあっという間にいなくなる。

まだ硬いクルミなどを食べれない子リスはタンポポなど柔らかい植物や昆虫の卵を食べている。木を探して餌がありそうな場所で待っているだけ。
歩き回ると音に敏感なエゾリスは出てこない。
